トースターで作る簡単アップルパイ!サクサク食感の作り方とおすすめレシピ5選

トースター

オーブンなんていらないんです。トースターさえあれば、あのサクサクのアップルパイが驚くほど簡単に作れます。

しかも、オーブンを予熱する待ち時間ゼロ。思い立ったら30分もあれば、焼きたてアツアツが口に入る。これ、忙しい日のおやつにも、急な来客にも、めちゃくちゃ重宝するんですよね。

「でもトースターでアップルパイって、焦げたりしないの?」

大丈夫です。ちょっとしたコツさえつかめば、オーブンで焼いたのと変わらない、いやむしろ表面パリッと中はトロッと、トースターならではの絶妙な焼き上がりになります。

というわけで今回は、私が何度も試作してたどり着いた、トースターで失敗しないアップルパイの作り方と、飽きずに楽しめるレシピバリエーションをたっぷりご紹介しますね。

トースターでアップルパイを作るときの「3つの落とし穴」

まず最初に、多くの人がつまずくポイントを先にお伝えしておきます。ここさえ押さえれば、失敗することはまずありません。

落とし穴1:表面だけ焦げて中は生焼け

トースターの熱源は基本的に上部だけ。だからパイの上が焦げやすい一方、下は火が通りにくいんです。特に分厚いアップルパイだと、中まで火が通る前に表面が真っ黒…なんてことも。

落とし穴2:りんごから出る水分でビチャビチャ

焼いているうちにりんごが水分を出して、せっかくのパイ生地がべちゃっとしてしまう。サクサク食感を期待していたのに、これじゃあ台無しですよね。

落とし穴3:せっかく作ったのに網にくっつく

アルミホイルを敷いても、パイ生地がべったりくっついて剥がすときにボロボロ。テンションだだ下がりです。

この3つ、全部対策があります。しかもどれも、今すぐできる簡単なことばかり。これから順番に解説していきますね。

焦げない&生焼けしない完璧な焼き方のコツ

アルミホイルは「かぶせる」が正解

これ、知ってるようで知らない人が多いんですけど、トースターでパイを焼くときのアルミホイルは「敷く」ものじゃなくて「かぶせる」ものなんです。

やり方はシンプル。パイをトースターに入れたら、上からふんわりアルミホイルをかぶせます。これでヒーターの直火が当たらなくなるので、焦げる心配が一気になくなります。

焼き時間の目安は、まずアルミホイルをかぶせた状態で8〜10分。それからアルミホイルを外して、さらに2〜3分焼いて表面に焼き色をつける。この2段階焼きがサクサク食感の秘訣です。

トースター内の「置き場所」で仕上がりが変わる

これ、意外と見落とされがちなんですけど、パイをトースターのどの位置に置くかで焼け具合が全然違います。

おすすめは「下段」。ヒーターから離せば離すほど、じっくり火が通るので生焼け防止になります。2段式のトースターなら迷わず下段へ。ポップアップ式のトースターで高さ調節ができない場合は、パイ自体を薄めに作るとうまくいきます。

あと、焼いている途中で一度、前後の向きをクルッと回してあげると、さらに焼きムラがなくなりますよ。

りんごフィリングの汁漏れを防ぐテクニック

パイシートのフチは1.5センチあける

りんごのフィリングをパイシートに乗せるとき、端っこギリギリまで乗せていませんか?これ、焼いているうちにグツグツした汁が端から流れ出る原因なんです。

フチから1.5センチは必ず何も乗せないスペースを作ってください。これだけで、汁漏れの8割は防げます。

パン粉が「吸水クッション」になる

さらにもう一手間かけるなら、パイシートの上に薄くパン粉を散らしてからりんごを乗せてみてください。パン粉がりんごの余分な水分を吸ってくれるので、パイ生地がべちゃつかず、底までサクサクに仕上がります。

ビスケットを細かく砕いたものでもOK。むしろこっちのほうが風味がプラスされておすすめです。

レンジで先にりんごに火を通す

生のりんごをそのまま包んで焼くと、どうしても水分が出てしまいます。そこでおすすめなのが、先に電子レンジで加熱しておく方法。

耐熱ボウルに薄切りのりんご、砂糖、バターを入れてラップをし、600Wで2〜3分。粗熱を取ってからパイシートに包めば、焼き時間の短縮にもなるし、水分も飛んで一石二鳥です。

ちなみに、りんごの品種は「紅玉」が定番ですが、手に入らなければジョナゴールドや「ふじ」で十分。加熱しても形が崩れにくく、甘みもしっかりしているので、トースターで作るアップルパイにぴったりです。

トースターでも失敗しないパイシートの選び方

冷凍パイシートはスーパーで手軽に買えますが、トースターで使うならサイズ感が大事。

通常サイズのパイシートはトースターのトレーからはみ出してしまうことも。そんなときは、一口サイズのミニパイシートが断然使いやすいです。

具体的には、ニップン オーマイ 小さなパイシートが11×11センチとトースターにぴったり収まるサイズ感。解凍時間も短くて済むので、思い立ったらすぐに作り始められます。

パイシートは半解凍がベスト

よくある失敗が「完全に解凍しちゃってベタベタになった」。冷凍パイシートは、触ると少ししなって曲がるくらいの「半解凍」がベストな状態です。

カチカチすぎると折るときに割れるし、解凍しすぎると作業中にくっついてイライラの元。夏場なら冷蔵庫から出して5分、冬場なら10〜15分くらいが目安です。

くっつき防止と後片付けの時短ワザ

シリコントレーがあれば最強

アルミホイルよりも、100均で買える「繰り返し使えるオーブンシート」やシリコン製のミニパイ皿がめちゃくちゃ便利です。パイがまったくくっつかないし、洗って何度も使えるから経済的。

ダイソーやセリアで100円〜200円で手に入ります。これひとつあるだけで、トースター調理のストレスが格段に減りますよ。

くっつかないアルミホイルもアリ

シリコントレーがない場合は、「くっつかないアルミホイル」を使うのがおすすめ。普通のアルミホイルに比べて表面加工がされているので、パイ生地が剥がれやすくなっています。

りんごフィリングの黄金比とアレンジ

基本の甘さはこれで決まる

りんご1個(約200g)に対して、砂糖は大さじ1。これが私の中での黄金比です。市販のフィリングってやたら甘くないですか?自分で作れば甘さを調整できるのが最大のメリット。

そこにバター5g、レモン汁小さじ1、シナモンをお好みで。シナモンなしでも美味しいですし、代わりにカルダモンをほんの少し入れると、グッと大人の味になります。

甘くない「おかずアップルパイ」のすすめ

これ、一度試してほしいんですけど、りんごにブルーチーズとはちみつを合わせると、ワインに合う大人のおつまみになるんです。

甘いのが苦手な家族がいるなら、生ハムとカマンベールチーズをりんごと一緒にパイシートで包んで焼く「惣菜アップルパイ」がおすすめ。朝ごはんにもなります。

絶対作りたいトースターで作る簡単アップルパイレシピ5選

1. 定番!くるくる巻くだけシナモンアップルパイ

最初に作るならこれ。パイシートを細長く切ったりんごと一緒にくるくる巻いて焼くだけ。包む手間すらないので、不器用さんでも5分で準備できます。

作り方は、半解凍したパイシートの上に、砂糖とシナモンをまぶしたりんごの薄切りを並べ、端からくるくる巻く。それをトースターの下段に置いて、アルミホイルをかぶせて10分、ホイルを外して3分焼くだけ。

外はサクサク、中はトロトロで、見た目もかわいいし、何より洗い物がほとんど出ないのが嬉しい。

2. 冷凍のまま!ポリ袋で作るたためるパイ

解凍すら待てない。そんなときは、凍ったままのパイシートをポリ袋に入れて、めん棒で軽く叩いて薄く伸ばします。そこにりんごフィリングを乗せて二つ折りに。

フォークの背でフチをギュッと押さえて閉じたら、そのままトースターへ。冷凍だった分、焼き時間はアルミホイルありで12分、ホイルなしで3分と少し長めに。

冷凍→焼成の温度差が、生地をより一層サクサクに仕上げてくれます。

3. 材料3つ!りんごのせオープンパイ

パイを包むのが面倒なあなたに。パイシートをそのままトレーに置き、上にりんごを並べるだけのオープンスタイル。

このとき、りんごは必ず薄切りに。厚いと火が通らないので、2〜3ミリが目安です。上からグラニュー糖をパラパラかけて焼くと、表面がキャラメリゼされて香ばしさアップ。

見た目もおしゃれなので、急な来客のお茶請けにもってこいです。

4. ブルーチーズ&はちみつの大人アップルパイ

りんごの薄切りに、細かくちぎったブルーチーズを散らし、はちみつを少したらしてからパイシートで包みます。

焼いているうちにチーズがトロッと溶けて、りんごの甘酸っぱさと絶妙に絡み合う。焼き上がりに粗びき黒胡椒をガリッとひとふりすると、もう立派なワインのお供です。

5. アップルカスタードパイ

りんごフィリングの下に、市販のカスタードクリームを薄く塗ってから包むだけ。クリームがクッションになって、これまたパイシートのベチャつき防止になります。

カスタードは手作りしなくても、牛乳と卵でつくるカスタードクリームの素みたいな粉末タイプを常備しておくと、思い立ったときにすぐ使えて便利です。

トースターで作るアップルパイ、よくある質問

Q. 余ったパイシートはどう保存する?

解凍したパイシートの再冷凍は避けたほうが無難です。どうしても余ったら、細く切ってグラニュー糖をまぶし、トースターで焼いてパイスティックに。これがまた美味しい。

Q. 何ワットのトースターがベスト?

一般的な1000W前後のトースターで大丈夫です。出力が高い機種だと焦げやすいので、アルミホイルをかぶせる時間を長めに、焼き色をつける時間を短めに調整してください。

Q. 電子レンジのオーブン機能でもいい?

もちろんいいです。ただ、予熱に時間がかかるので、手軽さでいえばトースターの圧勝。サクッと作りたいときはトースター、しっかり焼きたいときはオーブンと使い分けるのがおすすめです。


トースターで作るアップルパイは、一度コツをつかめば、もうわざわざオーブンを出すのが面倒になるくらい手軽で美味しい。

焦げそうになったらアルミホイルをかぶせる。汁漏れが心配ならパン粉を敷く。くっつくのが嫌ならシリコントレーを使う。たったこれだけで、失敗知らずです。

今日紹介したりんごの品種やトースターの置き場所の工夫、それにシリコントレーやミニパイシートといった便利アイテムは、すべて100均やスーパーで揃うものばかり。今すぐにでも始められます。

まずは「くるくる巻くだけシナモンアップルパイ」あたりから、ぜひ試してみてくださいね。焼きたてのサクサク食感、きっとやみつきになりますよ。

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