なんだか無性に、とろとろの温泉卵が食べたくなる日ってありますよね。サラダにのせても、ごはんにのせて醤油をちょっと垂らしても最高。
でも、お鍋でお湯を沸かして、火加減を調節して…って、ちょっと面倒じゃないですか?
実は、その面倒を解決してくれるのが、キッチンに置いてある電気ケトルなんです。温度管理が苦手な方でも、電気ケトルを使えば驚くほど簡単に、失敗知らずの理想的な温泉卵が作れちゃいますよ。
なぜ電気ケトルで温泉卵が作れるのか
温泉卵って、不思議な料理ですよね。黄身はとろんと固まっているのに、白身はぷるぷるの半熟状態。
この絶妙な状態を生み出す秘密は、卵の黄身と白身が固まる温度の差にあります。白身は58℃くらいから固まり始め、80℃近くになると完全に固まります。一方、黄身は65℃あたりから徐々に固まり始め、70℃程度でしっかりとした半熟状態になるんです。
ということは、お湯の温度を65℃から70℃の間にキープできれば、黄身はとろり、白身はぷるぷるの理想的な温泉卵が完成する。この温度を保つという作業が、温度調節機能付きの電気ケトルなら本当に簡単にできてしまうんですよ。
あなたの電気ケトルはどっち?タイプ別の作り方
お使いの電気ケトルによって、作り方が少し変わってきます。ご自宅のケトルがどちらのタイプか、まずはチェックしてみてくださいね。
温度設定・保温機能があるケトルを使う場合
もしお使いのケトルに「70℃保温」や温度設定機能がついていたら、それはもう温泉卵メーカーとして大活躍してくれます。
例えば、BRUNO 温度調節マルチケトルのような1℃単位で温度設定ができて、そのまま保温もできるモデルが理想的。公式レシピでも、温泉卵の作り方が紹介されているほど相性が良いんです。
作り方はとてもシンプル。ケトルに水を入れて70℃に設定し、冷蔵庫から出したての冷たい卵をそっと入れます。卵は常温に戻さないのがコツですよ。そのほうが温度が安定して、毎回同じ仕上がりを期待できます。
卵を入れたら、そのまま11分から15分ほど保温します。時間はお好みの固さで調整してみてくださいね。加熱が終わったらすぐに冷水にとって冷やせば、余熱で固くなってしまうのを防げます。
アイリスオーヤマ 温度調節電気ケトルも、ガラス製で中が見えるから、調理中に卵がどうなっているか確認しやすくて便利ですよ。
温度設定がない一般的なケトルを使う場合
「うちのケトルは沸騰したらスイッチが切れるだけだよ」という方も、ご安心ください。ちょっとしたコツをつかめば、十分に美味しい温泉卵が作れます。
まずはケトルに卵がかぶるくらいの水を入れ、冷たい卵を入れてからスイッチを入れましょう。沸騰して自動的に電源が切れたら、そこからが勝負です。そのまま5分から10分、ケトルの中で卵を放置します。
5分だとかなりとろとろの半熟に、10分近くになると黄身がかなり固まってきます。ただ、ケトルの機種や入れる卵の数によって温度の下がり方が変わるので、最初はちょっとした実験気分で、自分の好みの時間を探してみてくださいね。
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失敗を防ぐための3つの大切なポイント
簡単とはいえ、ちょっとした油断で思わぬ失敗をしてしまうことも。以下の3つのポイントは、ぜひ守ってくださいね。
1. 卵は必ず冷蔵庫から出したての冷たいものを使う
「常温に戻したほうが割れにくい」と思われがちですが、温泉卵に限っては逆です。冷たい卵を使うことで温度変化がゆるやかになり、均一に火が通ります。
2. 卵をケトルに投入するときは優しく
ケトルの底に「コツン」と卵が当たると、ヒビが入って白身が流れ出てしまうことも。お玉などを使って、静かに沈めるように入れましょう。
3. 調理後はすぐに冷水で冷やす
加熱が終わったあとも、卵の温度が高いままだとどんどん余熱で固くなってしまいます。すぐに氷水などでしっかり冷やすのが、美味しさをキープする秘訣です。
電気ケトルを使う上での注意点
便利な調理法ですが、いくつか知っておいていただきたいこともあります。
まず、これはメーカーが推奨する正式な使い方ではない場合が多いということ。だからこそ、あくまで自己責任で楽しむ裏技として捉えてくださいね。
絶対にやってはいけないのが、水に塩や酢を入れることです。お湯が早く沸くかも、卵が割れにくくなるかも、と思って入れたくなりますが、ケトルの故障やサビの原因になるので厳禁です。
そして食の安全のために、新鮮な卵を使って、作ったらできるだけ早く食べきるようにしましょう。低温調理は雑菌が繁殖しやすい条件でもあるので、その日のうちに食べるのが安心です。
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電気ケトルで作る温泉卵をもっと楽しむアレンジ
さて、上手に温泉卵が作れるようになったら、次は食べ方のバリエーションを広げてみませんか?
定番の「卵かけごはん」風はもちろん、カリカリに焼いたベーコンとほうれん草のサラダにのせたり、冷たいうどんにのせてぶっかけ風にしたり。黄身がとろりと絡むだけで、いつもの料理がぐっと特別な味わいになりますよ。
最近は、カルボナーラのソースの代わりに温泉卵をパスタに絡める食べ方も人気です。チーズと黒胡椒をたっぷりかければ、お店のような一皿が完成します。
まとめ:電気ケトルで毎日の食卓に温泉卵を
いかがでしたか? 一度コツを覚えてしまえば、もう温泉卵はお店で買うものではなくなります。
温度設定ができるケトルなら70℃で放置するだけ、シンプルなケトルでも沸騰後の時間を調整すれば、あなた好みの絶妙なとろとろ加減を実現できます。
大切なのは、冷たい卵を優しくケトルに入れて、加熱後はすぐに冷やすこと。たったこれだけで、いつもの食卓がちょっと贅沢になりますよ。
毎朝の朝ごはんに、夜のちょっとした一杯のお供に。電気ケトルを使った温泉卵、ぜひ今夜にでも試してみてくださいね。



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