はじめに
「トーストを焼きたいけど、キッチンが狭くてトースターを置く場所がない」
「一人暮らしを始めたばかりで、家電をあれこれ揃える余裕がない」
こんな悩みを抱えている方、結構多いんですよね。電子レンジはあるのに、トースターがないばかりに、せっかくのパンがふにゃふにゃ。せっかくの揚げ物の残りがべちゃっとする。あのガッカリ感、わかります。
でも実は、電子レンジでトースター代わりになる方法があるんです。しかも、専用グッズを使えば、電子レンジだけでカリッとサクサクの焼き上がりが実現できます。
この記事では、省スペースでコスパも良い「レンジでトースト」の裏技から、本当に使えるおすすめグッズまで、余すところなく紹介します。選び方のポイントや火傷などの注意点もあわせて解説するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
なぜ電子レンジだけだとパンがふにゃふにゃになるのか
まずは、多くの人が感じている「なんでレンジだとベチャッとなるの?」という疑問に答えていきましょう。
実は、電子レンジとトースターでは、加熱の仕組みがまったく違うんです。
電子レンジはマイクロ波と呼ばれる電波で、食品に含まれる水分の分子を振動させて熱を生み出します。つまり、食品の内側から温まるのが特徴。水分が多いほど加熱されやすいので、パンのような水分が少ないものを温めると、内部のわずかな水分が外に逃げて表面に結露し、ふにゃふにゃになってしまうわけです。
一方、トースターは電熱線や赤外線で表面を高温加熱し、水分を一気に飛ばしながら焼き上げます。これがあの「サクサク食感」の正体です。
つまり、レンジでトースターのように仕上げるには、「水分をどう飛ばすか」が最大のポイント。その役割を果たしてくれるのが、これから紹介するレンジ専用の調理グッズなんです。
電子レンジでトースター代わりになるグッズの選び方
調理グッズを選ぶ前に、まず確認しておきたいポイントが3つあります。
1つめは、自宅の電子レンジの機能をチェックすること。
お手持ちのレンジにオーブン機能がついているか、ついていないかで、選べるグッズが変わってきます。オーブン機能付きなら金属製のグリルパンが使えますが、オーブン機能がない場合は、レンジ専用の特殊な発熱プレートを使うタイプを選ぶ必要があります。取扱説明書を見て、必ず確認しましょう。
2つめは、庫内のサイズとターンテーブルの有無です。
庫内が狭いと、グッズがそもそも入らないことも。特にターンテーブル式の場合、プレートが回転するスペースを考慮しないと、加熱ムラの原因になります。購入前に、庫内の幅・奥行き・高さを測っておくことをおすすめします。
3つめは、どんな料理に使いたいかの目的を明確にすること。
トーストだけなのか、惣菜の温め直しもしたいのか、グラタンや焼き魚までやりたいのか。目的によって、最適なグッズは変わります。
これらのポイントを踏まえたうえで、次は具体的なおすすめグッズを見ていきましょう。
オーブン機能不要!レンジだけで焼けるグッズ3選
オーブン機能がない電子レンジでも使える、便利グッズを紹介します。いずれも内部の特殊素材がマイクロ波を吸収して発熱し、食材の表面をパリッと仕上げてくれる優れものです。
タンタンショップ レンジでサクッとベイク
まず最初に紹介したいのが、タンタンショップの「レンジでサクッとベイク」。Amazonや楽天で数千件のレビューがついている、大人気のロングセラー商品です。
使い方はとてもシンプル。底面にセットした鉄板がマイクロ波で一気に高温になり、プレート全体を加熱します。これにより、食材の余分な水分を飛ばしながら表面をこんがり焼き上げるという仕組み。
トーストは両面カリッと仕上がりますし、冷めた唐揚げやコロッケも、まるで揚げたてのような食感がよみがえります。プレートが熱くなるので取り出す際は必ずミトンを使い、火傷に注意してください。
アーネスト レンジで焼ける ホットサンドグリル
「朝はホットサンドが食べたいけど、専用のメーカーを買う場所がない」という方には、アーネストの「レンジで焼ける ホットサンドグリル」がおすすめです。
ホットサンドメーカーのような形状で、パンと具材を挟んでレンジでチンするだけ。発熱する特殊シートがパンにしっかり焼き目をつけてくれるので、外はカリッ、中はとろーりのホットサンドが簡単に作れます。洗い物が少ないのも、忙しい朝には嬉しいポイントです。
iwaki レンジグリルパン
iwakiの「レンジグリルパン」は、耐熱ガラス製のボウル型。食材から出る余分な脂が下に落ちる構造で、ヘルシーに調理できるのが特徴です。
オーブン機能を使いますが、グラタンや焼き魚、パンの温め直しに最適。透明なガラスなので調理中の様子が見える安心感があり、そのまま食卓に出してもおしゃれです。
本格派向け!オーブン機能で焼き上げるグリルパン2選
電子レンジのオーブン機能を使えば、より本格的な焼き上がりが期待できます。魚焼きグリル代わりにもなる優秀グッズを紹介します。
曙産業 レンジで焼ける まるでグリルパン
曙産業の「レンジで焼ける まるでグリルパン」は、フッ素加工のプレートで油をひかずに魚や肉、トーストが焼けるスグレモノ。
オーブン調理により、魚はふっくらジューシーに、トーストはしっかりこんがり。パンくずトレイが付いているので、掃除もラクちんです。蓋をして加熱することで蒸し焼きにもなり、料理の幅が広がります。魚焼きグリルを掃除するのが面倒という方にこそ、ぜひ試してほしいアイテムです。
アイリスオーヤマ 2way オーブンレンジ
「レンジとトースター、別々に置く場所すらない」という極小キッチンの方には、いっそ一台二役の調理家電という選択肢もあります。
アイリスオーヤマの「2way オーブンレンジ」は、上面ヒーターでトーストを焼く「トースターモード」と、通常の電子レンジ機能を切り替えて使えるコンパクトモデル。トースターを別途買うより省スペースで、一人暮らしにちょうど良いサイズ感です。
上手に使うための注意点とコツ
便利なグッズも、使い方を間違えると火傷や発煙の原因になります。安全に使うためのポイントを押さえておきましょう。
加熱後は必ずミトンを使う
レンジ調理グッズの多くは、加熱後に器具自体が想像以上に高温になります。取り出すときは必ず鍋つかみやミトンを使い、素手で触らないでください。特にシリコン製の外枠があるタイプでも、内側のプレート部分はかなり熱くなっています。
金属製グッズはオーブンモード必須
金属製のグリルパンを使う場合は、必ず「オーブン」または「グリル」モードで加熱してください。通常のレンジモードで金属を加熱すると、火花が散って電子レンジの故障や火災の原因になります。取扱説明書をよく読んで、正しいモードを選択しましょう。
庫内サイズとターンテーブルを確認する
購入前に必ず庫内のサイズを測りましょう。ターンテーブル式のレンジの場合、プレートが回転して庫内の壁に当たらないかどうかも重要なチェックポイントです。フラットテーブル式のほうがグッズを置きやすい傾向があります。
食パンのサイズに注意
製品によっては、市販の大きめの食パン(超熟など)がプレートに収まらないケースもあります。口コミでも「6枚切りのパンがはみ出した」という声があるので、購入前にプレートサイズを確認するか、必要に応じてパンをカットして使うと良いでしょう。
料理別おすすめの使い分け
ここまでいろいろなグッズを紹介してきましたが、結局どれを選べばいいの?という方のために、料理別のおすすめを整理します。
トーストをメインに使いたいなら、「レンジでサクッとベイク」が断然おすすめ。両面カリッと焼ける手軽さが魅力です。プレートが小さめなので、大きいパンが好きな方はサイズに注意しましょう。
ホットサンドやちょっとした温めに使いたいなら、「アーネスト ホットサンドグリル」が手軽で便利です。調理から食べるまで一つの器具で完結するので、洗い物も最小限。
魚や肉も焼きたい、本格的な調理をしたいなら、「曙産業 まるでグリルパン」や「iwaki レンジグリルパン」が最適です。油を落としてヘルシーに焼けるので、健康志向の方にもぴったり。
場所が本当にない、家電を増やせないなら、「アイリスオーヤマ 2wayオーブンレンジ」で一台二役を選ぶという手もあります。
まとめ:電子レンジでトースター代わりを叶えて、キッチンをスッキリ快適に
電子レンジでトースター代わりに使えるグッズは、省スペースなだけでなく、意外なほどクオリティの高い調理を可能にしてくれます。
ふにゃふにゃパンとも、べちゃっと惣菜とも、もうおさらばです。
大事なのは、自分のレンジの機能とサイズを把握し、どんな料理をしたいかという目的に合わせて選ぶこと。今回の記事で紹介した中から、あなたの暮らしにぴったりの一品を見つけてみてください。
キッチンに余計な家電を増やさず、でも毎日の食事はおいしく快適に。そんなちょっとわがままな願いを、レンジ調理グッズがきっと叶えてくれますよ。


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