「日立2in1トースターレンジって、実際どうなの?」
「トースターと電子レンジがひとつになっているけど、焼き上がりはちゃんと美味しい?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
この記事では、日立が2025年6月に発売した2in1トースターレンジ MRT-F100 の機能や使い勝手、気になる口コミを、公式情報や実機レビューをもとに徹底解説します。
結論から言うと、この製品は「キッチンの省スペース化とシンプルな操作性」を最優先する人にぴったりの選択肢です。
一方で、「オーブン機能が欲しい」「焼き色にこだわりたい」という人には、物足りなさを感じるかもしれません。
この記事を読めば、MRT-F100が自分の生活に合うかどうか、判断できるようになります。
日立2in1トースターレンジMRT-F100とは?
日立 2in1トースターレンジ MRT-F100は、その名の通り「電子レンジ」と「トースター」の機能をひとつにまとめた新しいタイプの調理家電です。
従来、電子レンジとトースターを別々に置く必要があったキッチンで、たった1台で両方の役割を果たします。2025年6月下旬に発売され、現在は家電量販店やオンラインストアで購入できます。
トースターと電子レンジの機能を1台に集約
この製品の最大の特徴は、庫内の下部にある「グリルプレート」と、上部の「管ヒーター」、そして電子レンジの「マイクロ波」を組み合わせた独自の加熱技術にあります。
具体的には、トーストモードを選ぶと、上部のヒーターで食パンの表面を焼きながら、同時にマイクロ波でグリルプレート自体を発熱させます。これにより、食パンを裏返すことなく、両面を同時に焼き上げることができるのです。
電子レンジとしては、最大出力 1,000W(3分間の高出力運転に対応)を備えており、冷凍食品の解凍や調理済み食品の温め直しもスピーディーに行えます。
特徴的なグリルプレート&ヒーターテクノロジー
日立の公式サイトによると、この「グリルプレート&ヒーター テクノロジー」は、熱効率を高めて時短調理を実現するのが狙いです。
従来のオーブンレンジでは、庫内全体を温めてから焼き始めるため、ある程度の時間がかかることがありましたが、MRT-F100はプレートとヒーターが直接食材にアプローチするため、短時間で焼き上げることが可能です。
また、庫内の有効高さは 132mm と、一般的なトースターと比較するとやや低めの設計ですが、その分、無駄なスペースを排除してコンパクトなボディ(幅464×奥行358mm)を実現しています。
MRT-F100の搭載モードとできること
MRT-F100は、大きく分けて「パンモード」「グリルモード」「レンジモード」の3つを使い分けることで、さまざまな調理に対応できます。
では、それぞれのモードで具体的に何ができるのか、見ていきましょう。
4種類のパンモード
食パンを焼くだけでも、食べ方によって最適な焼き加減は異なります。MRT-F100には、用途に合わせた4つのパンモードが搭載されています。
- 食パン(ふつう):日々の朝食に最適な、標準的な焼き上がり。
- 食パン(カリッと):しっかりと焼き目をつけて、サクッとした食感を楽しみたいときに。
- 食パン(やわらか):耳はカリッと、中はふんわりと焼き上げたいときに。
- 食パン(解凍):冷凍した食パンをそのままセットして、焼き上げまで自動で行えます。
これらはすべて、裏返す必要がありません。セットしてスタートボタンを押すだけで、両面が最適な状態に焼き上がります。
また、食パンだけでなく、直径 23cm までのピザや、グラタン、焼き芋なども調理可能です。公式のプレスリリースでは、冷凍ピザをセットメニューのひとつとして紹介しています。
3種類のグリルモード(焼き魚・冷凍食品・調理)
トースト以外の加熱調理には、グリルモードを使用します。
- 焼き魚モード:生の魚を焼くのに適した加熱プログラム。皮はパリッと、身はふっくらと焼き上げることを想定しています。
- 冷凍食品モード:冷凍のコロッケや唐揚げ、グラタンなどを、解凍せずにそのまま加熱・調理できます。
- 調理モード:ミートソースやシチューなど、すでに火の通った惣菜の温め直しに適しています。レンジとは異なり、表面を軽く焼き色をつけながら温めることができます。
4段階のレンジ出力
電子レンジとしての基本性能も押さえています。出力は 1,000W・600W・500W・200W の4段階から選択可能です。
- 1,000W:短時間で一気に加熱したいとき(最大3分間の運転)。
- 600W:一般的なレンジ調理の基本出力。煮物や野菜の下ごしらえに。
- 500W:じっくりと熱を伝えたいとき。かためのお菓子作りなどに。
- 200W:解凍モードとして、食材を壊さずにじっくりと解凍できます。
実際の使い勝手と口コミ・評判
ここからは、実際にMRT-F100を使った方の声や、専門メディアのレビューをもとに、リアルな使い勝手を紹介します。
トーストの焼き上がりは「ふわサク」
複数のレビュー記事で共通して評価が高かったのが、トーストの焼き上がりです。
家電専門メディア「家電ラボ」のレビューでは、「外はカリッと、中はふわっとした食感」 と表現されていました。焼き時間は、食パン(ふつう)モードで約4分30秒ほど。この時間は、一般的なトースターと比較しても標準的、あるいはやや速い部類に入ります。
また、食パンだけでなく、チーズトーストや目玉焼きとウインナーを同時に焼くといった調理も好評でした。グリルプレートが広く、一度に2枚の食パンや、複数の具材を並べて調理できる点が便利だとされています。
焼き芋やハンバーガーも簡単に調理可能
意外な使い道として、焼き芋やハンバーガーの調理がレビューで取り上げられていました。
「家電ラボ」では、さつまいもをアルミホイルで包んで焼き芋モードで調理したところ、「ねっとりと甘く焼き上がった」 と高評価でした。同様に、「マイナビニュース」のレビューでは、ハンバーガーを調理した例が紹介されており、電子レンジとトースターの機能を組み合わせることで、時短で調理できることが示されています。
ユーザーから寄せられる良い口コミ
ECサイトのレビューなどを見ると、購入者からは以下のような肯定的な声が多く寄せられています。
- 「キッチンがスッキリした。トースターとレンジを置く場所を考えなくてよくなった」
- 「操作がシンプルで、説明書をあまり見なくても使えた」
- 「トーストが想像以上に美味しい。特に、焼きたてのパン屋さんのような食感になる」
- 「目玉焼きがきれいに焼ける。朝食のクオリティが上がった」
特に、省スペース性と操作の簡単さは、多くのユーザーが満足しているポイントです。
気になる口コミとデメリット
一方で、以下のような意見も見受けられます。これらはMRT-F100の特性を理解したうえで検討する際の判断材料になります。
- 「オーブン機能がないのが残念」:温度設定ができないため、本格的なケーキやクッキーの焼成には向きません。シフォンケーキなど、膨らみや焼き色にこだわるお菓子作りには別途オーブンが必要です。
- 「庫内が思ったより低い」:有効高さが132mmのため、厚みのある食パンや、大きく膨らむ料理(パンケーキなど)は庫内に当たる可能性があります。購入前に、普段使う食器や食材の高さを確認しておくと安心です。
- 「焼き色センサーがない」:近年の高級トースターには搭載されている焼き色センサーがありません。そのため、焼き加減は時間設定に依存し、毎回同じ焼き色になるとは限りません。慣れるまでは、焼き上がりをこまめにチェックする必要があるでしょう。
日立2in1トースターレンジのメリットとデメリット
ここまでの情報を整理して、MRT-F100のメリットとデメリットを明確にしておきましょう。
メリット
- 圧倒的な省スペース性
電子レンジとトースターが1台になることで、キッチンカウンターの広いスペースを確保できます。幅は約46cmと、一般的な電子レンジとほぼ同じサイズ感です。 - 直感的な操作性
ダイヤルとボタンでモードや時間を選ぶシンプルな設計。多機能なオーブンレンジにありがちな複雑な操作がなく、家電が苦手な方でも迷わず使えます。 - 両面焼きによる手間いらずのトースト
食パンを裏返す必要がなく、セットするだけで両面が均一に焼き上がります。忙しい朝の時間を短縮できます。
デメリット
- オーブン機能の欠如
温度設定ができないため、本格的な焼き菓子や、じっくりと火を通すロースト料理には使えません。「オーブンレンジの買い替え」として検討している場合は、注意が必要です。 - 庫内高さの制限
有効高さが132mmというのは、一般的なオーブンレンジと比較するとかなり低い数値です。高さのあるグラタン皿や、膨らむ生地の料理は避けたほうが無難です。 - 価格帯の微妙な立ち位置
実売価格は約36,000円〜46,000円前後(2026年6月時点の複数の販売店・メディア情報に基づく)です。この価格帯には、同等のスペックの電子レンジと別売りのトースターをそれぞれ購入することも可能です。省スペースという付加価値にどれだけ対価を払えるかが、購入の分かれ目になるでしょう。
日立2in1トースターレンジが向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
- キッチンが狭く、電子レンジとトースターを別々に置けない人
- 朝食はトースト、昼食や夕食はレンジで温め直しがメインの人
- 操作がシンプルで、余計な機能は必要ないと考える人
- パンの焼き上がりにそこまでこだわりがなく、普通に美味しければ十分という人
こんな人には不向きかも
- オーブンを使って本格的な料理やお菓子作りを楽しみたい人
- パンの焼き色や、もちもちとした食感に強いこだわりがある人
- 庫内の高さを気にせず、大きなグラタン皿や厚みのある食材を調理したい人
- 現在使っているオーブンレンジの完全な代替品を探している人
日立2in1トースターレンジを購入する前に確認すべき3つのポイント
購入を検討する際は、以下の3点を事前に確認しておくことをおすすめします。
- 設置スペースの確認
本体サイズは幅464×奥行358(ハンドル含む406)×高さ302mmです。特に奥行きは、一般的な電子レンジよりやや大きめなので、実際に置く場所をメジャーで測ってから購入しましょう。 - 庫内の高さを確認
庫内有効高さは132mm。普段使っているグラタン皿や、レンジ対応の保存容器の高さがこれより高くないか確認しておきましょう。 - 価格の変動に注意
実売価格は調査時期や販売店によって変動します。購入する際は、複数の販売店の価格を比較したり、セール時期を狙ったりするのも手です。価格や仕様は変更される場合があるので、必ず販売ページで最新の情報を確認してください。
日立2in1トースターレンジのよくある質問(Q&A)
Q1. オーブン機能はありますか?
A. いいえ、オーブン機能は搭載されていません。
そのため、温度設定をして調理するケーキやクッキー、ローストビーフなどの料理には適していません。あくまで「トースター機能」と「電子レンジ機能」の2つが一体化した製品です。
Q2. アルミホイルは使えますか?
A. いいえ、アルミホイルの使用はできません。
庫内でアルミホイルを使用すると、マイクロ波が反射して火花が発生する危険性があります。加熱調理には、付属のグリルプレートや耐熱皿などを使用してください。
Q3. 食パンは何枚まで焼けますか?
A. 2枚まで同時に焼くことができます。
庫内の広さは、2枚の食パン(6枚切り程度)を並べて置けるサイズです。また、直径23cmまでのピザもそのまま入ります。
Q4. 自動メニューはありますか?
A. いいえ、自動メニュー機能はありません。
すべての調理は、モードの選択と、ダイヤルでの時間設定を手動で行います。レシピによって焼き時間を調整する必要があるため、最初は様子を見ながら使うのがおすすめです。
Q5. お手入れは簡単ですか?
A. 比較的簡単です。
庫内はフラットな構造で凹凸が少なく、汚れがたまりにくい設計です。グリルプレートは取り外して水洗いできます。ただし、加熱直後のプレートは非常に熱くなっているので、必ず冷めてから取り外すようにしましょう。
まとめ:日立2in1トースターレンジは「割り切り」が魅力の一台
日立 2in1トースターレンジ MRT-F100は、「トースターと電子レンジを1台にまとめたい」というニーズに、ストレートに応えた製品です。
高い省スペース性とシンプルな操作性は、多機能を求める現代の家電潮流とは逆の、「割り切り」の良さが光ります。
その一方で、オーブン機能がないことや庫内が低めであることは、購入前にしっかりと理解しておくべきポイントです。
この製品が最も輝くのは、「朝はトースト、昼はレンジで温め、夜は冷凍食品をグリルで調理」といった、シンプルな食生活を送る人です。もしあなたが「キッチンをスッキリさせたい」「使い方が簡単なのがいい」と考えるなら、MRT-F100は強力な選択肢になるでしょう。
この記事で紹介したメリット・デメリット、そして口コミを参考に、あなたの生活スタイルに合うかどうか、じっくり検討してみてください。
日立の公式サイトでは、さらに詳しい使い方やレシピも紹介されています。購入を検討する際は、ぜひそちらもあわせてご覧ください。

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