パンを焼くとき、「外はカリッと、中はしっとり」に仕上がるトースターがあったら、いいと思いませんか?
そんな願いをかなえてくれるのがスチームオーブントースターです。通常のトースターにスチーム(水蒸気)をプラスすることで、焼き上がりの食感がぐっと変わります。
この記事では、スチームオーブントースターの基本から、選び方のポイント、おすすめモデルまでをわかりやすく解説していきます。
スチームオーブントースターとは?普通のトースターとの違い
スチームオーブントースターは、ヒーターの熱に加えて水蒸気(スチーム)を庫内に発生させながら加熱する調理家電です。
庫内にスチームがあることで、パンの表面はカリッと焼き上げつつ、内部の水分が飛びすぎるのを防ぎます。その結果、焼きたてのパンのような「外カリ中フワ」の食感を再現しやすくなるのが大きな特徴です。
通常のトースターでは、どうしてもパンがパサつきがちだったり、焦げムラができやすかったりします。スチームオーブントースターは、そのあたりをカバーしてくれるのが魅力です。
スチームオーブントースターのメリット・デメリット
ここで、スチームオーブントースターの良いところと、気をつけたい点を整理しておきましょう。
メリット
- パンが格段においしくなる:外はカリッと、中はしっとり。冷めたパンもリベイク(焼き直し)で美味しく復活します。
- 焦げにくい:スチームのおかげで表面が過度に加熱されにくく、うっかり焦げる失敗が減ります。
- 調理の幅が広がる:スチームを使うことで、揚げ物の温め直しや、野菜をしっとり蒸し焼きにするなど、トースト以外の使い方もできます。
デメリット
- 水を入れる手間がある:毎回の使用前に給水が必要です。慣れればそれほど手間ではありませんが、普通のトースターよりはひと手間かかります。
- お手入れが必要:スチームを使う分、庫内や給水タンク・カップのメンテナンスが欠かせません。水垢やカビを防ぐために、定期的な掃除が必要です。
- 価格帯がやや高め:通常のトースターと比べると、価格はやや高めに設定されています。
スチームオーブントースターの選び方:3つのポイント
スチームオーブントースターを選ぶとき、どこを見ればいいのか迷ってしまうかもしれません。ここでは、押さえるべきポイントを3つに絞って説明します。
1. 給水方法の違いを知る
スチームを発生させるための給水方法には、主にカップ式とタンク式があります。
- カップ式:専用のカップに水を入れて庫内にセットするタイプ。シンプルで構造がわかりやすく、比較的コンパクトなモデルが多いです。給水のたびにカップをセットする必要があります。
- タンク式:本体にタンクが備わっており、数回分の水をまとめて入れられるタイプ。毎回の給水が手間にならず、連続して使いやすいのがメリットです。
どちらが良いかは、自分の使い方次第です。毎日何度も使うならタンク式、たまに使うならカップ式でも十分でしょう。
2. 焼き枚数(庫内の広さ)をチェック
自分が一度にどれくらい焼くことが多いか考えましょう。
- 2枚焼きタイプ:一人暮らしや二人暮らしにぴったり。コンパクトなのでキッチンのスペースを取りません。
- 4枚焼きタイプ:家族向け。食パン4枚や25cm程度のピザが入る広さのモデルもあります。オーブン的な使い方もしたい人に向いています。
3. お手入れのしやすさ
スチームを使うと、どうしても庫内に水滴が残ったり、水垢がついたりします。
庫内のコーティングが汚れを落としやすい素材か、トレイや受け皿が取り外せるかなども、選ぶ際の大事なポイントです。購入前に、公式サイトでお手入れ方法を確認しておくと安心です。
目的別おすすめモデル
ここからは、人気メーカーのスチームオーブントースターを紹介します。どのモデルも実在が確認できており、それぞれに特徴があります。
1. BALMUDA The Toaster
バルミューダのスチームオーブントースターは、独自のスチームテクノロジーと1秒単位の温度制御で、パンの種類に合わせた最適な焼き上がりを追求したモデルです。
- 特徴:トースト、チーズトースト、フランスパン、リベイク(焼き直し)など、メニューに合わせた専用モードがあります。上位モデルのProにはサラマンダーモードも搭載されています。
- メリット:パンのプロも認める焼き上がり。デザイン性も高く、キッチンに置くだけで雰囲気が変わります。
- デメリット:価格帯は高めです。給水はカップ式で、毎回の水セットが必要です。
- 向いている人:トーストの食感にこだわりたい人。デザインも重視する人。
- 向いていない人:価格を優先したい人。シンプルな機能で十分な人。
- 注意点:各モードに合わせた正しい使い方を守ると、より美味しく焼けます。価格や仕様は公式サイトで最新情報を確認してください。
2. アイリスオーヤマ スチームオーブントースター SOT-201-B
アイリスオーヤマは、コストパフォーマンスの高さが魅力のメーカーです。エントリーモデルから、機能が充実したモデルまで幅広いラインナップがあります。
- 特徴:スチーム用カップが付属し、手軽にスチーム調理を始められます。モデルによってヒーターの種類やサイズが異なります。
- メリット:価格が手頃で、初めてスチームオーブントースターを試す人にもおすすめです。操作性もシンプルです。
- デメリット:高価格帯のモデルに比べると、焼き上がりの均一性や機能性で劣る場合があります。
- 向いている人:スチームオーブントースターを初めて購入する人。コストを重視する人。
- 向いていない人:最高級の焼き上がりや多機能を求める人。
- 注意点:型番によってサイズや機能が大きく異なります。購入前に自分の用途に合ったモデルかを確認しましょう。
3. アイリスオーヤマ スチームオーブントースター SOT-012-W
アイリスオーヤマのSOT-012-Wは、庫内が広く(W275×D220×H190mm)、食パン4枚が焼けるサイズ感が特徴です。
- 特徴:4段階のヒーター切替が可能で、料理に合わせた加減が調整しやすいです。
- メリット:広い庫内で、トーストだけでなくグラタンやピザなどのオーブン調理もしやすい。
- デメリット:サイズが大きい分、設置スペースを確保する必要があります。
- 向いている人:家族で使う人。オーブンとしても活用したい人。
- 向いていない人:コンパクトなサイズを求める一人暮らしの人。
- 注意点:本体サイズ(W355×D320×H235mm)を事前に確認し、キッチンに置けるかをチェックしましょう。
4. ソリス スチームオーブントースター キナリ SK1003
ソリスのスチームオーブントースター「キナリ」は、レトロモダンなデザインが目を引くモデルです。
- 特徴:4本ヒーターを搭載し、ムラなく焼き上げます。食パン4枚、25cmピザが入る広い庫内。最大230℃・15分タイマー。消費電力1200W。
- メリット:インテリア性が高く、デザインと機能性を両立させたい人にぴったり。広い庫内で様々な料理に対応できます。
- デメリット:バルミューダなどと比べるとブランド認知度はやや低いかもしれません。
- 向いている人:デザイン性を重視する人。4枚焼きやピザ調理など、広い庫内を活用したい人。
- 向いていない人:よりメジャーなブランドを好む人。
- 注意点:設置スペースは約31.8cm×32.5cm×25.8cmです。購入前にキッチンのスペースを確認しましょう。
5. BRUNO スチーム&ベイクトースター BOE067-WH
BRUNOのスチーム&ベイクトースターは、パワフルなスチーム機能とコンベクション方式を搭載したモデルです。
- 特徴:コンベクション機能により、庫内に熱風を循環させてムラなく加熱。ノンフライ調理やグラタンなど、トースト以外のメニューも得意としています。食パン4枚が焼ける広い庫内です。
- メリット:機能が豊富で、一台で様々な料理に挑戦できます。デザインも可愛いと評判です。
- デメリット:中価格帯以上で、機能が豊富な分、操作に慣れが必要かもしれません。
- 向いている人:トーストだけでなく、様々な料理にトースターを使いたい人。デザイン重視の人。
- 向いていない人:コンパクトなサイズを求める人。シンプルな操作が良い人。
- 注意点:過去のモデルでは「つまみが回しにくい」という口コミも見られましたが、現行の改良版では改善されているとの情報があります。購入時には現行モデルであることを確認しましょう。
スチームオーブントースターに関するよくある疑問
Q. スチームオーブントースターは本当に普通のトースターより美味しいの?
多くのユーザーが「焼き上がりが格段に違う」と評価しています。特に、冷めたパンをリベイクしたときの復活度は、通常のトースターとは別物です。とはいえ、焼き上がりの好みは人それぞれなので、口コミを参考にしつつ、自分の目的に合うかどうかを確認するとよいでしょう。
Q. お手入れは大変?
毎回の給水と、使用後の庫内の拭き掃除は必要です。特に水垢が気になる場合は、クエン酸などで定期的にメンテナンスするとよいでしょう。メーカーによっては、取り外して洗えるパーツがあるモデルもあり、そういった製品は比較的お手入れしやすいです。
Q. 普通のトースターでもスチーム効果は再現できる?
耐熱性の容器に水を入れて庫内に入れることで、ある程度のスチーム効果は期待できるといわれています。ただし、専用設計のスチームオーブントースターほどの効果は得られにくく、水の入れすぎで庫内が濡れてしまうリスクもあるため、あくまで代用として考えるのが無難です。
まとめ:自分に合ったスチームオーブントースターを見つけよう
スチームオーブントースターは、パンの焼き上がりを一段階上のものにしてくれる、魅力的な調理家電です。
選ぶときは、給水方法(カップ式・タンク式)、焼き枚数(2枚・4枚)、お手入れのしやすさの3つを軸に比較すると、自分に合ったモデルが見つかりやすくなります。
- こだわりのトーストを楽しみたいなら BALMUDA The Toaster
- コスパ重視で始めたいなら アイリスオーヤマ スチームオーブントースター SOT-201-B
- 家族で使いたいなら アイリスオーヤマ スチームオーブントースター SOT-012-W
- デザインと機能の両立を求めるなら ソリス スチームオーブントースター キナリ SK1003
- 多彩な料理に挑戦したいなら BRUNO スチーム&ベイクトースター BOE067-WH
どれも一長一短があります。価格やスペックは変更される場合があるので、購入の直前には必ず公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
あなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけて、毎日のトーストタイムをもっと豊かにしてくださいね。

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