オーブントースターでグラタンを作るときの基本
「オーブントースターでグラタンって、本当にうまく焼けるの?」「焦げそうで怖いな…」そう思っている方、結構多いんですよね。
でも大丈夫。オーブントースターは、実はグラタン作りにとっても相性がいい調理家電なんです。上面からの強い熱でチーズにこんがり焦げ目がつきやすく、外はカリッと、中はとろっとした仕上がりになります。
この記事では、オーブントースターでグラタンを焼くときの基本の手順から、失敗しないコツ、安全な使い方までわかりやすくまとめました。
オーブントースターとオーブンレンジの違いを理解しておこう
オーブントースターは、主に上面からの輻射熱(赤外線)を使って食材を加熱します。一方、オーブンレンジは庫内全体が熱せられ、天板ごと均等に焼き上げるのが特徴です。
この違いがグラタンにどう影響するかというと――
オーブントースターは「上面の焦げ目」がつきやすい反面、加熱ムラが起きやすいという特徴があります。だからこそ、ちょっとしたコツを押さえておくだけで、仕上がりがぐっと変わってきます。
オーブントースターでグラタンを焼く基本の手順
ここからは、オーブントースターでグラタンを焼く基本の流れを解説します。
1. グラタンの下ごしらえをする
まずは具材を炒め、ホワイトソースを作りましょう。マカロニは表示通りにゆでておきます。具材とソースを混ぜ合わせたら、グラタン皿に盛り付けます。
このとき、具材はあらかじめ火を通しておくのがポイント。オーブントースターは「焼き色をつける」ことが主な役割なので、中まで火を通そうとすると焼きすぎの原因になります。
2. チーズをたっぷりのせて、焼く準備
盛り付けたら、上にピザ用チーズをたっぷりのせます。パン粉をふりかけると、さらに香ばしい食感がプラスされますよ。
3. アルミホイルで蓋をするかどうか、ここが分かれ目
ここが一番のポイントです。オーブントースターは上面の熱が強いので、そのまま焼くとチーズが焦げやすくなります。
焦げを防ぎたい場合は、アルミホイルで軽く蓋をしてから焼き始めましょう。 アルミホイルをかけることで、上面の熱が直接あたるのを和らげ、中までじっくり火を通すことができます。
仕上げの2〜3分前にアルミホイルを外せば、表面にきれいな焦げ目がついて、見た目も香ばしさも◎です。
4. 焼き時間の目安
焼き時間の目安は、予熱なしで約10〜15分です。ただし、これはあくまで目安。オーブントースターの機種やワット数、食材の温度によって大きく変わります。
焼き始めてからこまめに様子を見て、「チーズが溶けて、表面に軽い焦げ目がついたらOK」という感覚が大切です。
焼き時間と温度設定のコツ
オーブントースターに温度調節機能がある場合、200℃前後に設定して焼くのがおすすめです。
ただし、機種によっては温度設定ができないものもあります。その場合は、様子を見ながら焼き時間を調整しましょう。
庫内が狭い機種では、グラタン皿がヒーターに近くなりがちです。そういうときは、アルミホイルをしっかりかけて、焦げるリスクを減らす工夫が必要です。
オーブントースターに合ったグラタン皿の選び方
グラタン皿の選び方も、失敗しないための大事なポイントです。
耐熱温度をチェックする
オーブントースターの庫内は200℃近くになります。耐熱温度が200℃以上のグラタン皿を選びましょう。耐熱ガラスや陶器製のものが一般的ですが、必ず耐熱表示を確認してください。
庫内のサイズを確認する
せっかくのグラタン皿が庫内に入らない…なんてことにならないように、オーブントースターの庫内の高さと幅を事前に確認しておきましょう。ヒーターに近づきすぎると焦げやすいので、ある程度余裕があるサイズが安心です。
材質による違い
- 陶器製:熱が伝わりやすく、保温性が高い。じっくりとろっとした仕上がりに。
- 耐熱ガラス製:焼き上がりの様子が外から見えるのがメリット。
- 金属製(ステンレスなど):熱伝導がよく、焦げ目がつきやすい。
どれが正解というわけではなく、好みや用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
よくある失敗と対策
「焦げた…!」
オーブントースターでグラタンを作るときの最大の悩みは焦げです。原因は上面からの熱が強すぎること。アルミホイルで蓋をする、または途中でグラタン皿の向きを変えることで対策できます。
「中が生っぽい…」
中まで火が通っていない場合は、火力が足りていないか、焼き時間が短すぎる可能性があります。アルミホイルで蓋をして、もう少し長めに加熱してみましょう。オーブントースターの機種によっては、途中で上下を返すように加熱位置を変えるとムラが減ります。
「グラタン皿が割れた…」
耐熱性のない食器を使うと、高温で割れることがあります。必ず耐熱温度を確認し、オーブントースター対応の皿を使いましょう。
オーブントースターで作るおすすめグラタンレシピ
基本のマカロニグラタン
材料(2人分)
- マカロニ:80g
- 鶏もも肉:1/2枚
- 玉ねぎ:1/2個
- しめじ:1/2パック
- バター:大さじ1
- 小麦粉:大さじ1
- 牛乳:400ml
- コンソメ:小さじ1
- 塩・こしょう:少々
- ピザ用チーズ:適量
- パン粉:適量
作り方
- マカロニをゆでておく。
- フライパンで鶏肉、玉ねぎ、しめじを炒める。
- バターと小麦粉を加えて炒め、牛乳を少しずつ加えてホワイトソースにする。
- コンソメ、塩・こしょうで味を調え、マカロニと混ぜる。
- グラタン皿に盛り、チーズとパン粉をのせる。
- アルミホイルをかけて、オーブントースターで約10〜12分焼く。残り2分でアルミホイルを外し、焦げ目をつける。
冷凍グラタンの温め方
市販の冷凍グラタンも、オーブントースターで簡単に温められます。パッケージの表示通りに焼くのが基本ですが、焦げそうな場合はアルミホイルをかけて調整しましょう。
冷凍のまま焼く場合は、庫内が冷えた状態から始まるので、表示より少し長めに焼く必要があることが多いです。途中で様子を見ながら調整してください。
オーブントースターを使うときの安全な注意点
オーブントースターは手軽な調理家電ですが、使い方を間違えると火災ややけどの原因になります。以下の点に注意して使いましょう。
- 使用中はその場を離れない:加熱中に庫内で発火するリスクがあります。特に油分の多い食材(チーズやバターなど)は焦げやすいので、目を離さないようにしましょう。
- 庫内をこまめに清掃する:パンくずや油がヒーター付近にたまると、発火の原因になります。使用後は庫内を拭き、定期的に清掃してください。
- 取扱説明書を必ず読む:機種によって加熱方法や注意点が異なります。初めて使う機種では、必ず取扱説明書を確認しましょう。
- 耐熱性のない容器は使わない:プラスチック製や耐熱温度の低い容器は、オーブントースターでは絶対に使わないでください。
よくある質問
Q. オーブントースターの予熱は必要?
必ずしも必要ではありません。レシピによっては予熱なしでも問題なく焼けます。ただし、予熱をすると焼き時間が短縮され、より均一に焼き上がる傾向があります。機種によって対応が異なるので、取扱説明書を確認してみてください。
Q. アルミホイルは使っても大丈夫?
使っても問題ありません。ただし、ヒーターに直接アルミホイルが触れないように注意してください。発火の原因になることがあります。グラタン皿の上を軽く覆う程度に使いましょう。
Q. オーブンレンジでも同じように作れますか?
オーブンレンジでもグラタンは作れますが、加熱の仕組みが異なります。オーブンレンジは庫内全体が均一に熱くなるので、オーブントースターよりも焼き時間が長くなる傾向があります。レシピの焼き時間はあくまで参考にして、様子を見ながら調整してください。
Q. 途中でグラタン皿の向きを変えるべき?
はい。オーブントースターは庫内の熱にムラがあることが多いです。途中でグラタン皿の向きを変えたり、前後を入れ替えたりすることで、ムラなく焼き上がります。
オーブントースターでグラタンを焼くときのまとめ
オーブントースターでのグラタン作りは、ちょっとしたコツさえ押さえれば、誰でも簡単にこんがりおいしく仕上げられます。
もう一度、大事なポイントをおさらいしましょう。
- アルミホイルで蓋をして、焦げを防ぎながら中までしっかり加熱する
- 焼き時間は目安にして、途中で様子を見ながら調整する
- グラタン皿は耐熱温度200℃以上で、庫内のサイズに合ったものを選ぶ
- 使用中はその場を離れず、安全に調理する
オーブントースターは、少しの工夫で本格的な料理が楽しめる頼もしい味方です。ぜひこの機会に、自信を持ってグラタン作りにチャレンジしてみてください。

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