朝の忙しい時間、もう一品ほしいなってとき。夜食にちょっと小腹が空いたなってとき。コンロでお湯を沸かすのさえ面倒に感じること、ありますよね。
そんなとき、いつもコーヒーを淹れるのに使っている電気ケトルの出番です。実はあのケトル、ゆで卵がめちゃくちゃ簡単に作れちゃうんです。
「え、ケトルでゆで卵?」と思ったあなた。大丈夫、ちゃんとできます。しかもめんどくさがりな僕たちにぴったりなくらい手軽に。
この記事では、実際に僕が何度も試してたどり着いた、失敗しない方法を余すところなくお伝えしますね。
電気ケトルでゆで卵を作る前に知っておきたいこと
まず最初に、ちょっとだけ真面目な話をさせてください。
電気ケトルって本来、お湯を沸かすための家電です。取扱説明書には「お湯を沸かす以外の目的で使用しないでください」って書いてあることがほとんど。つまり、ゆで卵作りはあくまでメーカーの想定外の使い方なんです。
だからこそ、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
まず、ケトルの素材と形状。内部がフッ素加工されているものや、注ぎ口が極端に細いものは避けたほうが無難です。卵の出し入れで傷つけちゃう可能性があるので。
それから、空焚き防止機能がついているケトルだと、ゆで卵を作っている途中で電源が切れてしまうことがあります。これは温度センサーが「もう沸騰した」と勘違いしちゃうから。そうなったら、しばらく冷ましてから再度スイッチを入れてみてください。
あ、あと大事なこと。卵は必ず冷蔵庫から出して常温に戻してから使いましょう。冷たいまま熱湯に入れると、殻が割れる原因になります。急激な温度変化って卵にとっては結構なストレスなんです。
電気ケトルで作るゆで卵の作り方・基本手順
それでは、実際の手順を説明していきますね。めちゃくちゃシンプルなので、一度覚えたらもうコンロいらずになるかも。
用意するもの
- 電気ケトル
- 卵(常温に戻したもの)
- 水
- 菜箸やトング(卵を取り出す用)
手順
- ケトルに卵をそっと入れます。このとき、卵が完全に浸かる量の水を注いでください。水量はケトルの最低ライン以上、最大ライン以下を必ず守って。
- フタを閉めてスイッチオン。ここからはケトルにお任せです。沸騰して自動でスイッチが切れるまで待ちます。
- スイッチが切れたら、ここが勝負どころ。すぐに卵を取り出したくなりますが、そのままケトルの中で保温状態にして放置します。この放置時間で固さが決まるんです。
- 目安時間が経ったら、菜箸やトングで卵を取り出して冷水にとります。急冷することで殻が剥きやすくなるし、余熱で固くなりすぎるのも防げます。
放置時間の目安はこんな感じ。
- とろとろ半熟:5~6分
- しっとり半熟:8~9分
- 固ゆで:12~13分
ただし!これはあくまで目安です。ケトルの保温力や卵のサイズによって変わるので、最初は「これだ!」っていう時間を探ってみてくださいね。僕はMサイズの卵で8分がベストでした。
失敗しないためのコツとよくあるトラブル対処法
さて、ここからが本音の本音。僕が実際にやらかした失敗と、その対策を共有します。
卵が割れるのを防ぐには
「プチッ」という音とともに白身がニュルッと出てきたときの絶望感。ありますよね。
これを防ぐには、まず常温に戻すのが鉄則。それでも不安なら、卵のお尻(丸いほう)に画鋲や専用のピンで小さな穴を開けておくと、気室の空気が抜けて割れにくくなります。
あと、ケトルの底に卵を置くときは、そーっと。勢いよく入れると底に当たった衝撃でヒビが入っちゃいます。
再加熱するときの注意点
「あ、まだ半熟すぎた」と思って再加熱するときは要注意。一度取り出した卵をまた熱湯に入れると、内部の水分が急膨張して爆発することがあります。本当に危ないので、必ず常温に戻してから再度チャレンジしてください。
ケトルの底に焦げ付きができたら
水道水のミネラル分が固まって、白い斑点ができることってありますよね。これが卵を茹でたあとは特に目立つことも。
そんなときは、クエン酸かお酢を水に溶かして沸騰させればすっきり落ちます。重曹でもOK。定期的にお手入れすれば、いつまでもきれいに使えますよ。
ゆで卵後のケトル、ニオイ問題を解決する方法
「ゆで卵を作ったあと、ケトルで沸かしたお湯がなんか卵くさい…」
これ、結構あるあるなんです。特にフタの裏側にニオイが残りやすい。
対策としては、まず使い終わったらすぐに水ですすいで、フタを開けたまましっかり乾燥させること。においが気になるときは、水とレモン汁を入れて沸騰させるとかなり改善します。重曹水を沸かすのも効果的ですよ。
あ、あと個人的には、卵専用のケトルを決めてしまうのもアリかなと思います。安い電気ケトルをサブで持っておくと、ニオイを気にせずガンガン使えます。
電気ケトルでのゆで卵作り、こんな人におすすめです
正直なところ、ゆで卵って鍋で作ってもいいんです。でも、電気ケトルには電気ケトルならではのメリットがあります。
- 少ない水で済むから沸騰が早い
- 夏場はキッチンが暑くなりにくい
- タイマーいらずで自動停止してくれる
- 一人暮らしの少量調理にちょうどいい
逆に、大家族で一度にたくさん作りたい人には不向きかも。あくまで1~2個を手軽に作りたい人向けの方法です。
電気ケトルで作る簡単ゆで卵の作り方、まとめ
いかがでしたか? 電気ケトルでのゆで卵作り、思ったより簡単じゃないですか?
最後にポイントをおさらいしますね。
- 卵は常温に戻してから使う
- 水は卵が完全に浸かる量を入れる
- 沸騰後はケトルの中で放置して余熱調理
- 放置時間で固さを調整する
- 取り出したらすぐ冷水で冷やす
- 使用後はケトルをしっかり洗って乾燥させる
コンロを使わずに、しかもほったらかしでゆで卵ができる。これって知ってしまうと、もう戻れない便利さです。ぜひ一度、あなたのケトルで試してみてくださいね。
コーヒーを淹れるついでに、もうひとつ。そんな朝のルーティンが当たり前になったら、ちょっと嬉しくなりませんか?

コメント