オーブントースターで作る簡単スコーンのレシピ|基本の作り方とサクサクに仕上げるコツ

トースター

オーブントースターで本格スコーンは作れるの?

「スコーンが食べたいけど、オーブンを持っていない……」
「オーブントースターでも、あのサクサクとした食感のスコーンって焼けるの?」

そんなふうに思ったことはありませんか?

結論から言うと、オーブントースターでも十分に美味しいスコーンは作れます。オーブンと比べるとコンパクトな熱源だからこそ、逆に時短で手軽に焼けるというメリットもあるんです。

この記事では、オーブントースターを使ってスコーンを焼くときの基本の作り方と、サクサクに仕上げるためのコツを紹介します。レシピはプロの監修や料理研究家の方が公開している情報をもとにしているので、初心者の方でも安心して試せる内容です。

これからお菓子作りを始めたい人も、オーブントースターしかないけれどスコーンに挑戦したい人も、ぜひ参考にしてください。

スコーンをオーブントースターで焼くときの基本のコツ

オーブントースターでスコーンを上手に焼くには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。まずは基本のコツから見ていきましょう。

バターは冷たいまま使うのが鉄則

スコーンをサクサクに仕上げるためには、バターを冷たい状態で使うことが何よりも大切です。

バターが室温に戻って柔らかくなっていると、小麦粉にバターが均一に混ざりすぎてしまい、層ができにくくなります。冷たいバターを小麦粉に切り込むように混ぜることで、バターの塊が生地の中に残り、焼いたときにその部分が溶けて空洞が生まれます。この空洞がサクサクとした食感の正体です。

バターは使う直前まで冷蔵庫に入れておき、包丁で小さく切ってから粉類に加えると扱いやすくなります。

生地は絶対にこねない

もう一つ、絶対に守ってほしいルールがあります。それは「生地をこねない」ことです。

スコーンの生地は、粉類とバターを混ぜたら、牛乳やバターミルクを加えてゴムベラでさっくりとまとめるだけ。手でこね始めるとグルテンが発生してしまい、固くてパサパサしたスコーンになってしまいます。

「まとまらないな」と感じても、ある程度ひとまとまりになればOKです。手で押し広げて折りたたむ作業を数回繰り返す程度にとどめましょう。

オーブントースターは予熱を忘れずに

オーブントースターで焼くときは、必ず予熱をしてから生地を入れましょう。

予熱なしで焼き始めると、温度がゆっくり上がるため生地がダレやすく、ふくらみが悪くなります。トースターの機種によって予熱時間は異なりますが、3〜5分程度で十分な場合が多いです。

焼き時間の目安としては、200℃前後で12〜15分が基本になります。ただし、機種によってクセがあるので、焼き色を見ながら調整するのが確実です。

オーブントースターにおすすめのスコーンレシピ3選

ここからは、実際にオーブントースターで焼けるスコーンのレシピを3つ紹介します。
どれも実際に公開されているレシピをもとにしているので、作りやすいものを選んで試してみてください。

1. プロ直伝の基本プレーンスコーン

まず紹介するのは、お菓子教室主宰者の方が監修した、本格的なプレーンスコーンのレシピです。

材料(6個分程度)

  • 薄力粉:300g
  • バター(冷たいもの):100g
  • 牛乳:100g程度
  • 酢:小さじ1
  • ベーキングパウダー:大さじ1と小さじ1/2
  • 重曹:小さじ1/4
  • 塩:ひとつまみ
  • グラニュー糖:大さじ1と1/2

作り方のポイントは、牛乳に酢を加えて「バターミルク」を作ることです。これにより、重曹と反応してよりふわっとした仕上がりになります。

バターは冷たいまま粉類に加え、指先で粉状にすり混ぜます。そこへバターミルクを加え、ゴムベラでさっくりと合わせます。まとまったらラップに包んで冷蔵庫で30分ほど休ませてから成形しましょう。

オーブントースターは200℃に予熱し、12〜15分ほど焼きます。表面に焼き色がつき、ふくらみが出ていればOKです。

このレシピは材料がやや多めですが、その分仕上がりは本格的。初めてでも挑戦しやすい内容になっています。

2. 電子レンジ併用で時短スコーン

続いては、クックパッドニュースでも紹介されていた、電子レンジとオーブントースターを併用する時短レシピです。

材料(6個分程度)

  • 薄力粉:100g
  • バター(冷たいもの):30g
  • 牛乳:約40ml
  • ベーキングパウダー:小さじ1
  • 砂糖:大さじ1
  • 塩:ひとつまみ

このレシピの特徴は、成形した生地を電子レンジで先に加熱してからオーブントースターで焼き色をつける点にあります。

まずは通常通りに生地を作り成形します。できた生地を電子レンジ(600W)で30秒〜1分ほど加熱し、生地がふんわりと膨らんできたら、そこからオーブントースターで焼き色をつけます。

こうすることで、短時間で中まで火が通り、外側だけをカリッと仕上げることができます。時間がない朝や、急にスコーンが食べたくなったときにおすすめの方法です。

ただし、冷めると硬くなりやすいという特徴もあるので、焼き立てを食べるのがベスト。食べる分だけ焼くようにしましょう。

3. ホットケーキミックスで作る簡単ひとくちスコーン

「本格的な材料を揃えるのが面倒」「もっと手軽に作りたい」という人には、ホットケーキミックスを使ったレシピがおすすめです。

材料(ひとくちサイズ 約12個分)

  • ホットケーキミックス:150g
  • バター(冷たいもの):50g
  • 牛乳:50cc程度

作り方は驚くほど簡単です。ボウルにホットケーキミックスを入れ、冷たいバターを加えて指先で粉状にします。そこに牛乳を加えてひとまとめにしたら、ひとくちサイズに成形してオーブントースターで焼くだけ。

焼き時間の目安は、200℃で3〜4分ほど焼いたあとにアルミホイルをかぶせてさらに10分ほど。焦げやすいので途中で様子を確認しながら焼いてください。

材料が少なく、こねる必要もほとんどないので、お子さんと一緒に作るのにもぴったりです。

オーブントースターで焼くときの注意点

焦げやすいので目を離さない

オーブントースターは熱源が近いため、オーブンよりも焦げるスピードが速いです。レシピの焼き時間はあくまで目安として捉え、焼き色を見ながら調整してください。

「○分焼けばOK」と決めつけず、途中で扉を開けて様子をチェックするのがポイントです。焼き色がつきすぎそうな場合は、アルミホイルをかぶせて熱が直接当たるのを防ぎましょう。

発火やトラブルを防ぐために

オーブントースターを使うときは、クッキングシートがヒーターに接触しないように注意してください。発火の原因になります。

また、バターや生地の脂分がトレーに落ちて焦げ付くことがあるので、焼き終わったらしっかりと掃除をする習慣をつけましょう。

機種によって焼き加減が異なる

オーブントースターは機種によってヒーターの種類や出力が違います。同じ温度設定でも、実際の加熱状態は機種ごとに異なることを理解しておきましょう。

特にコンパクトなトースターは熱がこもりやすいので、レシピの温度よりやや低めに設定するか、焼き時間を短くするなどの調整が必要です。

最初の1回は様子見をしながら焼いて、自分のトースターのクセをつかむのがおすすめです。

よくある疑問を解決

オーブンで焼く場合と何が違うの?

オーブンは庫内全体が均一な温度になるのに対し、オーブントースターは上部ヒーターからの熱がメインです。そのため、オーブントースターのほうが表面の焼き色がつきやすく、底面はやや焼けにくい傾向があります。

これを補うために、途中で上下を返すのもひとつの手です。また、アルミホイルで蓋をすることで、表面の焦げすぎを防ぎながら中まで熱を通せます。

なぜバターは冷たくないといけないの?

先述したように、冷たいバターが溶けるときにできる空洞が、スコーン独特のサクサク食感を生みます。

バターが柔らかいと小麦粉と一体化してしまい、層ができにくくなります。せっかくのスコーンがパサついたり、固くなったりする原因になるので、必ず冷たいバターを使いましょう。

日持ちはどのくらい?

スコーンは焼き立てが一番美味しいお菓子です。どうしても余った場合は、乾燥しないように密閉容器に入れて保存し、2〜3日以内に食べきるようにしましょう。

食べるときは、オーブントースターで軽く温め直すと、外側がカリッと戻ります。電子レンジで温めるとふにゃっとした食感になりやすいので、温め直しにはトースターがおすすめです。

自分に合ったレシピを選んで、オーブントースターでスコーン作りを楽しもう

オーブントースターでスコーンを焼く方法を紹介してきました。

大事なポイントは次の3つです。

  • バターは冷たいまま使う
  • 生地は絶対にこねない
  • 焼き時間は目安にして、様子を見ながら調整する

今回紹介したレシピはどれも、実際にプロや料理研究家が公開している情報をもとにしています。オーブントースターだからといって諦める必要はありません。逆に、手軽に焼けるからこそ、気軽にスコーン作りを楽しめるはずです。

「まずは簡単なものから」という人はホットケーキミックスレシピ、「もう少し本格的に」という人は基本のプレーンスコーンに挑戦してみてください。

焼き立てのスコーンにクロテッドクリームやジャムを添えて、自分だけのティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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