オーブントースターって、実は魚を焼くのにもすごく向いているってご存じでしたか?
「魚焼きグリルがない」「魚を焼くときの煙や匂いが気になる」「後片付けが面倒…」そんな悩みをお持ちの方に、ぜひ試していただきたい調理法です。
この記事では、オーブントースターで魚を焼くときの温度や時間の目安、失敗しないコツ、そして簡単にできるレシピまで詳しくご紹介します。
そもそもオーブントースターで魚は焼けるの?
結論から言うと、オーブントースターで魚は十分に美味しく焼けます。
しかも、魚焼きグリルと比べていくつかのメリットがあります。
オーブントースターで魚を焼くメリット
- 後片付けが圧倒的にラク:アルミホイルやクッキングシートを使えば、グリルのように網や受け皿をゴシゴシ洗う必要がありません。
- 他の料理と同時進行できる:コンロを使わないので、魚を焼きながら他のおかずも作れます。
- コンパクトで場所を取らない:魚焼きグリルが付いていないタイプのキッチンでも活躍します。
デメリットや注意点
- 大きな魚は入らない:サンマ一尾のような長い魚は、機種によっては入らない場合があります。切り身や干物がメインになります。
- 焼きムラが起きやすい:ヒーターが近いので、焦げやすい面があります。途中で様子を見たり、向きを変えたりする工夫が必要です。
- 庫内に匂いが残ることがある:焼き魚の匂いが庫内にこもりやすいので、焼き終わったらしっかり換気しましょう。
オーブントースターで魚を焼く基本の手順
ここからは、実際にオーブントースターで魚を焼く手順を解説します。
1. 魚の下処理をする
焼く前にちょっとした下処理をするだけで、仕上がりが格段に変わります。
- 塩をふる:魚の両面に軽く塩をふり、10〜15分ほど置きます。
- 出てきた水分を拭き取る:時間が経つと魚から水分が出てきます。この水分をしっかり拭き取ることが、パリッと焼く最大のポイントです。このひと手間で、臭みが減り、皮が香ばしく仕上がります。
2. アルミホイルを敷く
天板や庫内を汚さないために、アルミホイルを敷くのが基本です。
- 魚の両面を包み込むようにアルミホイルで覆うと、蒸し焼き効果でふっくら仕上がります。
- 皮をパリッとさせたい場合は、魚の上はアルミホイルをかけずに、天板部分だけに敷く方法もあります。
3. 温度と時間の目安で焼く
加熱の目安は、220℃(または1,000W)前後です。
焼き時間は、魚の種類や厚みによって変わりますが、以下の時間が目安になります。
| 魚の種類 | 焼き時間の目安 |
|---|---|
| 切り身(サバ・サケなど) | 約10〜12分 |
| 干物(ホッケ・カレイなど) | 約8分 |
| サンマ(一尾) | 約15分 |
ただし、これはあくまで目安です。 オーブントースターの機種や魚のサイズによって最適な時間は変わります。焼き加減を見ながら、様子を見て時間を調整してください。竹串を刺してみて、すっと通れば火が通ったサインです。
4. 焼き上がったら庫内の匂いを逃がす
焼き魚を食べた後、オーブントースターの庫内に匂いが残ることがあります。焼き終わったら、すぐに庫内のドアを開けておくと、匂いがこもりにくくなります。
魚焼きグリルやフライパンとの比較は?
オーブントースターと、ほかの調理器具はどう違うのでしょうか。簡単に比較してみましょう。
- 魚焼きグリル:皮がパリッと中がふっくらと、最も本格的な焼き上がりになります。ただし、後片付けが一番手間です。
- フライパン:特別な器具がなくても手軽に始められます。クッキングシートを使えば片付けもラクですが、煙や匂いが部屋中に広がりやすいのが難点です。
- オーブントースター:魚焼きグリルほどの本格派ではないものの、フライパンよりは皮がパリッと仕上がりやすいです。そして、後片付けのラクさはトップクラス。手軽さと仕上がりのバランスがとても良い調理法と言えます。
【レシピ】オーブントースターで簡単!サバの塩焼き
基本の手順を踏まえて、一番シンプルな「サバの塩焼き」のレシピをご紹介します。
材料(2人分)
- サバの切り身:2切れ
- 塩:適量
作り方
- サバの両面に塩をふり、10分程度置きます。
- 出てきた水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
- オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き、その上にサバを並べます。
- 220℃(または1,000W)に設定し、約10〜12分焼きます。
- 焼き色が付き、竹串がスッと通れば完成です。
たったこれだけ。魚焼きグリルを使わなくても、簡単に焼き魚が楽しめます。
よくある疑問と解決策
Q. 焦げないようにするコツは?
焦げやすい場合は、焼く途中で一度取り出して、アルミホイルを被せるのがおすすめです。加熱が強すぎると感じたら、ワット数を下げる(例えば800W程度)か、庫内の中心よりも少し外側に置くなど、位置をずらして調整してみてください。
Q. 生焼けが心配です…
厚みのある魚は、表面が焦げていても中まで火が通っていないことがあります。竹串を刺して、透明な肉汁が出てくるか確認しましょう。もし生焼けが心配な場合は、焼く前に数分間、魚を室温に戻してから調理を始めると、中まで火が通りやすくなります。
Q. 庫内の匂いが気になります
先述の通り、焼き終わったら庫内のドアを開けておくことが基本です。また、換気扇を回しながら調理するのも効果的です。どうしても気になる方は、魚専用の調理器具として、高性能なフィルターが搭載されたロースターを検討するのも一つの方法です。
オーブントースターの選び方のポイント
もし、これからオーブントースターを購入するという方は、魚を焼くために以下のポイントをチェックしてみてください。
- ワット数(消費電力):1,000W以上のモデルなら、短時間でしっかり加熱できます。
- 庫内のサイズ:サンマのような長い魚を焼きたいなら、庫内の奥行きや高さが十分にあるか確認しましょう。
- 温度調節機能:1000W固定ではなく、温度調節が細かくできるモデルなら、より焼き加減をコントロールしやすいです。
なお、オーブントースターの代わりに、魚焼きグリルに近い本格的な焼き上がりを求めるなら、卓上型のロースターという選択肢もあります。煙や匂いをカットするフィルターが付いたモデルもあり、後片付けも簡単なものが増えています。
まとめ:オーブントースターで魚焼きの選択肢を広げよう
オーブントースターは、魚焼きグリルがなくても、手軽に美味しい焼き魚を楽しめる優秀な調理器具です。
- 温度は220℃(または1,000W)が目安
- 焼き時間は魚の厚みに合わせて調整
- 下処理(塩をふり、水分を拭く)で仕上がりが格段にアップ
- アルミホイルで後片付けもラクラク
魚焼きグリルの掃除にうんざりしている方や、これから一人暮らしを始める方にも、ぜひオーブントースターでの魚料理を取り入れてみてください。
この記事でご紹介したコツを参考に、あなたもオーブントースターで美味しい焼き魚に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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