キッチン家電を新しくしようと考えたとき、「電子レンジは必須だけど、トースターも欲しい…でも両方置くスペースがない」という悩みを持ったことはありませんか?
そんな時に頼りになるのが、電子レンジトースター機能付きの製品です。1台で電子レンジとオーブントースターの両方の役割を果たしてくれるので、キッチンを広く使えるうえに、調理の幅もぐっと広がります。
この記事では、電子レンジトースター機能付きの製品を選ぶときに押さえておきたいポイントと、主要メーカーの特徴をわかりやすく紹介します。
そもそも「電子レンジトースター機能付き」とは?
電子レンジトースター機能付きとは、ひとつの本体に電子レンジ機能とオーブントースター機能を搭載した調理家電のことを指します。
電子レンジ機能でご飯やおかずを温めるのはもちろん、トースター機能で食パンをこんがり焼いたり、グラタンやピザなどのオーブン料理も楽しめるのが大きな特徴です。
メーカーによって「オーブンレンジ」「スチームオーブンレンジ」「過熱水蒸気オーブンレンジ」など呼び方はさまざまですが、いずれも電子レンジトースター機能付きの製品として、日々の料理をサポートしてくれます。
電子レンジトースター機能付きのメリット
キッチンの省スペース化が叶う
最大のメリットは、やっぱり場所を取らないこと。電子レンジとトースターを別々に置くと、それだけで幅60cm〜80cmほどのスペースが必要になります。でも1台なら、その半分以下の設置面積で済む場合がほとんどです。
調理のバリエーションが増える
電子レンジとトースターの機能がひとつになっているので、短時間でさまざまな調理ができます。
冷凍食品の解凍や温め直しはもちろん、食パンやクロワッサンを焼いたり、お餅を焼いたり。さらに、オーブン機能を使えば、グラタンや鶏の照り焼き、スイーツ作りまで幅が広がります。
予熱が早くて時短になる
オーブントースター機能は、大きなオーブンに比べて庫内がコンパクトなので、予熱にかかる時間が短いのもポイントです。朝の忙しい時間に、パンや冷凍ピザをさっと焼くのにぴったりです。
デメリットや注意点も知っておこう
いいことばかりではありません。電子レンジトースター機能付きの製品を選ぶ前に、次のようなデメリットや注意点も把握しておきましょう。
価格が高めになりがち
単機能の電子レンジやトースターに比べると、どうしても価格は上がります。特に、過熱水蒸気やスチーム機能が搭載されたモデルは高額になる傾向があります。
庫内のサイズに制限がある
コンパクトな設計のものが多いので、大きなグラタン皿やピザが入らないことも。購入前に、自分が一番使いたい調理器具のサイズが入るかどうかを確認することが大切です。
故障時のリスクが高い
1台に多くの機能が詰まっている分、故障したときの修理費用が高くなったり、修理期間中は電子レンジもトースターも使えなくなったりするリスクがあります。
電子レンジトースター機能付きを選ぶときの4つのチェックポイント
それでは、実際に電子レンジトースター機能付きの製品を選ぶときに、どこを見て比較すればよいのかを解説します。
1. 庫内容量と設置スペース
最初に確認すべきは、本体サイズと庫内容量です。
キッチンのカウンターに置く場合、奥行きや高さが足りるかどうかを必ず測定しましょう。特に、背面や側面に放熱スペースが必要なモデルもあるので、メーカーの公式サイトで設置に必要な寸法を確認するのが安心です。
庫内容量は、家族の人数や普段の調理スタイルに合わせて選びます。
- 1〜2人暮らし:20L前後が使いやすい
- 3〜4人家族:25L〜30L以上あると便利
2. トースター機能の使いやすさ
トースター機能をどれくらい使うかは、製品選びで大きなポイントです。食パンを焼くだけなら、シンプルなヒーター加熱方式でも十分ですが、パンの種類や焼き加減にこだわりたい人は、遠赤外線ヒーターや上下ヒーターの配置をチェックしましょう。
また、庫内の高さが足りないと、厚切りの食パンやクロワッサンが入らないこともあるので注意が必要です。
3. 加熱方式の違いを理解する
電子レンジトースター機能付きの製品には、主に次のような加熱方式があります。
- オーブン加熱:ヒーターで庫内を温めて焼き上げる。シンプルで幅広い料理に向く。
- スチーム加熱:水蒸気を発生させて、しっとりふっくら仕上げる。パンや野菜の加熱に◎。
- 過熱水蒸気:100℃以上の水蒸気で加熱するため、余分な油や塩分を落とせるのが特徴。ヘルシー志向の人におすすめ。
どの加熱方式が自分に合っているかを考えて選ぶと、満足度が高まります。
4. 掃除のしやすさ
毎日使うものだからこそ、掃除のしやすさも重要なポイントです。
庫内がフラットなタイプは、凹凸が少なく拭き掃除が楽です。また、コーティング加工が施されているモデルなら、汚れが落ちやすく、日々のお手入れがぐっとラクになります。
主要メーカーの特徴とおすすめモデル
ここからは、電子レンジトースター機能付きの製品を展開する主要メーカーの特徴を紹介します。各メーカーごとの強みを知ることで、自分に合った製品が見つかりやすくなります。
1. シャープ ヘルシオ
シャープの「ヘルシオ」シリーズは、過熱水蒸気調理を看板機能とする人気シリーズです。庫内に発生させた高温の水蒸気で食材を包み込み、余分な脂や塩分を落としながら、素材本来のうまみを引き出します。
- 特徴:過熱水蒸気でヘルシー調理ができる。ノンフライ調理やスチーム加熱にも対応。
- メリット:油を使わずに揚げ物のような仕上がりが楽しめる。健康志向の人にうれしい。
- デメリット:価格が高め。給水タンクの管理が必要。
- 向いている人:健康に気を使いながら、料理のバリエーションを増やしたい人。
- 向いていない人:シンプルに温めやトーストだけできればよい人(機能が過剰になる場合あり)。
- 注意点:過熱水蒸気を使うには水タンクへの給水が欠かせません。購入前に設置場所の近くに給水しやすい環境があるか確認しましょう。
2. パナソニック ビストロ
パナソニックの「ビストロ」シリーズは、スチームとヒーターを組み合わせたダブル加熱が特徴です。庫内のヒーターが上下に配置されているモデルが多く、本格的なオーブン調理を楽しめます。
- 特徴:スチームとヒーターのハイブリッド加熱。庫内フラットで掃除がしやすい。
- メリット:パンやスイーツなどのオーブン焼きが得意。自動メニューが豊富。
- デメリット:価格帯はやや高め。
- 向いている人:お菓子作りやパン焼きを楽しみたい人。
- 向いていない人:予算を抑えたい人や、機能のシンプルさを重視する人。
- 注意点:オーブン機能を使う際は、天板や調理器具が庫内の高さに収まるか事前に確認しておくと安心です。
3. 東芝 石窯ドーム
東芝の「石窯ドーム」シリーズは、ドーム型の庫内と遠赤外線ヒーターを採用し、石窯焼きのような仕上がりを実現しているのが特徴です。
- 特徴:ドーム型庫内+遠赤外線ヒーターで、ピザやパンがカリッと焼ける。
- メリット:ピザの生地がふっくら香ばしく焼き上がると評判。庫内が広めのモデルが多い。
- デメリット:ドーム型のため、角型の天板やグラタン皿の置き方に工夫が必要な場合がある。
- 向いている人:ピザやパンを本格的に焼きたい人。
- 向いていない人:コンパクトサイズを求めている人(庫内が広い分、本体も大きめ)。
- 注意点:庫内形状を理解したうえで、使いたい調理器具が収まるか確認してから購入を検討しましょう。
4. 日立 スチームオーブンレンジ
日立のスチームオーブンレンジは、過熱水蒸気とスチームの両方に対応するモデルが多く、大容量で家族向けの製品が揃っています。
- 特徴:過熱水蒸気とスチームを切り替えて使える。庫内が広く、大容量モデルが多い。
- メリット:一度に多くの料理が作れる。ヘルシー調理から本格オーブンまで幅広く対応。
- デメリット:本体サイズが大きく、設置スペースを取る。価格も高め。
- 向いている人:家族人数が多く、調理量が多い人。
- 向いていない人:キッチンの設置スペースが限られている人。
- 注意点:大容量モデルは消費電力や重量も大きくなります。設置場所のコンセントや耐荷重を事前に確認しておきましょう。
よくある質問
Q. トースター機能だけで使えますか?
A. はい、多くのモデルでトースター機能(オーブントースターモード)だけを選んで使えます。食パンや冷凍ピザなどを焼くときに便利です。
Q. 4枚切りの食パンは焼けますか?
A. 庫内の高さによって異なります。厚切りの食パンや大きなクロワッサンを焼きたい場合は、庫内の高さがしっかりあるモデルを選びましょう。製品スペックで「庫内有効高さ」を確認するのがおすすめです。
Q. 予熱は必要ですか?
A. トースト機能を使う場合、予熱なしでそのまま焼き始められるモデルが増えています。ただし、オーブン調理(グラタンやケーキなど)では予熱が必要な場合が多いので、レシピや取扱説明書に従いましょう。
Q. 天板やオーブン皿は付属していますか?
A. 一般的には、天板や焼き網が付属している場合が多いです。ただし、モデルによって付属品は異なるため、購入前に公式サイトで付属品をチェックする習慣をつけておくと安心です。
まとめ:自分にぴったりの電子レンジトースター機能付きを見つけよう
電子レンジトースター機能付きの製品は、キッチンをすっきりさせながら、調理の幅を大きく広げてくれる頼もしい家電です。
選ぶときは、設置スペース、庫内容量、使いたい加熱方式、掃除のしやすさを軸に比較すると、後悔しにくい選択ができます。
各メーカーの特徴をざっと振り返ると、次のようなイメージです。
- ヘルシー志向ならシャープ「ヘルシオ」で過熱水蒸気調理を楽しむ
- パンやスイーツ作りを極めたいならパナソニック「ビストロ」
- ピザやパンを香ばしく焼きたいなら東芝「石窯ドーム」
- 大家族で大容量が欲しいなら日立「スチームオーブンレンジ」
どれも電子レンジトースター機能付きとして十分な性能を持っていますが、どの機能を重視するかでベストな選択は変わります。
価格や仕様は時期によって変わることもあるので、気になるモデルが見つかったら、公式サイトで最新の情報を確認してみてください。あなたの暮らしにぴったり合う一台と出会えますように。

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