「れんこん、買ったはいいけどどうやって食べよう……」そんなとき、フライパンや揚げ鍋を出さなくても、トースターがあれば簡単に美味しく調理できるって知っていましたか?
実はれんこんは、トースターで焼くだけでカリッとした食感と旨味がギュッと凝縮される、とっても相性のいい食材なんです。
この記事では、れんこんの下処理のコツから基本の焼き方、そしてアレンジレシピまで、トースターで作るれんこん料理のすべてをまとめました。
料理に自信がない方でも、これならできそう!と思ってもらえる内容になっています。さっそく見ていきましょう。
まずはここから!れんこんをトースターで焼く前に知っておきたい基本
トースターでれんこんを美味しく焼くためには、最初の下処理がとっても大事です。ここをしっかり押さえておけば、仕上がりの食感や味わいがグッと変わります。
皮むきのコツは「ピーラー」
れんこんの皮は、包丁よりピーラーでむくのがおすすめです。薄く均一にむけるので、無駄なくきれいに仕上がります。
特にれんこんは凹凸があるので、ピーラーを使うと手際よく処理できますよ。
切り方で食感が変わる!「縦切り」と「輪切り」
れんこんの切り方は、食感に大きな影響を与えます。
繊維に沿って縦切りにすると、カリッとした食感に。まるでスナックのようにパリッと仕上がりたいときは、こちらがおすすめです。
一方、繊維を断つ輪切りにすると、ほっくりやわらかな食感になります。断面の穴がきれいに見えるので、見た目も華やかです。
どちらが正解というわけではなく、食べたいイメージで使い分けてみてください。
あく抜き、必要?不要?
れんこんにはアクがあるので、下処理として水にさらすのが一般的です。でも、ここでポイントがあります。
水にさらすと、でんぷん質が抜けてホクッとした食感になりやすいです。一方、酢水(水1リットルに対し酢大さじ1程度)にさらすと、白さが保たれてシャキッとした食感になります。
どちらを選ぶかは、好みやレシピに合わせて決めるとよいでしょう。
ちなみに、薄切りにしてすぐ焼く場合は、あく抜きを省略してもそこまで気になりません。ただ、厚切りにするときは、水に5〜10分ほどさらすと仕上がりがなめらかになります。
生のまま焼いて大丈夫?
結論から言うと、れんこんは生のままトースターで焼けます。
下処理をしたれんこんをそのままトースターに入れて大丈夫です。加熱時間はだいたい15〜20分が目安。とはいえ、トースターの機種や厚みによって時間は変わるので、途中で様子を見ながら焼くのがコツです。
ここでひとつ、注意点を。
トースターの天板や網に直接のせると、焦げ付くことがあります。クッキングシートやアルミホイルを敷いてから焼くと、後片付けもラクで安心ですよ。
トースターで作る!基本のれんこん焼き(シンプル塩味)
まずは、一番シンプルな塩焼きから始めてみましょう。
材料
- れんこん:中2節
- オリーブオイル:小さじ1
- 塩:少々
- 粗びきブラックペッパー:お好みで
作り方
- れんこんは皮をむき、お好みの厚さに切ります。今回は5〜8mmほどの輪切りか、縦半分に切ってからさらに半月切りにするのがおすすめです。
- 水に5分ほどさらしてアクを抜き、しっかり水気を拭き取ります。
- ボウルにれんこんを入れ、オリーブオイルと塩を絡めます。
- クッキングシートを敷いたトースターの天板に、れんこんを重ならないように並べます。
- トースター(1000W程度)で15〜20分、こんがり焼き色がつくまで焼きます。途中で一度ひっくり返すと、両面きれいに焼けますよ。
- 焼き上がったら粗びきブラックペッパーをふって完成です。
これだけで、外はカリッと中はホクッとした、れんこんの旨味がギュッと詰まった一品ができあがります。
この基本の焼き方を覚えておけば、あとは味付けを変えるだけでいろんなバリエーションに広がります。
【アレンジレシピ1】ごま油香る和風れんこん焼き
塩焼きに慣れたら、次はごま油を使ったアレンジはいかがでしょう。
材料
- れんこん:中2節
- ごま油:大さじ1〜2
- 塩:小さじ1/4
- 白ごま:お好みで
作り方
- れんこんは皮をむいて5〜8mm厚さに切り、水にさらして水気を拭きます。
- ごま油と塩を絡め、クッキングシートを敷いたトースターに並べます。
- 15〜20分焼き、最後に白ごまをふりかけてできあがり。
ごま油の香ばしさが食欲をそそる、おつまみにぴったりの一品です。塩加減はお好みで調整してみてください。
ちなみに、ごま油の代わりにオリーブオイルを使ってももちろんOK。その場合は、イタリアンな味わいになります。
【アレンジレシピ2】カレー風味のチーズれんこん焼き
ちょっとしっかりした味付けが食べたいなら、カレーとチーズの組み合わせがおすすめです。
材料
- れんこん:中2節
- マヨネーズ:大さじ1
- カレー粉:小さじ1
- ピザ用チーズ:適量
作り方
- れんこんは皮をむき、5〜8mm厚さに切って水にさらし、水気を拭きます。
- マヨネーズとカレー粉を混ぜ合わせ、れんこんに塗ります。
- その上にピザ用チーズをのせて、トースターで10〜15分焼きます。
- チーズが溶けてこんがり焼き色がついたら完成です。
カレーのスパイシーさとチーズのコクが絶妙にマッチ。ご飯のおかずにもなるし、ビールのおつまみにもぴったりです。
ただし、チーズが焦げやすいので、焼いているときはこまめにチェックしてくださいね。
【アレンジレシピ3】パリパリれんこんチップスのり塩味
ちょっとしたスナック感覚で食べたいなら、薄切りにしてパリッと焼くのが正解。
材料
- れんこん:中1節
- オリーブオイルまたはごま油:適量
- 塩:少々
- のり:適量(細かくちぎったもの)
作り方
- れんこんは皮をむき、スライサーや包丁でできるだけ薄く(2〜3mm)切ります。
- 水にさっとさらして水気をしっかり拭き取り、油と塩を絡めます。
- クッキングシートの上に重ならないように並べ、トースターで10〜15分焼きます。
- 焼き上がったら熱いうちにのりをまぶして完成。
パリッとした食感がクセになる、やみつき系のおやつ・おつまみです。薄切りだと焼き時間が短くて済むので、急ぎのときにも便利ですよ。
【アレンジレシピ4】チーズ羽根つき蓮根焼き
ちょっと見た目も楽しみたい方には、チーズ羽根つきれんこん焼きはいかがでしょう。
材料
- れんこん:中1節
- ピザ用チーズ:たっぷり
- 塩:少々
- 油:少々
作り方
- れんこんは皮をむいて5mm厚さの輪切りにし、水にさらして水気を拭きます。
- クッキングシートの上にピザ用チーズをひとつかみ置き、その上にれんこんをのせます。
- さらに上からもチーズを少しかけ、トースターで10〜15分焼きます。
- チーズがカリッと焼けて羽根のように広がったら完成。
チーズの香ばしさとれんこんの食感が楽しい一品。SNS映えもするので、特別な日の一品にもおすすめです。
ただし、焼きたてはチーズが柔らかいので、少し冷ましてから食べるとカリッと感が増しますよ。
トースターでれんこんを焼くときのよくある疑問
ここからは、読者の方からよく寄せられる疑問をまとめてみました。
Q. 水煮のれんこんでも作れますか?
A. はい、水煮のれんこんでも作ることは可能です。ただし、生のれんこんと比べると、食感がやわらかくなりやすいです。シャキッとした食感を楽しみたいなら、生のれんこんを使うのがおすすめです。
Q. 冷凍れんこんはそのまま焼けますか?
A. 冷凍れんこんを使う場合は、解凍してから水気をしっかり拭き取ってから焼きましょう。凍ったまま焼くと水分が多く、カリッと仕上がりにくくなります。
Q. トースターのワット数が違うけど、時間はどう調整すればいい?
A. トースターのワット数によって加熱時間は変わります。1000Wを目安に15〜20分としていますが、600W程度の機種なら少し長めに、1200W以上なら短めに調整するのがコツ。最初は短めに設定して、様子を見ながら追加で焼くのが失敗しません。
Q. 焦げ付きを防ぐには?
A. クッキングシートを敷くのが一番簡単です。また、油をしっかり絡めることで、れんこん自体がくっつきにくくなります。
れんこんの栄養と選び方のちょっとした知識
せっかくれんこんを食べるなら、栄養面も知っておくと選ぶときの参考になります。
れんこんには、ビタミンCが豊富に含まれています(100gあたり約48mg)。しかも、加熱による損失が少ないのが特徴。加熱料理に向いている食材なんですね。
また、れんこんの切り口が黒ずむのは、タンニン(ポリフェノールの一種) によるものです。これも栄養の一部。酢水にさらすと黒ずみが防げて、きれいな白さが保てます。
れんこんを選ぶときは、ずっしりと重みがあり、表面にハリがあるものを選びましょう。穴の部分が黒くなっていないかもチェックポイントです。
れんこんトースター調理のまとめ
ここまで、れんこんをトースターで焼く基本から、いろんなアレンジレシピまでお伝えしてきました。
改めてポイントをまとめると:
- れんこんは生のままトースターで焼ける
- 切り方で食感が変わる(縦切り=カリッと、輪切り=やわらか)
- 下処理は水さらしか酢水で、好みの食感に調整
- 加熱時間の目安は15〜20分だが、機種によって調整が必要
- 味付けはシンプルな塩焼きから、ごま油・カレー・チーズなどアレンジ自由
トースターを使えば、フライパンや揚げ鍋を出さなくても、手軽にれんこん料理が楽しめます。忙しい日の副菜や、お酒のおつまみ、子どものおやつ代わりにも重宝しますよ。
まずは基本の塩焼きから試してみて、徐々にアレンジを広げてみてください。きっと、れんこんの新しい魅力に出会えるはずです。
レシピはあくまで一例。自分の好みに合わせてアレンジするのが、料理の楽しみ方のひとつです。
ぜひ、あなたなりの「れんこんトースター」の美味しい食べ方を見つけてみてくださいね。

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