オーブントースターでケーキは焼ける?簡単レシピと失敗しないコツを紹介

トースター

「オーブントースターでケーキって、本当に焼けるの?」そう思ったことはありませんか。実は、オーブントースターでも工夫次第でふんわりとしたケーキを焼くことが可能です。ただし、オーブンとは熱の当たり方や庫内のサイズがまったく違うので、そのままのレシピではうまくいかないことも。この記事では、オーブントースターでケーキを焼くための基本的なコツと、おすすめのアイテムを紹介します。

オーブントースターでケーキを焼く前に知っておくべきこと

オーブントースターでケーキを焼くときは、まず「オーブンとの違い」を理解しておくことが大切です。オーブントースターは熱源が食材の近くにあり、庫内もコンパクトなため、オーブンより熱の通り方が強く、ムラが出やすいのが特徴です。とくに上火が強いため、表面が焦げやすく、逆に中まで火が通りにくいことがあります。

そのため、オーブントースターでケーキを焼くときは、温度設定ができる機種を使うこと、アルミホイルを活用して焦げを防ぐこと、そして焼き時間をこまめに調整することが成功のカギになります。

オーブントースターでのケーキ作り、ここがポイント

オーブントースターでケーキを焼くとき、とくに意識したいポイントをまとめました。

温度設定はできるだけ細かく調整できる機種を選ぶ

昔のオーブントースターは温度調節が「弱・中・強」程度しかないものが多く、お菓子作りには不向きでした。しかし最近の製品は、100℃から250℃まで細かく設定できるものが増えています。ケーキを焼くなら、温度設定ができることが最低条件と考えてください。パウンドケーキなどは170℃前後が目安になることが多いですが、機種によって温度のクセが異なるので、何度か試して調整するのがおすすめです。

アルミホイルは焦げ防止の必須アイテム

オーブントースターでケーキを焼くとき、表面が焦げてしまうことがいちばんの失敗ポイントです。焼き始めてから表面に焼き色がついたタイミングで、アルミホイルをかぶせてください。そうすることで、表面の焦げを防ぎながら、じっくりと中まで火を通すことができます。

型の選び方も大切

オーブントースターは庫内が低い機種が多いので、高さのあるケーキ型は入らない場合があります。パウンドケーキ型やカップケーキ型など、比較的低めの型を選ぶとよいでしょう。また、紙製のケーキ型はオーブントースターでは使わないほうが安全です。紙製の型は火が近いと燃える危険性があるため、必ず金属製またはシリコン製の型を使い、天板の上にのせて焼くようにしてください。

お菓子作りにおすすめのオーブントースター3選

ここからは、お菓子作りに使いやすいオーブントースターを3つ紹介します。どの製品も温度設定が細かくできて、タイマーも長めに設定できるものを選びました。

1. テスコム TSF61A

テスコムのTSF61Aは、35℃から230℃まで幅広い温度設定ができるコンベクション機能搭載のオーブントースターです。最大60分のタイマーがついているので、じっくり焼く必要があるケーキ作りにも対応しやすいでしょう。

メリット

  • 低温調理や発酵もできるので、ケーキ以外の料理にも幅広く使える
  • コンベクション機能で庫内の空気が循環し、焼きムラを軽減してくれる
  • コンパクトなサイズなので、キッチンに置きやすい

デメリット

  • 庫内の高さが85mmと低めなので、大きめのケーキ型は入らない
  • パンや大きめのスコーンなど、高さのあるものには向かない

向いている人
コンパクトな多機能オーブンを探している人や、パウンドケーキやカップケーキなど、高さのないケーキをメインに焼きたい人に向いています。

向いていない人
直径20cm以上のホールケーキや、高さのあるパンを焼きたい人には向きません。

2. 山善 YCV-MC130

山善のYCV-MC130は、30℃から240℃まで設定できるモデルで、庫内の高さが170mmあるのが特徴です。この高さがあれば、ある程度の大きさのケーキ型も入りやすく、本格的にお菓子作りをしたい人にもおすすめです。

メリット

  • 庫内が広いので、丸いケーキ型や大きめのパウンド型も使える
  • コンベクション機能でムラなく焼ける
  • 温度範囲が広く、発酵や低温調理にも対応

デメリット

  • 本体が大きく、設置スペースをある程度確保する必要がある
  • コンパクトなモデルと比べると価格帯がやや高め

向いている人
本格的なお菓子作りを楽しみたい人や、いろいろなサイズのケーキ型を使いたい人に向いています。また、オーブントースターをメインの調理家電として使いこなしたい人にもおすすめです。

向いていない人
キッチンカウンターのスペースが限られている人には、設置が難しいかもしれません。

3. アイリスオーヤマ FVC-D15B

アイリスオーヤマのFVC-D15Bは、60℃から250℃まで設定できるコンベクションオーブンです。庫内の高さは145mmあり、パウンドケーキや小さめのホールケーキなら十分焼けるサイズ感です。

メリット

  • 高温調理が可能で、焼き色をつけたいケーキにも対応しやすい
  • コンベクション機能で熱風が循環するため、焼きムラが抑えられる
  • コストパフォーマンスが高く、初めての一台としても選びやすい

デメリット

  • 庫内の高さは145mmとそこそこあるが、高さのある大型のケーキには向かない
  • タイマーは60分までなので、長時間の低温焼成には向かない場合がある

向いている人
幅広い温度設定でさまざまな料理に使いたい人や、コストを抑えつつお菓子作りを始めたい人に向いています。

向いていない人
大きめのホールケーキを頻繁に焼く人や、さらに広い庫内を求める人には物足りないかもしれません。

オーブントースターで焼くときのよくある疑問

オーブントースターではどんなケーキが焼きやすい?

パウンドケーキやカップケーキ、バナナケーキ、スコーンなど、比較的厚みが少ないか、小分けにできるものが焼きやすいです。逆に、大きなスポンジケーキやガトーショコラなど、厚みがあって均一な熱が必要なものは、オーブントースターでは難しい場合があります。

焼き時間はオーブンと同じでいいの?

オーブントースターはオーブンより熱源が近いため、同じ温度設定でもオーブンより早く焼き上がることが多いです。レシピの焼き時間をそのまま使うと焦げてしまうことがあるので、様子を見ながら時間を調整してください。目安としては、レシピの表示時間の7〜8割程度で焼き色をチェックすると失敗しにくいでしょう。

天板は必ず使うべき?

はい。オーブントースターでケーキを焼くときは、必ず付属の天板の上に型をのせて焼いてください。網の上に直接型を置くと、熱の当たり方が強すぎて底が焦げることがあります。天板を使うことで熱が直接当たるのを和らげ、底の焼けすぎを防ぐことができます。

オーブントースターで紙のケーキ型は使える?

使い方によっては危険がともなうため、おすすめできません。紙製の型はオーブントースターの熱源に近いと、燃えたり発火したりするリスクがあります。どうしても使いたい場合は、金属製やシリコン製の型を選ぶか、アルミホイルで全体を包むなどの工夫が必要です。

オーブントースターでケーキを焼く際の安全な注意点

最後に、安全面でぜひ押さえておいてほしいポイントをまとめます。

  • 紙製の型やクッキングシートの使いすぎに注意:熱源に近づきすぎると燃える危険があるので、型からはみ出た部分をカットするなど工夫してください
  • アルミホイルは焦げ防止に便利ですが、電熱線に直接触れないように注意:庫内の電熱線にアルミホイルが接触すると、火災の原因になることがあります
  • オーブントースターの取扱説明書を必ず確認:お菓子作りが想定されている機種かどうか、耐熱温度や使用可能な容器の種類を事前に確認しておきましょう
  • 焼いている間はこまめに様子を見る:オーブンより火力が強いため、放置するとあっという間に焦げてしまいます。オーブントースターでのケーキ作りは、目を離さずに調整することが安全でおいしい仕上がりのコツです

オーブントースターでも、正しい知識とちょっとした工夫でおいしいケーキを焼くことができます。最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、何度か試すうちに自分の機種のクセがわかってくるはずです。今回紹介したポイントを参考に、ぜひオーブントースターでのケーキ作りに挑戦してみてください。

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