サーキュレーターを使っていると、気になるのがホコリの詰まり。せっかく空気を循環させるために使っているのに、羽根やガードにホコリが溜まっていると、風が汚れてしまっている気がしますよね。
でも、「分解しなきゃいけないのは分かっているけど、難しそうでなかなか手を出せない」という声をよく聞きます。
そこで今回は、山善のサーキュレーターを分解して掃除する方法を詳しく解説します。じつは山善には「洗えるサーキュレーター」というシリーズがあって、工具を使わずにパーツを外して水洗いできるんです。この記事を読めば、あなたのサーキュレーターが分解できるモデルかどうかの見分け方と、実際の分解手順がしっかり分かりますよ。
山善サーキュレーターは分解できる?できない?
結論から言うと、山善のサーキュレーターには「分解できるモデル」と「分解できないモデル」があります。すべての製品が同じ構造というわけではないので、まずは自分の持っているモデルがどちらに該当するかを確認することが大切です。
分解できる「洗えるサーキュレーター」シリーズ
山善が公式に「洗えるサーキュレーター」として販売しているシリーズは、工具不要で分解・水洗いが可能です。このシリーズは2025年頃から販売が始まった比較的新しいモデルで、掃除のしやすさを重視した設計になっています。
代表的なモデルとしては、YAS-CFKW15(W)やYAS-AFKW15(WH)などがあります。これらの製品は公式サイトでも「工具いらずで分解でき、ガードや羽根を水洗いできる」と案内されています。
また、2026年4月に発売されたRCRP-BZX0151-BというUSB充電式のモデルも、同じく分解してお手入れできるタイプです。
分解できない旧モデルもある
一方で、山善のサーキュレーターには分解が難しい旧モデルも存在します。例えばAAS-W15(W)は、前面のガードは外せるものの、背面のガードとプロペラ部分は取り外せない構造になっています。
このモデルについては、ユーザーから「掃除がめちゃくちゃ面倒」「ファンの背面が掃除できない」という声が寄せられていました。もし今お使いのサーキュレーターがこのタイプなら、分解掃除は事実上あきらめたほうがいいかもしれません。
自分のモデルがどちらか分からないときは、製品の箱や説明書に「洗える」や「工具不要」といった表記がないかチェックしてみてください。 公式サイトで型番を調べるのも確実な方法です。
山善サーキュレーターを分解する前に確認しておくこと
分解を始める前に、いくつか確認しておきたいポイントがあります。これらを守らないと、思わぬトラブルにつながることがあるので、ぜひ覚えておいてください。
電源プラグを必ず抜く
当たり前のことですが、分解作業に入る前に必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。サーキュレーターはモーターが内部にある家電です。うっかり電源が入った状態で羽根に触れると、大けがをする可能性があります。
分解前に説明書を確認する
製品に付属している取扱説明書には、分解やお手入れの方法が記載されていることが多いです。特に「洗えるサーキュレーター」シリーズの場合、分解手順がイラスト付きで説明されているので、一度目を通してから作業を始めることをおすすめします。
作業スペースを確保する
分解すると、前面ガード、羽根、背面ガード、ナットなど、いくつかのパーツが出てきます。これらを紛失しないように、広めのテーブルや床に新聞紙などを敷いてから作業を始めましょう。特に小さなナット類は転がりやすいので注意が必要です。
山善「洗えるサーキュレーター」の分解手順
それでは、実際に山善の「洗えるサーキュレーター」を分解する手順を説明します。ここでは代表的なモデルであるYAS-CFKW15シリーズを例に解説しますが、他の「洗える」シリーズも基本的な構造は同じです。
STEP1:前面ガードを外す
まずはサーキュレーターの前面にあるガード(風が出てくる面のカバー)を外します。
「洗えるサーキュレーター」シリーズは、前面ガードが工具不要で取り外せるように設計されています。ガードの下部あたりにロック機構があるので、それを手で回すか、引っ張るかして外してください。
力を入れすぎると破損する恐れがあるので、無理に引っ張らず、スムーズに外せる方向を探りながら作業するのがコツです。
STEP2:羽根を固定しているナットを外す
前面ガードが外れたら、次は羽根を固定しているナット(スピンナー)を外します。
このナットは通常のネジとは逆方向に回して外すことが多いので注意してください。右回しで締まるのが一般的なネジですが、サーキュレーターの羽根を固定するナットは、回転中に緩まないように左ネジ(逆ネジ)になっていることがあります。
外すときは反時計回り(左回し)を試してみてください。 もし硬くて回らない場合は、無理に力を入れずに、もう一度回す方向を確認してみましょう。
STEP3:羽根と背面ガードを外す
ナットが外れたら、羽根を手前に引き抜きます。次に背面ガード(本体側についてるガード)も、同様に手前に引いて外します。
背面ガードはツメやロックで固定されていることが多いので、少し回しながら引っ張ると外れやすいです。これで分解は完了です。前面ガード、羽根、背面ガードの3つのパーツが取り外せました。
分解したパーツの正しい洗い方・乾かし方
分解できたら、いよいよ掃除です。せっかく外したパーツをきれいにして、また組み立てましょう。
水洗いできるパーツとできないパーツ
山善の「洗えるサーキュレーター」シリーズでは、取り外した前面ガード、羽根、背面ガードは水洗い可能です。ぬるま湯に中性洗剤を溶かして、やわらかいスポンジで優しく洗ってください。
ただし、本体とリモコンは絶対に水洗いしないでください。内部に水が入ると故障の原因になります。本体は固く絞った布で拭く程度にしておきましょう。
洗うときの注意点
- ゴシゴシこすりすぎない(表面に傷がつくことがあります)
- 羽根は特に薄くて割れやすいので、優しく扱う
- 洗剤は必ず中性洗剤を使う(酸性やアルカリ性の洗剤は素材を痛めることがあります)
- 完全に乾かしてから組み立てる
乾燥はしっかりと
これが一番大事なポイントです。洗ったパーツは完全に乾燥させてから組み立ててください。 水分が残ったまま組み立てると、モーター内部に水が入ったり、カビの原因になったりします。
乾燥は直射日光を避けた風通しの良い場所で、1日以上かけてしっかり行いましょう。特に羽根の付け根やガードの細かい部分は水分が残りやすいので、タオルで軽く拭き取ってから乾燥させるのがおすすめです。
組み立ては分解の逆の手順で
完全に乾いたら、分解の逆の手順で組み立てていきます。
- 背面ガードを取り付ける
- 羽根を取り付ける
- ナットをしっかり締める(ここで逆ネジを忘れずに)
- 前面ガードを取り付ける
ナットは「手で回して最後まで締まる」くらいの力で大丈夫です。工具を使う必要はありません。ただし、ゆるいと運転中に羽根が外れる危険があるので、指でしっかり締めておいてください。
分解しないで掃除する方法はある?
「分解するのはちょっと怖い」という方のために、分解せずに掃除する方法も紹介しておきます。
エアダスターや掃除機を使う
前面ガードの隙間から、エアダスター(圧縮空気のスプレー)を吹きかけてホコリを飛ばす方法があります。掃除機のブラシノズルを使って表面のホコリを吸い取るのも効果的です。
ただし、この方法では奥の羽根やモーター周辺までしっかり掃除するのは難しいです。あくまで「分解するまでの間の応急処置」と考えてください。
細いブラシを使う
前面ガードの隙間から、細いブラシや歯ブラシを差し込んでホコリをかき出す方法もあります。市販の「扇風機クリーナー」という専用のブラシも売られているので、そういったアイテムを活用するのも手です。
掃除の頻度はどのくらいが目安?
山善の公式が定めた明確な頻度はありませんが、一般的な目安としては1ヶ月に1度程度の掃除がおすすめです。
特に以下のような場合は、もっと頻繁に掃除したほうがよいでしょう。
- ペットを飼っている(毛が飛びやすい)
- 窓をよく開ける(ホコリが入りやすい)
- 喫煙する
- 空気の汚れが気になる
- エアコンと併用している(エアコンのフィルター同様にホコリを吸いやすい)
「風が弱くなった気がする」「回転音がうるさくなった」と感じたら、それが掃除のサインです。ホコリが溜まると風量が落ちるだけでなく、モーターに負荷がかかって故障の原因にもなります。
よくある質問
Q. すべての山善サーキュレーターが分解できますか?
いいえ、分解できるのは「洗えるサーキュレーター」シリーズと呼ばれる一部のモデルだけです。旧モデルや特定の廉価版は分解できない構造になっています。購入時に「工具不要」「洗える」といった表記があるかどうかで判断しましょう。
Q. 分解には工具が必要ですか?
いいえ、「洗えるサーキュレーター」シリーズは工具不要で手で外せるように設計されています。ドライバーやレンチは一切使いません。
Q. 分解したパーツは水洗いできますか?
前面ガード、羽根、背面ガードは水洗い可能です。しかし本体とリモコンは水洗いできません。必ずパーツだけを洗って、完全に乾かしてから組み立ててください。
Q. 洗った後に異音がするんですが?
完全に乾いていないか、ナットの締め付けがゆるい可能性があります。もう一度分解して、パーツがしっかり乾いているか確認し、ナットを指でしっかり締め直してみてください。それでも異音が続く場合は、内部に水が入った可能性もあるので、メーカーサポートに相談することをおすすめします。
Q. 掃除のときに分解しないとダメですか?
分解しなくてもエアダスターやブラシである程度の掃除はできます。しかし、羽根の裏側やモーター周辺は分解しないと綺麗になりません。風の質を保ち、製品を長持ちさせるためには、定期的な分解掃除が理想的です。
まとめ:定期的な分解掃除でサーキュレーターを長持ちさせよう
山善の「洗えるサーキュレーター」シリーズは、工具不要で分解できるように設計されているので、掃除のハードルがぐっと下がります。
- 電源プラグを抜いてから作業を始める
- パーツは水洗いできるが、完全に乾かしてから組み立てる
- 本体とリモコンは絶対に水洗いしない
- 掃除の目安は1ヶ月に1度
もし今お使いのサーキュレーターが分解できない旧モデルだった場合でも、慌てる必要はありません。掃除のしやすさを重視するなら、買い替えを検討するタイミングかもしれません。
山善の「洗えるサーキュレーター」シリーズなら、面倒な掃除の手間がぐっと減らせます。清潔な風で快適な空間を作るために、ぜひ定期的なお手入れを取り入れてみてください。正しい分解方法を知っていれば、サーキュレーターの掃除は思ったよりずっと簡単ですよ。

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