エアフライヤートースターとは?特徴と選び方、おすすめモデルを解説

トースター

エアフライヤートースターとはどんな家電?

エアフライヤートースターは、熱風を庫内に循環させる「コンベクション機能」を搭載したオーブントースターのことです。

従来のトースターがヒーターの熱で食材を焼き上げるのに対し、エアフライヤートースターは高温の熱風を食材の周りにまんべんなく当てることで、外はカリッと、中はふっくらとした仕上がりを実現します。

この仕組みによって、油を使わずに揚げ物のような食感を楽しめるのが大きな特徴です。

従来のトースターと何が違うの?

エアフライヤートースターと従来のトースターでは、加熱の仕組みが根本的に異なります。

従来のトースターは、上下のヒーターから出る「放射熱」で食材を焼きます。そのため、表面は焼けても内部まで熱が届きにくく、加熱ムラが生じることがあります。

一方、エアフライヤートースターは、ヒーターで温めた空気をファンで庫内に勢いよく循環させる「熱風対流(コンベクション)」という方式を採用。熱風が食材の表面だけでなく、すき間にもしっかりと当たるため、ムラなく均一に加熱できます。

この違いが、食材の仕上がりに大きく影響します。たとえば冷凍のフライドポテトを調理する場合、従来のトースターでは表面が焦げて中が生焼けになることもありますが、エアフライヤートースターなら熱風が全体を包み込むように加熱するため、サクサクに仕上がりやすいのです。

エアフライヤートースターのメリットとデメリット

メリット

エアフライヤートースターの最大のメリットは、一台でトーストも揚げ物もこなせる多機能性です。朝食のトーストから、夕食の揚げ物料理、さらにはオーブン料理まで幅広く対応できます。

また、従来の揚げ物と比較して油の使用量を大幅に抑えられる点も魅力です。実際に、油を使用する従来の揚げ物と比較して油分を最大97%カットできるというメーカー発表もあります(COSORI社調べ)。

さらに、コンベクション機能によりムラなく加熱できるため、食材をひっくり返す手間が省けるのも嬉しいポイントです。

デメリット

一方で、エアフライヤートースターには以下のようなデメリットもあります。

まず、一般的な4枚焼きトースターと比べて本体サイズが大きくなりがちです。設置スペースを事前に確認しておかないと、キッチンに置けないといった事態になりかねません。

次に、価格帯が従来のトースターよりも高めに設定されている製品が多いです。トーストだけを焼くなら、シンプルなトースターのほうがコストパフォーマンスは良いでしょう。

また、製品によっては操作性が複雑で、使いこなすのに慣れが必要な場合もあります。特に多機能モデルでは、温度設定や調理モードの切り替えに戸惑うことがあります。

エアフライヤートースターの選び方

エアフライヤートースターを選ぶ際には、以下のポイントを軸に比較すると、自分に合った一台を見つけやすくなります。

庫内容量と本体サイズ

まずは、一度にどれくらいの量を調理したいかを考えましょう。2枚焼きタイプはコンパクトで置き場所に困りませんが、一度に調理できる量は限られます。4枚焼きタイプはやや大きくなりますが、家族分のトーストや、大きな食材の調理にも対応できます。

本体サイズだけでなく、庫内の高さもチェックしておくと良いでしょう。庫内が低いと、厚みのある食材やグラタン皿などが入らないことがあります。

加熱方式の違い

エアフライヤートースターの性能を左右するのが、コンベクション機能の強さです。コンベクション機能が強力なほど、短時間で効率的に加熱でき、揚げ物の仕上がりもサクサクになりやすいです。

お手入れのしやすさ

毎日使う家電だからこそ、掃除のしやすさも重要なポイントです。庫内に油が飛び散りやすいため、庫内がフラットで拭きやすい形状かどうか、トレイや受け皿が食洗機に対応しているかなどを確認すると良いでしょう。

搭載機能の種類

製品によって、トースト・エアフライ・ベイク・グリル・スチームなど、搭載されている調理モードはさまざまです。自分の作りたい料理に合わせて、必要な機能が備わっているかチェックしてください。

デザインと操作性

キッチンに置くものだからこそ、見た目のデザインも気になるところです。また、ダイヤル式かタッチパネル式か、プリセットメニューの有無など、操作のしやすさも実際の使い心地に大きく影響します。

おすすめのエアフライヤートースターモデル

ここからは、エアフライヤートースターの代表的な製品をいくつかご紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自分の使い方や好みに合わせて検討してみてください。

1. クイジナート エアフライ オーブントースター TOA-38

クイジナートのエアフライオーブントースターは、強力なコンベクション機能とスチーム機能を搭載した高機能モデルです。

特徴

天面にファンとヒーターを配置し、熱風を効率的に循環させる設計を採用。トーストモードではファンを回しながら焼く「トースト+ファン」機能があり、外はカリッと中はしっとりとした食感に仕上がります。また、エアフライモードでは余分な油を落としつつ、ヘルシーに揚げ物料理を楽しめます。

メリット

庫内灯が明るく、焼き加減を確認しやすいのが好評です。また、付属のグリルコンテナを使えば、より調理の幅が広がります。最大230℃まで設定でき、オーブンとしても本格的に使えます。

デメリット

一般的なトースターよりサイズが大きいため、設置スペースの確保が必須です。また、操作パネルが独特で、最初は使い方に慣れが必要かもしれません。

向いている人

トーストのクオリティとエアフライ機能の両方を妥協したくない人。キッチンに十分な設置スペースを確保できる人。

向いていない人

コンパクトサイズを最優先する人。複雑な操作を好まない人。

注意点

購入前に本体サイズを必ず測定し、設置予定場所に収まるか確認しましょう。特に奥行きと高さに注意が必要です。

2. ツインバード ノンフライオーブン コンベクション 2枚焼き TS-4179W

ツインバードは日本の家電メーカーとして長年親しまれており、このモデルも国内メーカーならではの安心感があります。

特徴

コンベクション機能を搭載した2枚焼きタイプのノンフライオーブンです。必要十分な機能を備えつつ、コンパクトなサイズ感が特徴です。

メリット

国内メーカー製品のため、アフターサポートや取扱説明書のわかりやすさが期待できます。海外メーカー製品と比べて、シンプルで直感的な操作性のものが多いのもポイントです。

デメリット

4枚焼きモデルと比べると、一度に調理できる量は限られます。また、エアフライ専用機と比較するとコンベクションのパワーが控えめな場合があります。

向いている人

国内メーカー製品を好む人。コンパクトなサイズで十分という人。

向いていない人

4枚同時にトーストできる大容量モデルを求める人。本格的なエアフライ機能を重視する人。

注意点

製品の詳細なスペックや付属品は、購入前に公式サイトで確認することをおすすめします。

3. Toffy ノンフライオーブン K-TS5-PA

Toffyはレトロ調でおしゃれなデザインが人気のブランドです。キッチンのインテリア性を重視する方に選ばれています。

特徴

クラシカルな雰囲気のデザインが目を引くノンフライオーブン。コンパクトなボディに、ノンフライ機能とトースト機能を搭載しています。

メリット

デザイン性が高く、キッチンに置くだけでおしゃれな印象を与えます。コンパクトなので、省スペースで設置しやすいのも魅力です。

デメリット

デザインが優先されているため、機能面では高機能モデルに劣る場合があります。調理モードがシンプルで、細かい温度設定ができない製品もあります。

向いている人

デザインを重視する人。キッチンをおしゃれにしたい人。コンパクトサイズで十分な人。

向いていない人

多機能・高機能を重視する人。温度や時間を細かく設定して調理したい人。

注意点

製品ラインナップは時期によって変わるため、購入時点での最新モデルのスペックを公式サイトで確認してください。

購入前に確認すべき注意点

エアフライヤートースターを購入する前に、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

設置スペースの確保

製品によって本体サイズは大きく異なります。特に奥行きのあるモデルが多いため、キッチンのカウンターだけでなく、壁との間隔も考慮して設置場所を決めましょう。背面や側面には放熱のためのスペースが必要です。

電気代の目安

一般的に、エアフライヤートースターはオーブン機能を使うため、従来のトースターより消費電力が大きめです。ただし、オーブンレンジと比べると庫内が狭く、予熱時間も短いため、トータルの電気代は抑えられます。

トーストの仕上がりの違い

エアフライヤートースターで焼くトーストは、熱風が表面を乾かすように焼き上げるため、従来のトースターとは食感が異なります。表面がパリッとし、中はしっとりとした仕上がりになるのが特徴ですが、「オーブントースターのようなこんがりした焼き色が好き」という方は、実際のレビューを参考にすると良いでしょう。

よくある質問

エアフライヤートースターはトースターの代わりになりますか?

はい、エアフライヤートースターはトースターとしても使えます。ただし、加熱方式が異なるため、従来のトースターと同じ焼き上がりになるとは限りません。製品によってトーストの仕上がりが大きく変わるため、レビューなどで実際の使用感を確認しておくと安心です。

油を使わずに揚げ物料理ができますか?

「油を使わない」というわけではなく、油の使用量を大幅に減らすことができます。市販の冷凍フライドポテトや冷凍から揚げなどは、そのまま調理可能です。生の食材に衣をつけて調理する場合も、表面に薄く油を塗る程度で、従来の揚げ物と比較してかなり少ない油で済みます。

掃除は簡単ですか?

庫内に油が飛び散りやすいため、使用後はこまめに拭き掃除をすることをおすすめします。庫内がフラットな形状の製品や、トレイが食洗機対応の製品なら、お手入れの負担を減らせます。

**コンベクションオーブンとの違いは何ですか?

コンベクションオーブンも熱風循環式のオーブンですが、エアフライヤートースターはより高温の熱風を強力に循環させることで、揚げ物料理に適した仕上がりを実現しています。また、コンベクションオーブンは据え置き型の大型製品が多く、エアフライヤートースターはよりコンパクトなサイズ感が特徴です。

まとめ:エアフライヤートースターの選び方と購入の判断材料

エアフライヤートースターは、トーストも揚げ物もオーブン料理も一台でこなせる、忙しい毎日のキッチンを支える心強い家電です。

ただし、従来のトースターとは加熱方式が異なるため、仕上がりの好みが分かれることもあります。また、本体サイズの大きさや価格帯も考慮して、自分の使い方や設置環境に合うモデルを選ぶことが大切です。

改めて選び方のポイントをおさらいすると、以下の軸で比較すると判断しやすくなります。

  • 一度にどれくらいの量を調理するか(庫内容量)
  • 設置スペースは十分にあるか(本体サイズ)
  • どんな料理をメインに作りたいか(機能)
  • デザインや操作性は自分に合っているか
  • 掃除のしやすさはどうか

今回ご紹介したモデル以外にも、さまざまなメーカーから個性豊かなエアフライヤートースターが販売されています。実際の製品を比較しながら、自分のライフスタイルにぴったりの一台を見つけてください。

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