「あれ、そういえばハリオのあのガラスの電気ケトルって今どうなってるんだろう?」
キッチンに立つたび、お湯を沸かすたびに、そんなふうに思ったことはありませんか。透明なボディの中でお湯がふつふつと踊る様子が見える、あの美しいケトル。私もずっと気になっていたひとりです。でも調べてみると、どうやら事情はちょっと複雑になっているみたい。今日はそのあたりを、あなたとおしゃべりするような気持ちで整理してみたいと思います。
まず知っておきたい、ハリオのガラス電気ケトルの“いま”
はっきりお伝えしましょう。ハリオのガラス製電気ケトルは、残念ながら現在生産が終了しています。もう何年も使われてきたロングセラーだったんですが、後継モデルが登場することもなく、市場から静かに姿を消しました。
ネットオークションなどで見かけることもありますが、中古品や長期在庫であるケースがほとんど。安全に使いたいキッチン家電だからこそ、できれば安心できるルートで手に入れたいですよね。つまり、「新品で今すぐ買う」という選択肢は、事実上ないと考えておいたほうが良さそうです。
でも、がっかりするのはまだ早いんです。あなたが「ハリオのガラス電気ケトル」に求めていたものって、なんだったでしょうか。
透明で中が見えること?日本製であること?それとも、プラスチック臭が少なくてお湯が美味しく感じられること? その「本当に欲しかったもの」に目を向ければ、代わりになる選択肢はちゃんとあります。
「ガラスであること」にこだわるなら、ハリオにはこんな製品もある
もしあなたが「電気ケトル」に限らず、ハリオの耐熱ガラスそのものに信頼を寄せているのなら、ひとつ面白い選択肢があります。
それが、HARIO マイコン煎じ器 N HMJN-1000-Wです。
これは一般的な電気ケトルとはちょっと違って、お茶を煮出したり、白湯をじっくり作ったりするための「煎じ器」。耐熱ガラスのポットとフタは日本製で、火加減を7段階で調整でき、10分から70分までのタイマーもついています。「沸騰したら自動でオフ」ではなく、自分で好みの温度と時間を育てていく感覚のアイテムですね。
「朝の一杯を、ちょっと丁寧に楽しみたい」という方にはぴったりですが、注意したいのはお値段と機能性。単に「さっとお湯を沸かしたい」だけなら、ちょっとオーバースペックに感じるかもしれません。
スピードと静かさで選ぶなら、ツヴィリングのガラスケトル
「やっぱり手軽に沸かしたい。でもガラスの気持ちよさは手放したくない」というあなたに、もうひとつ紹介したいのが、ツヴィリング ヨーロピアンティーケトル 53103-800です。
容量は1.7Lと大家族にも嬉しい大きめサイズ。そして何より、実際に使っている方の声で目立つのが「静かで、沸くのが速い」という点です。朝の忙しい時間、キッチンでゴーッという音が響かないのって、想像以上にありがたいんですよね。
もちろんハリオの旧モデルと比較して「沸騰までが遅い」と感じる方もいるようですし、「機能がありすぎて使いこなせない」という意見も散見されます。でも、「ガラス製であること」と「普通の電気ケトルとしての使い勝手」のバランスを取るなら、いま最も現実的な選択肢のひとつだと思います。
選択肢は、あなたの「使い方」で変わる
ここまで見てきたことを整理すると、あなたが次に手に取るべきものは、こんな基準で変わってきそうです。
ゆっくりお茶の時間を楽しみたいなら
→ ハリオのマイコン煎じ器。日本製の耐熱ガラスで、安全にこだわりたい方に。
シンプルに、速く、静かにお湯を沸かしたいなら
→ ツヴィリングのガラスケトル。デザインもスッキリしていて、キッチンに置いておくだけで気分が上がります。
「ハリオのガラス電気ケトルが欲しかったのに」という気持ちは、とてもよくわかります。でも、その奥にあった「安全で、美しくて、美味しいお湯を使いたい」という願いは、形を変えてちゃんと叶えられるんです。
最後に、もしあなたがキッチンに立つ時間を、もう少し愛おしく思えるような一品と出会えたなら、こんなに嬉しいことはありません。お湯を沸かす、ただそれだけのことが、明日からの小さな楽しみになりますように。

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