オーブントースターとトースターの違いは?特徴と使い分け方を解説

トースター

「オーブントースター」と「トースター」って、何が違うの?この2つ、名前は似ているけど、実は「トースター」という大きなカテゴリの中に「オーブントースター」が含まれている関係なんです。この記事では、それぞれの特徴や得意な料理、使い分けのポイントまでわかりやすく解説していきます。

そもそも「トースター」と「オーブントースター」の定義の違い

まずは基本から。トースターとは、パンを焼く(トーストを作る)ための調理器具の総称です。そして、このトースターには大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつは食パンを縦に差し込んで焼くポップアップトースター。もうひとつが、オーブンのような箱型で、食パンを寝かせて焼くオーブントースターなんです。

つまり、オーブントースターはトースターの一種ということになります。だから「トースター」という言葉は、広い意味ではオーブントースターも指すし、狭い意味ではポップアップトースターだけを指すこともあって、ちょっとややこしいんですよね。

でも、今の家電市場を見ると、「トースター」というと「オーブントースター」を指すことがほとんどです。実際、家電量販店に行っても、オーブントースターがずらりと並んでいて、ポップアップトースターはかなり少なくなっています。このあたりの認識のズレが、検索している人の混乱のもとになっているのかもしれませんね。

加熱の仕組みの違いがわかれば使い分けがわかる

オーブントースターとポップアップトースター(狭義のトースター)の大きな違いは、加熱の仕組みにあります。この違いが、それぞれの得意料理や使い勝手に直結してくるので、しっかり押さえておきましょう。

オーブントースターの加熱方法

オーブントースターは、庫内の上下に設置されたヒーターから出る放射熱で食材を加熱します。上下からまんべんなく熱が当たるので、食材の表面をこんがりと焼き上げるのが得意なんです。

そして多くの機種には温度調節機能がついています。だいたい100℃〜250℃くらいの範囲で設定できるものが多く、これによってトーストだけでなく、グラタンやピザ、魚の焼き物など、さまざまな料理に使えるのが魅力です。

ポップアップトースターの加熱方法

ポップアップトースターも原理的にはヒーターの放射熱で焼くのですが、こちらは食パンを挟み込むようにして両面から加熱します。温度調節はできず、焼き色の調整(「焼き加減ダイヤル」など)で焼き上がりを変えるのが一般的です。

その構造上、食パンのトーストに特化していて、他の料理には基本的に使えません。でも、その分、食パンを焼くことに関してはとにかく早くて手軽。朝の忙しい時間に、さっとトーストを焼きたい人にはぴったりの機器です。

それぞれの得意料理と使い分けのポイント

ここからは、実際の料理シーンを想定しながら、オーブントースターとポップアップトースターの使い分けを考えていきましょう。

オーブントースターが得意な料理

オーブントースターの最大の強みは、なんといっても汎用性の高さです。

  • トースト:もちろん、外はカリッと中はふんわり焼けます。
  • グラタン・ドリア:耐熱皿に入れて焼けば、とろけるチーズに焦げ目がついて絶品です。
  • ピザ:市販のピザや冷凍ピザをそのまま焼けるサイズのものが多いです。
  • 魚の焼き物:ホイル焼きや干物などもこんがり焼けます。
  • お餅:表面がパリッと膨らむまで焼けます。
  • 野菜の焼き物:かぼちゃやナスなど、焼き野菜も手軽に作れます。
  • スイーツ:パンケーキや簡単なケーキ、マフィンなども作れます。

このように、食パン以外にも、ちょっとした焼き料理なら何でもこなせるのがオーブントースターなんです。レシピの幅が広がるので、毎日の食事がもっと楽しくなりますよ。

ポップアップトースターの得意な料理

ポップアップトースターが得意な料理は、シンプルに食パンのトーストです。

  • 食パンのトースト:これにつきます。

市販のものでは、食パンの他に、ロールパンやクロワッサンなどを焼けるタイプもありますが、基本的には食パン専用機と考えておいたほうがいいでしょう。

使い分けの基準

では、実際にどちらを選べばいいのか。簡単に言うと、「トーストしか焼かない」ならポップアップトースター、「トースト+αの料理を楽しみたい」ならオーブントースターです。

もしグラタンやピザ、おかずの焼き物も手軽に楽しみたいなら、間違いなくオーブントースターがおすすめ。逆に、とにかく朝のトーストを手早く焼きたいだけで、他の料理はオーブンやフライパンでやるという人なら、コンパクトなポップアップトースターも選択肢に入ってきます。

庫内の広さと容量で選ぶ

料理の幅を決めるもうひとつのポイントが、庫内の広さです。

オーブントースターは、食パンを何枚焼けるか(1枚焼き、2枚焼き、4枚焼きなど)や、庫内の高さ(ヒーターと天板の距離)が製品によって異なります。グラタン皿やピザが入るサイズかどうかは、購入前に必ず確認したいところです。

一方、ポップアップトースターは、食パンが縦に入るスリットの幅と深さがポイントになります。最近は「ふんわり食パン」や「超大盛り食パン」など、厚みのあるパンも増えているので、自分のよく食べる食パンが入るかどうかは事前にチェックしておくと安心です。

価格帯の違い

価格の面でも違いがあります。一般的に、ポップアップトースターは数千円程度から購入できるのに対し、オーブントースターは数千円から数万円まで幅広い価格帯になっています。

オーブントースターは高機能なものほど価格も上がりますが、その分、温度調節の精度や庫内の広さ、ヒーターの種類(遠赤外線ヒーターやスチーム機能付きなど)も進化しています。予算と、どんな料理をしたいかという目的を天秤にかけて選ぶとよいでしょう。

まとめ:自分に合ったトースターの選び方

「オーブントースター」と「トースター」の違いをまとめると、こうなります。

  • トースターはパンを焼く機器の総称。
  • オーブントースターはトースターの一種で、箱型で多用途に使える。
  • ポップアップトースターは食パンを縦に焼くタイプで、トースト専用機。
  • 加熱方法はどちらも放射熱が基本だが、オーブントースターは温度調節が可能。
  • オーブントースターはトースト+グラタン・ピザ・焼き魚など幅広い料理に対応。
  • ポップアップトースターは食パンのトーストに特化している。

自分のライフスタイルを思い浮かべてみてください。

  • 朝はとにかく時短で、トーストを食べたいだけ → ポップアップトースターも検討可能
  • 休日はグラタンやピザも作りたい、おかずの幅を広げたい → オーブントースター
  • キッチンのスペースをなるべく使いたくない → コンパクトなオーブントースターかポップアップトースター

それぞれにメリットとデメリットがあるので、「自分がこれで何をしたいか」を軸に考えるのが、後悔しない選び方のコツです。

購入を検討する際は、ぜひ各メーカーの公式サイトで最新の製品情報をチェックしてみてください。価格やスペックは変わることもあるので、実際に買うときは販売ページでしっかり確認するのがおすすめですよ。

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