サーキュレーターを使っていると、気になるのが羽根やガードに溜まるほこり。せっかく空気を循環させても、ほこりが舞ってしまっては意味がありませんし、放置すると風量が落ちたり、故障の原因になることもあります。
この記事では、サーキュレーターに溜まったほこりの正しい掃除方法と、ほこりを溜めにくくする予防策をまとめました。すでにサーキュレーターを使っているけれど掃除の仕方がわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
サーキュレーターにほこりが溜まるとなぜダメなのか
サーキュレーターは、空気を循環させるためにモーターでファンを回しています。使い続けていると、空気中のほこりやホコリがガードや羽根に付着していきます。
このほこりを放置すると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 風量が落ちる:羽根にほこりが付着すると、羽根のバランスが崩れたり、風の通り道が狭くなったりして、本来の風量が得られにくくなります
- モーターに負荷がかかる:ほこりが詰まるとモーターに余計な負担がかかり、消費電力が増えたり故障のリスクが高まります
- せっかく循環させてもほこりが舞う:サーキュレーター自体がほこりを拡散する原因になり、かえって部屋の空気を汚してしまうことにもなります
掃除は、快適に長く使い続けるための基本のお手入れです。とはいえ、サーキュレーターの掃除って面倒そう……と感じる方も多いかもしれません。しかし、正しい手順を知っておけば、そこまで難しいものではありません。
掃除を始める前に必ず確認すること
サーキュレーターの掃除をする前に、絶対に守ってほしいポイントが3つあります。
- 必ず電源を切り、コンセントを抜く:水回りを使う掃除もあります。感電や故障を防ぐため、作業前の電源オフは徹底してください
- 取扱説明書を確認する:サーキュレーターはメーカーや機種によって、分解できるものとできないものがあります。自分が使っている機種が分解可能かどうかは、必ず取扱説明書で確認してください
- 水洗い後は完全に乾燥させる:分解して水洗いした場合、しっかり乾燥させてから組み立てて使うようにしましょう。水分が残っていると故障やカビの原因になります
これらはどの機種でも共通する基本中の基本。まずはこの3つを頭に入れてから掃除を始めてください。
分解できるサーキュレーターの掃除方法
取扱説明書を確認して「分解できる」と書いてあった機種は、比較的しっかりと掃除ができます。
- 電源を切り、コンセントを抜きます
- 取扱説明書に従って、ガード(カバー)と羽根を外します
- 外したガードと羽根を水洗いします。中性洗剤を使って軽くこするときれいになります
- 水洗い後は、しっかりと乾燥させます。自然乾燥で十分ですが、時間に余裕をもって行いましょう
- 本体部分は水で拭かず、乾いた布やハンディワイパーでほこりを取ります
- ガードと羽根が完全に乾いたら、取扱説明書の手順通りに組み立てます
この方法が最も確実で、サーキュレーターの性能を戻すには効果的です。ただし、分解できるのはあくまで一部の機種だけ。分解できないタイプの場合は、別の方法を試すことになります。
分解できないサーキュレーターの掃除方法
実は、サーキュレーターの約半数はカバーが外せないタイプだと言われています。そういった機種は、以下の方法で掃除を行います。
ハンディワイパーやドライシートで表面のほこりを取る
まずは、ガードの表面に付いたほこりを、ハンディワイパーや乾いた布、ドライシートで拭き取ります。細かい隙間に入ったほこりは、綿棒や歯ブラシを使うと取りやすくなります。
エアダスターで内部のほこりを吹き飛ばす
市販のエアダスターを使って、ガードの隙間から内部のほこりを吹き飛ばす方法も効果的です。ただし、吹き飛ばしたほこりが部屋の中に舞ってしまうので、できればベランダや浴室など、ほこりが気にならない場所で行うのがおすすめです。
掃除機で吸い取る
掃除機にブラシ付きのアタッチメントをつけて、ガードの隙間や吸気口からほこりを吸い取る方法もあります。エアダスターと併用すると、よりきれいになります。
本体の拭き掃除
表面の汚れは、水で薄めた台所用中性洗剤を含ませた布で拭き取ります。その際、強くこすりすぎないように注意してください。拭き終わったら、水拭きして洗剤を落とし、乾いた布で拭き上げます。
分解できない機種はどうしても完全な掃除が難しいですが、こまめに表面のほこりを取り除くだけでも、風量低下やほこり撒き散らしを防ぐ効果は期待できます。
サーキュレーターのほこりを予防する方法
掃除自体も大切ですが、できればほこりが溜まりにくい環境を作りたいですよね。ここでは、日常的に取り入れられる予防策を紹介します。
掃除頻度の目安を決めておく
目安としては、月に1回の分解掃除が推奨されています。分解できない機種の場合は、週に1回程度、表面のほこりを拭き取るだけでも効果が違います。定期的なケアを習慣化すると、一度の掃除の負担も減ります。
静電気防止スプレーを活用する
サーキュレーターのガードや本体に静電気防止スプレーを吹きかけておくと、ほこりが静電気で引き寄せられにくくなります。スプレー後はしっかり乾燥させてから使用するようにしてください。
対策フィルターを取り付ける
掃除の手間を大幅に減らしたいなら、サーキュレーター専用のほこり対策フィルターを取り付けるのもひとつの手です。
東洋アルミエコープロダクツから販売されている「ホコリとりフィルターサーキュレーター用」は、サーキュレーターの背面に装着するタイプのフィルターです。伸縮性のある素材で、多くの機種に取り付けやすくなっています。フィルターが空気中のほこりをキャッチして、本体内部への侵入を防いでくれるため、掃除の頻度を減らせるのが大きなメリットです。
交換目安は約1ヶ月。取り付けるだけで、ほこり対策がぐっとラクになるという口コミも多く見られます。ただし、すべての機種に取り付けられるわけではないので、購入前に自分のサーキュレーターの形状を確認しておくとよいでしょう。
使わないときはカバーをかける
オフシーズンや長期間使わないときは、掃除をしてからビニール袋や布製のカバーをかけて保管しましょう。その際、直射日光や高温多湿を避けることも大切です。保管前にしっかり乾燥させるのを忘れずに。
よくある質問
Q. サーキュレーターの掃除はどのくらいの頻度でやればいい?
目安は月に1回の分解掃除です。分解できない機種の場合は、週に1回の軽い拭き掃除を習慣にすると、ほこりの蓄積を抑えられます。
Q. 分解できないタイプの掃除はどこまでやればいい?
分解できない場合は、ガードの隙間からエアダスターでほこりを吹き飛ばすのがおすすめです。完全にはきれいになりませんが、定期的に実施することで風量低下を防げます。
Q. 水洗いした後はすぐに使っても大丈夫?
絶対にやめてください。完全に乾燥させてから使うのがルールです。水分が残ったまま使うと、故障やカビの原因になります。特に羽根の付け根部分は乾きにくいので、しっかり時間をかけて自然乾燥させましょう。
Q. フィルターを取り付けると風量が落ちる?
東洋アルミの「ホコリとりフィルターサーキュレーター用」は、目詰まりしにくい構造になっているため、風量を大きく落とさずにほこりをキャッチできるとされています。ただし、長期間交換せずに使い続けると目詰まりする可能性があるので、交換目安は守るようにしてください。
まとめ
サーキュレーターのほこり対策で大切なのは、定期的な掃除と予防策の両立です。
- 電源を切ってから、取扱説明書を確認して掃除を始める
- 分解できる機種は水洗いでしっかりきれいにする
- 分解できない機種はエアダスターや掃除機でできる範囲の掃除をする
- 掃除後は必ず完全に乾燥させてから使う
- 静電気防止スプレーや対策フィルターで予防も取り入れる
- 保管時は清掃後にカバーをかけ、高温多湿を避ける
掃除を怠ると、風量低下や故障、ほこりの拡散といったデメリットが生じます。とはいえ、正しい方法を知っていれば怖くありません。今回紹介した手順を参考に、ぜひお手持ちのサーキュレーターのメンテナンスをしてみてください。
快適な空気環境を保つためにも、サーキュレーターのお手入れを習慣にしていきましょう。

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