トースターって、パンを焼くだけの道具だと思っていませんか?
「トースター=食パンを焼くための家電」。そう思っている人、結構多いんじゃないでしょうか。
でも実は、オーブントースターってめちゃくちゃ万能なんです。予熱いらずでスイッチオン、短時間でこんがり焼き目がつく。火を使わないから安全だし、洗い物も最小限で済む。忙しい平日の夜や、ちょっとしたおつまみが欲しいときにも大活躍してくれます。
この記事では、トースターを使った簡単レシピを、おかず・おつまみ・スイーツのジャンル別に紹介していきます。「トースターでそんな料理ができるの?」と驚くこと間違いなし。最後まで読めば、あなたのトースターが今日からただの「パン焼き機」から「万能調理器具」に生まれ変わりますよ。
そもそもトースター調理のメリットって?
トースター調理がなぜこんなに便利なのか、簡単に仕組みを理解しておきましょう。
予熱いらずで時短
オーブンと違って、トースターは庫内を温めるための予熱がほぼ不要。スイッチを入れたらすぐに加熱が始まります。忙しい朝や、仕事から帰ってきた後の「すぐに食べたい!」というときにぴったりです。
表面がこんがり香ばしく焼ける
トースターのヒーターは食材の表面を直接焼き上げるのが得意。チーズのとろけ方や、パン粉の焼き色など、見た目も食欲そそる仕上がりになります。
火を使わないから安全&片付け簡単
ガスコンロのように火を使わないので、油はねの心配も少ないです。アルミホイルやクッキングシートの上で調理すれば、庫内も汚れにくく、後片付けが楽ちん。洗い物が少ないのも、毎日使いたくなるポイントですね。
トースターとオーブンの違いはここ
ちなみに、オーブントースターとオーブンは何が違うのか、気になる人もいるでしょう。ヤマダデンキのWEBマガジンによると、トースターは表面を素早く焼くのに適しているのに対し、オーブンは熱風を循環させて食材の内部まで均一に火を通すのに向いています。つまり、「表面をカリッと焼きたい」ならトースター、「中までじっくり火を通したい」ならオーブンという使い分けができるわけです。
【おかず編】トースターで作れるメイン料理レシピ
まずはご飯が進むおかずレシピからご紹介します。どれも材料を切ってトースターに入れるだけの簡単メニューです。
1. 鮭のホイル焼き
魚焼きグリルがなくても、トースターでふっくら鮭が焼けます。
材料(2人分)
- 生鮭(切り身)…2切れ
- しめじやエリンギなどのきのこ類…適量
- バター…10g
- しょうゆ…少々
- アルミホイル…適量
作り方
- アルミホイルを大きめに切り、その上に鮭とほぐしたきのこ類をのせる。
- バターをのせ、しょうゆを少しかける。
- アルミホイルでしっかり包み、トースターで10〜15分焼く(機種により調整)。
プロのコツ
魚を焼くときは、そのまま焼くとニオイが庫内にこもりがち。でもホイルに包んで焼けば、ニオイ移りを防げるうえ、ふっくらと蒸し焼きになって一石二鳥です。ツインバード公式サイトのレシピを参考に、仕上げに一度ホイルを開けて1〜2分焼くと、表面が香ばしくなります。
2. アヒージョ風エビと野菜のオイル焼き
おしゃれなバル料理も、トースターでカンタンに再現できます。
材料(2人分)
- エビ(殻付きでもむき身でも)…6〜8尾
- プチトマト…6個
- にんにく(薄切り)…1片分
- オリーブオイル…大さじ3〜4
- 塩・こしょう…少々
- お好みで唐辛子やハーブ…少々
- 耐熱性の小さな器(ココットなど)…1つ
作り方
- 耐熱皿にエビ、プチトマト、にんにくを入れ、オリーブオイルをひたひたに注ぐ。
- 塩・こしょうで味を調え、唐辛子やハーブをのせる。
- トースターで8〜10分、エビに火が通るまで焼く。
注意点
熱したオイルが跳ねることがあるので、取り出すときはやけどに注意。パンに浸して食べると、これまた絶品です。
3. 油揚げの味噌焼き
おつまみにもなるし、ご飯のおかずにもなる、シンプルながら奥深い一品。
材料(2人分)
- 油揚げ…2枚
- 味噌、みりん、しょうゆ…各適量(混ぜて味噌ダレを作る)
- 白ごま…少々
作り方
- 味噌、みりん、しょうゆを混ぜてタレを作る。
- 油揚げを食べやすい大きさに切り、タレを表面に塗る。
- 白ごまをふり、トースターで3〜5分焼く。焦げないように様子を見ながら。
【おつまみ編】ちょっとしたお酒のお供にぴったり
トースターはおつまみ作りにも最適。パパッと作れるものばかりなので、急なお客さんが来たときにも重宝します。
4. ちくわと大葉のチーズ焼き
「ずぼらめしJP」でも紹介されている、時短おつまみの定番です。
材料(2人分)
- ちくわ…2本
- 大葉…4枚
- スライスチーズ(またはピザ用チーズ)…適量
- マヨネーズ…少々
- 七味唐辛子…お好みで
作り方
- ちくわを縦半分に切り、大葉をのせる。
- マヨネーズを絞り、その上にチーズをのせる。
- トースターで3〜5分、チーズがとろけるまで焼く。仕上げに七味をふってもGood。
5. カマンベールチーズのハチミツ焼き
ワインにもビールにも合う、リッチなおつまみ。
材料(2人分)
- カマンベールチーズ(食べきりサイズ)…1個
- ハチミツ…適量
- くるみやアーモンドなどのナッツ…適量
- バゲットやクラッカー…お好みで
作り方
- カマンベールチーズに包丁で十字に切れ目を入れる。
- ハチミツをかけ、砕いたナッツをのせる。
- アルミホイルに包んでトースターで5〜7分。チーズがとろっと溶けたら完成。
【スイーツ編】食後にさっと作れる甘いおやつ
トースターでスイーツも作れます。お菓子作りが苦手な人でも、これなら気軽にチャレンジできます。
6. バナナのキャラメリゼ
焼きバナナにアイスクリームを添えれば、カフェ風デザートのできあがり。
材料(2人分)
- バナナ…2本
- 砂糖(グラニュー糖がおすすめ)…大さじ1〜2
- バター…10g
作り方
- バナナの皮をむき、半分に切る。
- アルミホイルにバターを塗り、バナナを並べて砂糖をまぶす。
- トースターで5〜8分、表面がカリッとするまで焼く。
トースター料理のちょっとした裏ワザ
せっかくなら、もっと上手にトースターを使いこなしたいですよね。プロのフードスタイリストが教える、失敗しないコツをいくつか紹介します。
焦げ防止にはアルミホイルをくしゃくしゃに
アルミホイルをピンと張って敷くと、食材がくっつきやすいもの。でも、アルミホイルを一度くしゃくしゃに丸めてから広げて敷くと、表面に凹凸ができて食材がくっつきにくくなります。焼き色も均一になりやすいので、ぜひ試してみてください。
加熱時間は「目安」として考える
トースターの機種によって火力は大きく異なります。パナソニックの公式レシピサイトでも、加熱時間はあくまで目安として案内されています。初めて作るレシピは、途中で何度か扉を開けて様子を見ながら調整すると、焦がさずに済みますよ。
魚やニオイの強い食材を焼いた後は
焼き魚やニンニク料理の後は、庫内にニオイが残りがち。焼き終わったらすぐに庫内の掃除をするのがベストですが、時間がないときは水を入れた耐熱皿を入れて2〜3分加熱すると、水蒸気でニオイが和らぎます。
庫内の汚れはこまめに
汚れがこびりつく前に、庫内が冷めてから軽く拭き取る習慣をつけましょう。特に油分の多い料理をした後は、庫内がベタつきやすいので要注意です。
トースター料理に関するよくある疑問
Q. トースターで魚を焼いても大丈夫?ニオイが心配…
大丈夫です。先ほども紹介したように、アルミホイルで包んで焼けばニオイ移りを防げます。ホイルの上に直接のせて焼く場合も、焼き終わったらすぐにホイルを捨て、庫内を拭き取れば問題ありません。
Q. オーブンとトースターは何が違うの?
先述の通り、トースターは表面をパリッと焼くのが得意、オーブンは内部まで均一に加熱するのが得意です。クッキーやケーキのような厚みがある焼き菓子はオーブン、ピザトーストやグラタンのように表面に焼き色をつけたいものはトースターと、使い分けると料理の幅が広がります。
Q. トースターで肉じゃがとか煮物って作れる?
Cookpadなどのレシピサイトには、トースターで作る肉じゃがやアクアパッツァなどのレシピも投稿されています。ただし、これらはトースターの「焼く」機能ではなく、アルミホイルで包んで「蒸し焼き」にする調理法です。できることは可能ですが、トースターはあくまで焼き調理がメインという認識を持っておいたほうが失敗は少ないでしょう。
まとめ|今日からあなたのトースターが変わる
ここまで、オーブントースターを使った簡単レシピを6つ紹介してきました。いかがでしたか?
「トースターってこんなにいろんな料理に使えるんだ!」と驚いた人も多いのではないでしょうか。
ポイントをまとめると、
- 予熱いらずで時短になる
- 表面を香ばしく焼き上げられる
- 火を使わないから安全で片付けも楽
- オーブンとは加熱の仕組みが違うので、得意な料理を使い分ける
トースター調理のコツは、「焼きすぎないこと」と「機種によって加熱時間を調整すること」。これさえ守れば、誰でもおいしい料理が作れます。
今日の夕飯、ちょっとしたおつまみ、週末のおやつ……ぜひあなたもトースター料理を楽しんでみてくださいね。
そして、もしこれを機に「もっと本格的なトースターが欲しい」「今のトースターに不満がある」という方は、新しいオーブントースターの購入を検討してみるのもアリです。火力が安定していたり、庫内が広かったりする機種を選べば、さらに料理の幅が広がりますよ。

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