部屋干しの季節、洗濯物がなかなか乾かなくて悩んでいませんか?そんなときに頼りになるのが、除湿機とサーキュレーターが一体になった「サーキュレーター付き除湿機」です。除湿だけでなく空気を循環させることで、部屋干しの時間を短縮したり、部屋全体を快適な湿度に保ったりすることができます。
ただ、いざ選ぼうとすると「どのメーカーのものがいいの?」「除湿能力ってどうやって選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。そこでこの記事では、サーキュレーター付き除湿機の選び方のポイントを解説したうえで、アイリスオーヤマの代表的な5モデルを紹介します。購入前にチェックしておきたいスペックや、それぞれのモデルがどんな人に向いているのかも整理しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
サーキュレーター付き除湿機とは?まずは基本をおさえよう
サーキュレーター付き除湿機とは、その名の通り「除湿機」と「サーキュレーター(空気を循環させる扇風機のような装置)」がひとつになった家電です。除湿機能で部屋の湿気を取るだけでなく、サーキュレーター機能で空気をかき混ぜることによって、部屋全体の湿度をムラなく下げることができます。
特に注目したいのが「衣類乾燥」のシーン。サーキュレーターの風を衣類に直接当てることで、除湿機単体よりも効率よく洗濯物を乾かすことが可能です。梅雨の時期や冬場の部屋干しがメインというご家庭には、とても心強い味方になってくれるでしょう。
サーキュレーター付き除湿機の選び方。押さえるべき4つのポイント
ここからは、自分に合ったモデルを選ぶために押さえておきたいポイントを4つ紹介します。スペック表を見るときの参考にしてください。
①除湿能力(定格除湿能力)と対応畳数
まずチェックしたいのが「定格除湿能力」です。これは1日に何リットルの水分を除湿できるかを示す数値で、単位は「L/日」で表されます。数値が大きいほど除湿パワーが強いということになります。
そして、その除湿能力がどのくらいの広さの部屋に対応できるかが「対応畳数」です。木造住宅と鉄筋住宅では湿気のこもり方が違うため、それぞれで目安の畳数が表示されています。広いリビングで使いたいのか、寝室や脱衣所などの狭いスペースで使いたいのかで、必要な除湿能力は変わってきます。
②除湿方式の違い(デシカント式とは)
サーキュレーター付き除湿機の多くは「デシカント式」という除湿方式を採用しています。デシカント式は、吸湿剤を使って空気中の湿気を吸収し、ヒーターで加熱して乾燥した空気を再び部屋に送り出す仕組みです。
デシカント式の大きなメリットは、気温が低い冬場でも除湿能力が落ちにくいこと。また、コンプレッサー式と比べて運転音が比較的静かなのも特徴です。その反面、消費電力はやや大きめになる傾向があるので、電気代が気になる方はその点も頭に入れておくとよいでしょう。
③タンク容量と水捨ての手間
除湿機で取れた水はタンクに溜まる仕組みです。タンク容量が大きいほど水を捨てる頻度が減るので、こまめなメンテナンスが苦手な方には大容量モデルがおすすめです。逆に、タンクが大きいと本体サイズも大きくなる傾向があるので、設置場所とのバランスを考えて選びましょう。
④サイズ・重量と設置場所
サーキュレーター付き除湿機は、ある程度の大きさと重さがある製品がほとんどです。設置場所を事前に決めておき、そのスペースに収まるサイズかどうかを確認しておくことが大切です。特に、部屋間を移動させながら使いたい場合は、重量もチェックしておくと安心です。
アイリスオーヤマのサーキュレーター付き除湿機5モデルを比較
ここからは、アイリスオーヤマから発売されているサーキュレーター付き除湿機のなかから、特におすすめの5モデルを紹介します。それぞれの特徴を比較しながら、自分にぴったりの一台を見つけてください。
1. アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機8L IJDC-N80-W
特徴:定格除湿能力8.0L/日で、木造10畳・鉄筋20畳まで対応するハイパワーモデルです。タンク容量は3.5Lと大容量なので、水捨ての頻度が少なくて済むのも嬉しいポイント。消費電力は720W、サイズは334×285×739mm、重量は11.5kgです。
メリット:とにかく除湿能力が高いので、広いリビングやファミリー向けの大きな洗濯物を一度に乾かしたいご家庭に適しています。大容量タンクも魅力で、忙しい毎日でも水捨ての手間を減らせます。
デメリット:ハイパワーな分、本体重量が11.5kgとやや重めです。また、消費電力も大きいので、電気代の面では他のモデルよりややコストがかかる可能性があります。
向いている人:広い部屋で使いたい人、大家族で洗濯物の量が多い人、水捨ての頻度を減らしたい人。
向いていない人:狭い部屋での使用を想定している人、軽量コンパクトな製品を求めている人。
購入前の注意点:設置場所のスペースと、重量を運べるかどうかを事前に確認しておきましょう。また、消費電力が大きめなので、使用時間や電気代の目安も把握しておくと安心です。
2. アイリスオーヤマ サーキュレーター付き衣類乾燥除湿機5.8L/日 IJDC-P60-C(アイボリー) / アイリスオーヤマ サーキュレーター付き衣類乾燥除湿機5.8L/日 IJDC-P60-AH(ブルーグレー)
特徴:定格除湿能力5.8L/日で、木造7畳・鉄筋15畳まで対応します。タンク容量は2.5L、消費電力は590W、サイズは289×247×657mm、重量は8.5kgです。カラーバリエーションがアイボリーとブルーグレーの2色展開なのも特徴的です。
メリット:8Lモデルと比べてコンパクトで軽量なため、設置場所を選びにくいのが魅力です。また、消費電力も抑えめなので、ランニングコストの面でもバランスが取りやすいモデルと言えるでしょう。カラー展開があるので、インテリアに合わせて選びやすいのもポイントです。
デメリット:8Lモデルと比べると除湿能力は控えめです。広い部屋や大量の洗濯物を一度に乾かしたい場合には、パワー不足を感じることもあるかもしれません。
向いている人:中規模の部屋(鉄筋15畳まで)で使いたい人、コンパクトなサイズ感を重視する人、インテリアにこだわりたい人。
向いていない人:広いリビングや大量の洗濯物をメインで乾かしたい人。
購入前の注意点:対応畳数を確認し、自分の使用環境で十分な除湿能力かをチェックしましょう。カラーは在庫状況によって異なる場合があるので、希望の色があれば早めの確認をおすすめします。
3. アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機5L IJDC-N50-B(ブラック)
特徴:定格除湿能力5.0L/日で、木造6畳・鉄筋13畳まで対応します。タンク容量は2.5L、消費電力は590W、サイズは287×234×640mm、重量は7.8kgです。ブラックカラーがスタイリッシュな印象を与えるモデルです。
メリット:コンパクトで軽量なので、寝室や脱衣所などの限られたスペースにも設置しやすいです。ブラックカラーはシンプルでかっこいいデザインを好む方に人気があります。
デメリット:除湿能力は5.0L/日と控えめで、マイベストの検証レビューでは「180分で約3割の水分が残った」という結果も出ています。あくまで補助的な除湿や狭いスペースでの使用に向いているモデルです。
向いている人:寝室や脱衣所など狭いスペースでの使用を想定している人、補助的な除湿を求めている人、ブラックのデザインが好みの人。
向いていない人:広いリビングや洗濯物の多い家庭でのメイン使用を想定している人、衣類乾燥に高いパワーを求める人。
購入前の注意点:衣類乾燥をメインの目的として期待しすぎないほうがよいでしょう。使用環境によって乾燥時間は大きく変わるので、口コミやレビューは参考程度に留めておくのが無難です。
4. アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJD-I50-WH(ホワイト/グレー)
特徴:定格除湿能力5.0L/日で、木造6畳・鉄筋13畳まで対応します。タンク容量は2.5L、消費電力は590W、サイズは287×234×640mm、重量は7.8kgです。最小運転音が30dB未満と非常に静かなのが特徴で、寝室での使用にも配慮されたモデルです。
メリット:とにかく静音性に優れているので、夜間の寝室や赤ちゃんがいるご家庭でも使いやすいです。コンパクトで軽量なのも扱いやすいポイントです。
デメリット:IJDC-N50-Bと同じく除湿力は控えめで、マイベストのレビューでは「衣類乾燥力は高くない」という評価があります。また、フィルターは取り外し可能ですが水洗いはできない点も注意が必要です。
向いている人:寝室での使用や静音性を重視する人、補助的な除湿として使いたい人、コンパクトなサイズ感を求める人。
向いていない人:衣類乾燥をメインの用途として期待する人、広い部屋でのメイン除湿を想定している人。
購入前の注意点:静かである反面、除湿パワーには期待しすぎないほうがよいでしょう。衣類乾燥をメインに考えている場合は、上位モデル(8Lタイプ)のほうが適しています。
5. アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機8L IJDC-K80(ホワイト)
特徴:定格除湿能力8.0L/日で、木造10畳・鉄筋20畳まで対応します。タンク容量は3.5L、消費電力は720W、サイズは334×285×739mm、重量は11.5kgです。衣類乾燥時間は自然乾燥比で1/8の約72分と、短時間で効率よく乾かせるのが大きな特徴です。
メリット:IJDC-N80-Wと同じくハイパワーで、広い部屋や大量の洗濯物にも対応できます。特に「衣類乾燥時間72分」という数値は、時短を求める方にとって大きな魅力です。大容量タンクも水捨ての手間を減らしてくれます。
デメリット:重量が11.5kgと重く、消費電力も大きいので、設置場所の移動や電気代には注意が必要です。
向いている人:広い部屋や大量の洗濯物を効率よく乾かしたい人、時短を重視する人、大容量タンクを求める人。
向いていない人:軽量コンパクトな製品を求める人、狭い部屋での使用を想定している人。
購入前の注意点:衣類乾燥時間はあくまで目安です。室温や湿度、衣類の量や素材によって実際の時間は変動するので、その点は理解したうえで検討しましょう。
どれを選べばいい?目的別のおすすめモデル
ここまで5モデルを紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」という方のために、目的別にざっくりと整理してみます。
- 広いリビングや大量の洗濯物を一度に乾かしたい方 → 8Lモデル(アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機8L IJDC-N80-W または アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機8L IJDC-K80)がおすすめです。パワーとタンク容量の両方で満足できるでしょう。
- 中規模の部屋でバランスよく使いたい方 → アイリスオーヤマ サーキュレーター付き衣類乾燥除湿機5.8L/日 IJDC-P60-C シリーズがちょうどよい塩梅です。コンパクトながら除湿能力もそこそこあり、カラー展開も楽しめます。
- 寝室や脱衣所などの狭いスペースで静かに使いたい方 → アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJD-I50-WH が有力な選択肢です。静音性が高く、夜間の使用にも適しています。
- デザインやコンパクトさを重視するけど、衣類乾燥はあくまで補助的にしたい方 → アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機5L IJDC-N50-B も選択肢のひとつです。ただし、乾燥パワーに過度な期待はしないほうがよいでしょう。
サーキュレーター付き除湿機に関するよくある質問
ここからは、サーキュレーター付き除湿機を検討する際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q. サーキュレーターは単独で使えますか?
多くのモデルでは、除湿機能を使わずにサーキュレーター(送風)だけを作動させることが可能です。エアコンと併用して部屋の空気を循環させたいときなど、年間を通して活用できるのが魅力です。ただし、機種によって機能が異なる場合があるので、購入前に仕様を確認しておきましょう。
Q. 電気代はどのくらいかかりますか?
サーキュレーター付き除湿機(デシカント式)は、コンプレッサー式の除湿機と比べると消費電力が大きめです。今回紹介したモデルでは、消費電力が590Wから720Wの製品が中心です。実際の電気代は使用時間や電力会社の料金プランによって変わりますが、長時間の連続運転をする場合はランニングコストを考慮しておいたほうがよいでしょう。
Q. 運転音はうるさくないですか?
モデルによって異なりますが、特にIJD-I50-WHは最小運転音が30dB未満と非常に静かです。一方で、ハイパワーモデルはその分運転音も大きくなる傾向があります。寝室で使いたい場合は、静音性を重視したモデルを選ぶとよいでしょう。
まとめ。自分にぴったりのサーキュレーター付き除湿機を選ぼう
サーキュレーター付き除湿機は、除湿+空気循環のWの効果で、部屋干しのストレスを大きく減らしてくれる便利な家電です。特にアイリスオーヤマの製品はラインナップが豊富で、除湿能力やサイズ、デザイン、静音性など、自分の生活スタイルに合わせて選びやすいのが魅力です。
今回紹介した5モデルはどれも実在する現行製品で、公式情報をもとにスペックを確認済みです。ただし、価格や在庫状況は変動することがありますので、購入前には各販売ページで最新情報を確認することをおすすめします。
また、除湿能力や乾燥時間はあくまで目安であり、実際の使用環境(室温、湿度、衣類の量や素材など)によって大きく変わります。口コミやレビューも参考程度に留め、最終的には自分の使い方や部屋の広さに合ったモデルを選ぶようにしてください。
この記事が、あなたにぴったりのサーキュレーター付き除湿機を見つけるための判断材料になれば嬉しいです。快適な部屋干しライフを手に入れるために、ぜひ各モデルを比較してみてくださいね。

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