しいたけにたっぷりのチーズをのせて、トースターでカリッと焼く。それだけで、ご飯が進むおかずにも、お酒の肴にもなる一品が完成します。
ただ、焼き時間がわからない、しいたけが生焼けになりそう、焦げそうで不安……そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、しいたけチーズトースターの基本の作り方から、アレンジレシピ、そして失敗しないためのコツまで詳しく紹介します。
しいたけチーズトースターの基本の作り方
まずは、最もシンプルで失敗が少ない「マヨネーズ醤油焼き」の作り方から見ていきましょう。
材料(2人分)
- 生しいたけ:4〜6個
- とろけるスライスチーズまたはピザ用チーズ:適量
- マヨネーズ:大さじ2
- 醤油:小さじ1〜2
- お好みで:小ねぎやブラックペッパー
下ごしらえのポイント
しいたけは軽く湿らせたキッチンペーパーで汚れを拭き取り、石づきを切り落とします。カサの部分がカップ状になるようにしますが、軸の根元が硬い場合は、その部分も取り除いておくと食感がよくなります。
ここでのポイントは、しいたけを水洗いしないこと。水に濡れてしまうと、焼いたときに水分が出てべちゃっとした食感になりやすくなります。どうしても気になる場合は、さっと水で流したあとにしっかりと水気を拭き取ってください。
具材を詰める
ボウルにマヨネーズと醤油を混ぜ合わせ、しいたけの内側に塗り込みます。その上に、チーズをのせましょう。
とろけるスライスチーズを使う場合は、しいたけのサイズに合わせてちぎってのせるときれいに仕上がります。ピザ用チーズを使うと、焼き上がりにこんがりとした焼き色がついて香ばしさが増します。
トースターで焼く
アルミホイルを敷いた天板にしいたけを並べ、トースター(1000W前後)で約5〜8分焼きます。
焼き時間はトースターの機種やワット数によって大きく変わるため、目安として考えてください。焼き始めて3〜4分経過したら、一度のぞいてみることをおすすめします。
チーズがとろけて表面に焼き色がつき、しいたけから旨みのある汁が出てきたら焼き上がりのサインです。
仕上げ
お好みで小ねぎやブラックペッパーを振りかけていただきます。しいたけのうまみとチーズのコク、マヨネーズ醤油の風味が絶妙にマッチする、まさに定番の味わいです。
アレンジレシピ5選
基本のマヨネーズ醤油焼きに慣れたら、ぜひ試していただきたいアレンジレシピを5つ紹介します。
1. バター醤油焼き
マヨネーズの代わりに、バターと醤油を合わせたものがバター醤油焼きです。しいたけの内側にバター(約5g)をのせ、その上から醤油を数滴垂らし、チーズをのせて焼きます。
バターのコクと醤油の香ばしさが際立ち、ワインや日本酒のおつまみにぴったりです。仕上げにパセリや粗挽き黒胡椒を振ると、さらに風味が引き立ちます。
2. ツナマヨネーズ焼き
ツナ缶(オイル漬け)の油を軽く切り、マヨネーズと混ぜ合わせてしいたけに詰めます。その上にチーズをのせて焼くだけ。
ツナのうまみとマヨネーズのコクが加わり、食べ応えのある一品になります。ボリュームが出るので、小腹が空いたときや軽食としてもおすすめです。
注意点としては、ツナの油分が多いとしいたけがべちゃっとしやすくなります。油はしっかり切ってからマヨネーズと和えると仕上がりがよくなります。
3. 照り焼きチーズ焼き
醤油、みりん、酒を同量ずつ混ぜた照り焼きダレをしいたけの内側に塗り、その上にチーズをのせて焼きます。
甘辛い味わいがご飯にしっかり合い、おかずとしても主役になれる一品です。焼き上がりに白ごまを振ると、見た目も華やかになります。
ただし、照り焼きダレは糖分を含むため焦げやすいのが難点。こまめに様子を見ながら焼くようにしてください。アルミホイルでふたをして焼くと、焦げを防ぎつつ中までしっかり火が通ります。
4. 味噌チーズ焼き
マヨネーズと味噌を1:1くらいで混ぜ合わせたものをしいたけに塗り、チーズをのせて焼きます。
味噌のコクとチーズのまろやかさが予想以上に相性がよく、和風でありながら洋風のような奥行きのある味わいです。赤味噌でも白味噌でもそれぞれ違った風味が楽しめるので、お好みで試してみてください。
5. アボカドチーズ焼き
しいたけの上に薄切りのアボカドをのせ、その上にチーズをのせて焼く、ちょっと贅沢なアレンジです。
アボカドのクリーミーな食感としいたけのうまみ、チーズのコクが三位一体となる一品。仕上げにレモン汁を数滴垂らすと、味が引き締まります。
ただし、アボカドは火を通しすぎると変色しやすいので、チーズが溶ける程度の短時間で仕上げるのがコツです。
しいたけチーズトースターを美味しく作る5つのコツ
ここでは、基本レシピとアレンジレシピをさらに美味しく仕上げるためのポイントをまとめました。
1. しいたけは肉厚なものを選ぶ
しいたけは、カサが開ききっておらず、肉厚でずっしりとした重みがあるものを選びましょう。肉厚なものほど加熱しても縮みにくく、食べ応えのある仕上がりになります。
2. 水分はしっかり拭き取る
前述の通り、しいたけに水分が残っていると、焼いた際に水っぽくなり、チーズとの一体感が損なわれます。キッチンペーパーでしっかり拭き取ってから調理を始めてください。
3. アルミホイルは必須
トースターの庫内に直接しいたけを置くと、しいたけから出た汁が庫内に飛び散り、焦げ付きや臭いの原因になります。必ずアルミホイルを敷いてから焼きましょう。ホイルを少し大きめに取って端を折り上げると、汁がこぼれにくくなります。
4. 焼き時間は機種によって調整
トースターのワット数や庫内の広さによって、焼き上がり時間は大きく異なります。最初に作る際は、レシピの時間を参考にしながら、こまめにチェックしてください。
パンが焼けるトースター機能とグリル機能がある場合は、グリル機能を使うと表面に焼き色がつきやすくなります。 ただし、高温になりすぎると焦げやすいので、出力をやや弱めに設定するか、アルミホイルをかぶせて調整しましょう。
5. しいたけの軸も活用する
石づきを切り落としたあとの軸は、細かく刻んでツナマヨネーズや味噌ダレに混ぜ込むと、無駄なく美味しくいただけます。しいたけのうまみがギュッと詰まった部分なので、ぜひ活用してみてください。
よくある疑問とトラブル解決
しいたけチーズトースターに関する、読者の方からよく寄せられる疑問やトラブルをQ&A形式でまとめました。
Q. しいたけが生焼けになりそうで心配です。どうすればいいですか?
しいたけのカサの部分は比較的薄いので、一般的なトースターで5〜8分焼けば、中までしっかり火が通ります。どうしても心配な場合は、しいたけをトースターに入れる前に、電子レンジ(600Wで30秒〜1分)で軽く加熱してから具材を詰めて焼く方法もあります。時短にもなり、確実に火を通せます。
Q. チーズが焦げてしまいました。どうすれば防げますか?
チーズは焦げやすい食材です。焼き始めはアルミホイルをかぶせて焼き、最後の1〜2分だけホイルを外して焼き色をつけると、焦げを防げます。また、チーズをのせる前に、しいたけにマヨネーズやバターなどの油分を塗ると、チーズとしいたけの間に層ができ、焦げにくくなります。
Q. エリンギやまいたけでも作れますか?
はい、可能です。エリンギは縦半分に切って同様の方法で調理できます。まいたけは小房に分けて、アルミホイルの上に並べてから具材をのせて焼いてください。しいたけと比べると水分量が異なるため、焼き時間はやや短めに調整することをおすすめします。
Q. 冷凍保存できますか?
加熱後のものを冷凍保存することは可能ですが、食感が変わります。しいたけの水分が凍って解凍時に食感が柔らかくなりやすいため、作り置きする場合は冷蔵で2日程度を目安に食べきるほうが美味しくいただけます。どうしても冷凍する場合は、1個ずつラップに包んでから保存袋に入れ、食べる際はトースターで再加熱してください。
Q. しいたけの代わりに他のキノコを使う場合の注意点は?
エリンギやまいたけ、ぶなしめじなど、しいたけ以外のキノコでもアレンジ可能です。ただし、しいたけほどカップ状にならないものは、アルミホイルを小さな器状にしてからキノコを並べ、その上に具材をのせるとうまく調理できます。加熱時間はキノコの厚みによって変わるので、様子を見ながら焼いてください。
しいたけチーズトースターが人気の理由
なぜ「しいたけ×チーズ×トースター」の組み合わせがこれほどまでに支持されているのでしょうか。
まず、時短調理が可能な点。オーブンを使うよりも短時間で仕上がり、しかも洗い物が少なくて済みます。
次に、アレンジの幅の広さ。マヨネーズ醤油、バター醤油、味噌、照り焼き……と味付けを変えるだけで無限のバリエーションが楽しめるのも魅力です。
そして、コストパフォーマンスの高さ。しいたけは比較的安価な食材でありながら、チーズをのせるだけで一気に満足感の高い一品に変わります。
最後に、しいたけのうまみとチーズのコクの相性の良さ。しいたけに含まれるグアニル酸といううまみ成分と、チーズに含まれるグルタミン酸といううまみ成分が重なり合うことで、相乗効果で深い味わいを生み出します。
しいたけチーズトースターで失敗しないためのまとめ
しいたけチーズトースターは、正しい手順とちょっとしたコツさえ押さえれば、誰でも簡単に美味しく作れるレシピです。
もう一度、押さえておきたいポイントをおさらいしましょう。
- しいたけは水洗いせず、汚れを拭き取る程度に
- 肉厚でカサが開ききっていないものを選ぶ
- アルミホイルを敷いてから焼く
- 焼き時間は機種によって調整しながら、こまめにチェック
- チーズが焦げそうなときは、途中でアルミホイルをかぶせる
基本のマヨネーズ醤油焼きをマスターしたら、ぜひ5つのアレンジレシピにも挑戦してみてください。
しいたけのうまみととろけるチーズのハーモニーは、食べる人を笑顔にすること間違いなし。おかずにもおつまみにもなるこのレシピを、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてくださいね。

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