「トースター」と「オーブントースター」って、何が違うの?
実はこの質問、結構多くの人が迷うポイントなんです。家電量販店に行くと「トースター」コーナーに並んでいるのはほぼオーブントースターだったり、逆に「トースター」って名前でもパンを立てて焼くタイプがあったり……。呼び方と実物がごちゃごちゃになっていませんか?
この記事では、トースターとオーブントースターの違いをわかりやすく解説し、あなたに合った製品を選ぶためのポイントをお伝えします。
そもそも「トースター」って何?
まず大前提として知っておきたいのは、「トースター」は焼くための調理家電の総称だということ。
日本では、食パンを焼くための小型の調理家電を広く「トースター」と呼びます。でも実は、この「トースター」には大きく分けて2つの種類があるんです。
- オーブントースター(箱型で平らに置いて焼くタイプ)
- ポップアップトースター(食パンを縦に入れて焼くタイプ)
つまり、多くの人が「トースター」と呼んでいるものの正体は、実は「オーブントースター」であるケースが多いんですね。
オーブントースターとポップアップトースターの違い
この2つを比較すると、その違いは一目瞭然です。
| 比較ポイント | オーブントースター | ポップアップトースター |
|---|---|---|
| 形状 | 箱型(オーブン型) | 縦長のスリム型 |
| 食パンの入れ方 | 平らに寝かせて置く | 縦に立てる |
| 調理できるもの | 食パン・ピザ・グラタン・餅・揚げ物の温めなど幅広い | 食パン専用(厚切りや薄切りは対応可) |
| ヒーターの位置 | 上下に配置されていることが多い | 主に左右に配置 |
| 焼き上がり | 上面と下面の両方から加熱される | 主に両面から加熱 |
| サイズ | 比較的大型 | コンパクトで省スペース |
オーブントースターの特徴
オーブントースターは、食パン以外の調理ができるのが最大の魅力です。
ピザトーストはもちろん、グラタンや餅、冷めた唐揚げの温め直しまでこなせます。上下にヒーターが付いているタイプが多く、庫内が広いので、食パンだけでなく総菜パンやクロワッサンなど、様々なパンも焼けます。
加熱方式も進化していて、遠赤外線ヒーターを搭載したものや、スチーム機能が付いたもの、熱風を循環させるコンベクションタイプなど、製品によって特徴が異なります。
一方で、ポップアップ式よりは設置スペースを取る点は覚えておきましょう。
ポップアップトースターの特徴
ポップアップトースターは、食パンを焼くためだけに特化したシンプルな家電です。
食パンを縦に差し込み、レバーを押し下げると焼き始め、焼き上がると自動で「ポップ!」と跳ね上がります。本体がスリムなので、キッチンの隙間にも置きやすいのが嬉しいポイント。
価格帯も比較的リーズナブルで、短時間でカリッと焼き上がるのも魅力です。ただし、食パン専用なので、ピザトーストやグラタンなどは作れません。また、厚切りの食パンが入らないモデルもあるので注意が必要です。
オーブントースターとオーブン(オーブンレンジ)の違い
「じゃあ、オーブンレンジとは何が違うの?」という疑問も出てくるかもしれません。
オーブン(オーブンレンジ)は、電子レンジ機能とオーブン機能を兼ね備えた多機能調理家電です。庫内の熱風を循環させて食材を包み込むように加熱するので、本格的な焼き菓子やロースト料理も作れます。
一方、オーブントースターは焼く・あぶることに特化しています。
オーブンレンジでトーストを焼くことももちろん可能ですが、予熱に時間がかかったり、トーストの表面の焼き色や食感がオーブントースターとは少し違う仕上がりになることがあります。料理の目的によって使い分けると良いでしょう。
オーブントースターを選ぶときにチェックしたい4つのポイント
ここからは、オーブントースターを実際に選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。
1. 加熱方式をチェック
オーブントースターの加熱方式は、仕上がりに大きく影響します。
- 電熱ヒーター:オーソドックスな方式。価格が抑えめで、シンプルに使いたい人向け。
- 遠赤外線ヒーター:食材の内部までしっかり熱が通るのが特徴。外はカリッと、中はふんわり焼き上がります。
- スチームオーブン:焼くときにスチームを発生させ、パンをふんわり仕上げます。
- コンベクションオーブン:熱風を庫内に循環させるので、庫内の温度ムラが少なく、一度に多くのものを焼くのに向いています。
自分の焼き上がりの好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
2. 焼ける枚数とサイズ
一度に何枚焼きたいかで、適したサイズが変わります。
- 1〜2枚焼き:コンパクトなモデルが多く、一人暮らしや2人暮らしにぴったり。
- 4枚焼き以上:家族向け。大きめの庫内で、ピザやグラタンも作りやすい。
設置場所のスペースも合わせて確認しておきましょう。幅や奥行きを測ってから購入するのが安心です。
3. 火力調節とタイマー機能
料理によって適した火力や焼き時間は異なります。
- 火力調節(温度調節):できるだけ細かく調節できるモデルがおすすめです。1000W程度のモデルだと約230℃まで上げられるものもあります。
- タイマー機能:つきっきりで見ていなくても自動でオフになるので便利。15分〜30分程度の設定ができるモデルが多いです。
4. お手入れのしやすさ
毎日使うからこそ、お手入れのしやすさは重要です。
- 庫内がフラットな構造:パンくずが溜まりにくく、拭き掃除も簡単。
- 受け皿が取り外せる:パンくず受けが取り外して洗えるモデルは衛生的。
- 庫内のコーティング:汚れが付きにくい加工がされているかもチェックポイントです。
よくある質問:オーブントースターでオーブン料理は代用できる?
「オーブントースターで、オーブン料理はどこまで代用できるの?」という疑問をよく見かけます。
結論から言うと、料理によって代用できるものとできないものがあります。
- 代用しやすいもの:グラタン、ピザ、ミートローフ、クッキーなど、比較的小型で焼き時間が短めの料理。
- 代用が難しいもの:スポンジケーキ、パン(食パン以外)、ローストチキンなど、庫内の温度ムラや高さが影響するもの。
オーブントースターはオーブンレンジよりも庫内が狭く、温度設定の幅も限られることが多いです。本格的なお菓子作りや大量調理にはオーブンレンジが向いていますが、日常的な小規模なオーブン料理ならオーブントースターでも十分代用できます。
まとめ:あなたに合うのはどっち?
ここまで読んでいただき、トースターとオーブントースターの違いはもうバッチリですよね。
改めて整理すると……
- オーブントースターが向いている人
- 食パンだけでなく、ピザトーストやグラタンなど色んな料理を作りたい人
- トーストの焼き上がりにこだわりたい人
- 1台で幅広い調理をカバーしたい人
- ポップアップトースターが向いている人
- 食パンを焼くためだけに使いたい人
- キッチンのスペースをなるべく取らないコンパクトな家電が欲しい人
- シンプルで手軽に使える製品が良い人
- オーブンレンジが向いている人
- 電子レンジとオーブンを1台で済ませたい人
- 本格的なお菓子作りやロースト料理をする人
- 庫内が広く、たくさんの料理を同時に作りたい人
あなたの生活スタイルや調理スタイルに合った製品を選ぶのが、後悔しない買い物のコツです。
価格や仕様は製品によって異なりますし、新しいモデルも続々と登場しています。購入前には各メーカーの公式ページや実店舗で実際のサイズや機能を確認するのがおすすめです。
さあ、あなたにぴったりの一台を見つけて、毎日のトーストタイムをもっと楽しくしましょう!


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