焼きなすをオーブントースターで作る方法と失敗しないコツ|焼き加減や皮の剥き方まで解説

トースター

焼きなすって、夏になると無性に食べたくなりますよね。トロッとした食感に、香ばしい風味……。でも、「ガスコンロの直火で焼くのはちょっと面倒」「魚焼きグリルは掃除が大変」なんて思ったこと、ありませんか?

そんなときに頼りになるのがオーブントースターです。実は、オーブントースターでも十分においしい焼きなすが作れるんです。しかも、直火より手軽で失敗しにくい。今回は、オーブントースターを使った焼きなすの作り方と、よりおいしく仕上げるためのコツを詳しく解説していきます。

オーブントースターで焼きなすを作る前に知っておきたいこと

焼きなすをオーブントースターで作るにあたって、まずは基本的な流れと、押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。

焼きなすの下準備はどうすればいい?

焼きなすを作るときの下準備はとても大事です。手を抜くと、皮がうまく剥けなかったり、加熱中になすが破裂したりすることもあるので、ここはしっかりやっておきましょう。

  1. なすをよく洗う
    表面の汚れを落とすために、水でしっかり洗います。
  2. ヘタを切り落とす
    ヘタの部分は包丁で切り落とします。このとき、ガク(ヘタの下の緑の部分)も一緒に取り除いておきましょう。
  3. 皮に切り込みを入れる
    これがとっても重要。なすの皮に、包丁で縦に数本、浅く切り込みを入れるか、フォークで数か所穴を開けておきます。こうすることで、加熱中に内部の水蒸気が逃げる道ができ、破裂を防ぐことができます。

これで下準備は完了です。

アルミホイルは使う?使わない?

オーブントースターで焼きなすを作る方法は、大きく分けて「アルミホイルに包んで焼く方法」と「天板や網に直接置いて焼く方法」の2つがあります。

アルミホイル包み焼きは、なすをアルミホイルでしっかり包んで加熱する方法です。包み焼きにすると、庫内が汚れにくく、後片付けがラクなのが最大のメリット。また、蒸気で蒸し焼きになるため、なすがふっくらと仕上がり、皮もツルンと剥けやすいです。

天板直置き焼きは、アルミホイルを使わず、オーブントースターの天板や網の上に直接なすを置いて焼く方法です。直火に近い状態で焼けるため、皮がパリッと香ばしく仕上がります。ただ、庫内が汚れやすく、焼き加減も見極めが必要なので、初心者には少しハードルが高いかもしれません。

どちらの方法にもメリット・デメリットがあるので、「手軽さ」を重視するならアルミホイル包み、「香ばしさ」を重視するなら直置き焼きを選ぶとよいでしょう。

オーブントースターを使った焼きなすの基本的な作り方

ここからは、オーブントースターを使った焼きなすの具体的な手順を紹介します。まずは基本となる「アルミホイル包み焼き」と「天板直置き焼き」の方法をそれぞれ解説します。

アルミホイル包み焼きの手順

  1. 下準備が済んだなすを、アルミホイルでしっかりと包みます。
  2. オーブントースターの天板に乗せ、加熱を開始します。
  3. 加熱時間の目安は、一般的な1000Wクラスの機種で約15分です。機種によって加熱時間は大きく変わるので、最初はこまめに様子を見ながら加熱してください。
  4. 竹串を刺してみて、スッと通るようになれば焼き上がりです。
  5. オーブントースターから取り出し、アルミホイルを開けます。中から熱い蒸気が出るので、やけどには十分注意してください。
  6. 粗熱が取れたら、皮を剥いて完成です。アルミホイル包み焼きの場合、皮がとても剥けやすくなっています。

天板直置き焼きの手順

  1. オーブントースターの天板に、下準備が済んだなすを直接置きます。クッキングシートを敷くと、汚れ防止になり、また皮も剥けやすくなるという声もあります。
  2. 加熱を開始します。加熱時間の目安は、1000Wクラスの機種で約10〜12分です。包み焼きより短めなので注意してください。
  3. 途中、裏返すタイミングがポイントです。焼き色がついてきたら(5〜6分を目安に)、トングなどを使って裏返しましょう。
  4. 全体がしんなりとして、皮に焼き色がつき、竹串がスッと通るようになれば焼き上がりです。
  5. オーブントースターから取り出し、粗熱を取ってから皮を剥きます。

よりおいしく焼くためのコツと注意点

ここからは、オーブントースターで焼きなすをさらに美味しく仕上げるためのコツと、やってはいけない注意点をまとめました。

焼き加減の見極め方がわからない

焼きなすで一番迷うのが「焼き加減」ではないでしょうか。

竹串を刺してみるのが一番確実です。竹串がスッと通れば、中までしっかり火が通っている証拠です。もし、竹串が途中で止まるようなら、もう少し加熱を続けましょう。

また、皮の状態も見極めのポイントです。皮全体にシワが寄ってきて、ところどころ焦げ目がついていれば、食べ頃のサインです。

途中で様子を見ても大丈夫?

オーブントースターは庫内がとても高温になります。加熱中にドアを開けると熱が逃げてしまい、焼きムラの原因になることも。とはいえ、初めての機種で焼く場合は、焦げ付きを防ぐために途中で様子を見ることも大切です。

目安として、設定した時間の半分くらいで一度ドアを開けて、焼き色をチェックしてみてください。特に天板直置き焼きの場合は、このタイミングで裏返すと、両面にしっかりと焼き色がつきます。

アルミホイルを触らせないほうがいい?

アルミホイルはヒーターに直接触れると、発熱して非常に危険です。最悪の場合、火災の原因にもなりかねません。アルミホイルを使用する際は、ヒーターに触れないように注意しながら、庫内の奥までしっかりと入れましょう。

ワット数が違う機種ではどうすれば?

一口にオーブントースターと言っても、ワット数は機種によってさまざまです。600Wクラスの機種もあれば、1300Wを超える高出力の機種もあります。

ここで大事なのは、加熱時間はあくまでも目安だということ。ワット数が高いほど、短時間で焼き上がります。初めて使う機種で焼く場合は、まずは短めの時間に設定して、焼き加減を確認しながら加熱するのが失敗しないコツです。

「この機種は何分」と決めつけず、必ず自分のオーブントースターに合わせて調整するようにしましょう。

焼きなすに関するよくある疑問

ここでは、オーブントースターで焼きなすを作るときによく聞かれる疑問に答えていきます。

皮がうまく剥けないのですが?

焼きなすの皮が剥けにくいと感じたら、それは「粗熱を取る」工程が足りていないのかもしれません。

焼き上がったらすぐに皮を剥こうとする方もいるようですが、熱いうちに剥こうとすると身が崩れてしまい、うまくいきません。少し冷ましてから、手で優しく皮をむいていくのがコツです。

また、アルミホイル包み焼きにすると、蒸気の効果で皮がふやけ、より剥けやすくなります。どうしても剥きにくい場合は、包み焼きを試してみてください。

ガスコンロの直火とオーブントースター、どっちがおいしい?

これはよく聞かれる質問ですね。結論から言うと、どちらにも良さがあります。

ガスコンロの直火は、強い火力で一気に焼き上げるため、外は香ばしく、中はトロッとした食感に仕上がります。ただ、火加減の調整が難しく、焦げやすいのと、後片付けが面倒というデメリットもあります。

一方、オーブントースターは、火加減を気にする必要がなく、セットすれば自動で焼き上がるのが魅力です。直火ほどの香ばしさは出ませんが、ふっくらと仕上がり、何より手軽さが段違いです。

「手軽さ」を優先するならオーブントースター、「香ばしさ」を追求するなら直火。目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。

電子レンジでも代用できますか?

電子レンジでもなすを加熱することは可能です。ラップに包んで加熱すれば、短時間(3〜5分程度)で火を通すことができます。

ただし、電子レンジは焼き色がつかないため、焼きなす特有の香ばしさはほとんど出ません。どうしても時間がないときの「下ごしらえ」としては使えますが、本格的な焼きなすを食べたいなら、オーブントースターや直火で焼くことをおすすめします。

電子レンジで加熱した後に、オーブントースターで軽く焼き色をつけるという「合わせ技」も、時短と香ばしさを両立する方法のひとつです。

オーブントースターの種類で焼き上がりは変わる?

最近のオーブントースターは、機種によってヒーターの種類や庫内の構造がさまざまです。例えば、上下にヒーターがついている機種、遠赤外線効果を謳った機種など、いろいろあります。

一般的に、遠赤外線効果のある機種は、なすの内部までムラなく火を通しやすいと言われています。また、庫内が広い機種は、なすを余裕をもって置くことができ、加熱ムラが少なくなりやすいというメリットもあります。

自分の持っているオーブントースターの特性を理解しておくと、より適切な加熱時間や方法を選べるようになります。取扱説明書を一度読んでみると、新たな発見があるかもしれません。

焼きなすの皮むき、これで解決!

焼きなすの皮むきに苦戦した経験がある方も多いはず。最後に、皮をツルンと剥くための最終手段を紹介します。

焼き上がったなすを、すぐに氷水(または水)にさらす方法です。熱いうちに水にさらすことで、急激に冷やされて皮と身の間に隙間ができ、驚くほど簡単に皮が剥けるようになります。

やり方は簡単。焼き上がったなすを、ボウルに入れた氷水に浸すだけ。冷めたら、手で皮をむいてみてください。本当にツルンと剥けるので、騙されたと思って一度試してみてくださいね。

ただし、水にさらしすぎると味が薄まってしまうので、さっと冷やす程度に留めておくのがポイントです。

まとめ:オーブントースターで焼きなすを楽しもう

オーブントースターを使った焼きなすの作り方、いかがでしたか?

直火焼きに比べて手軽で、後片付けもラクなのがオーブントースターの大きな魅力です。アルミホイル包みにするか、直置きにするかは、その日の気分や重視するポイントで選んでみてください。

焼きなすは、そのまま食べてもおいしいですが、かつお節やしょうがをのせて醤油を垂らしたり、めんつゆに漬けたり、和え物にしたりと、アレンジの幅も広いです。ぜひ、今回紹介したコツを参考に、ご自宅のオーブントースターで焼きなす作りにチャレンジしてみてくださいね。

オーブントースターの特性を活かせば、きっと満足のいく一品ができるはずです。

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