椎茸にマヨネーズを塗って、あとはトースターで焼くだけ――。
こんなに簡単なのに、椎茸の旨味とマヨネーズのコクが合わさって、ご飯が進むおかずやお酒のおつまみにぴったりの一品ができあがります。
でも、初めて作るときに気になるのは焼き時間ですよね。
「マヨネーズが焦げないかな?」
「椎茸にちゃんと火が通るのかな?」
この記事では、椎茸のマヨネーズ焼きをトースターで失敗なく作るためのコツや、味のアレンジ方法をわかりやすく紹介します。
椎茸とマヨネーズの組み合わせが簡単で美味しい理由
椎茸にはグルタミン酸という旨味成分がたっぷり含まれています。
一方、マヨネーズには酢と卵黄のコク、ほんのりとした酸味があります。
このふたつを合わせると、旨味が引き立ち合って、シンプルながら深みのある味わいに仕上がるんです。
しかも、トースターで焼くことで椎茸の水分がほどよく飛び、マヨネーズが程よく香ばしくなります。
包丁もまな板もあまり使わず、洗い物も少なく済むのも嬉しいポイントです。
基本のレシピ:しいたけのマヨネーズ焼き
まずは一番シンプルな基本のレシピから。
材料(2人分)
- 生しいたけ:4~6枚(大きめのものなら2~3枚)
- マヨネーズ:大さじ1~2
- お好みで:塩こしょう少々、またはゆずこしょう小さじ1/2
作り方
- しいたけはさっと湿らせたキッチンペーパーで拭きます。水で洗うのは避けてください。 水で洗うと風味が落ちてしまうからです。
- 軸(石づき)を切り落とします。軸は捨てずに、細かく刻んでみそ汁や炒め物の具材に使うと無駄がありません。
- しいたけのかさの内側(ひだの部分)にマヨネーズを塗ります。全体にまんべんなく塗るのがポイントです。
- マヨネーズの上にゆずこしょうや塩こしょうをのせても◎。キユーピーの公式レシピでもゆずこしょうを合わせたアレンジが紹介されています。
- オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き、しいたけを並べます。
- 焼き時間の目安は、1000Wのトースターで5~7分程度。 マヨネーズにこんがりと焼き色がつき、しいたけがしんなりしたらできあがりです。
たったこれだけ。あっという間に一品完成です。
トースターで焼くときの3つの重要なコツ
基本のレシピだけでも十分美味しいですが、より失敗なく仕上げるために、押さえておきたいコツをまとめました。
1. しいたけは洗わずに拭く
前述したように、しいたけは水で洗わないほうが風味をキープできます。
気になる汚れは、固く絞った濡れ布巾か湿らせたキッチンペーパーで優しく拭き取ってください。
軸の根元(石づき)は硬いので、包丁でしっかり切り落としましょう。
2. マヨネーズは内側に塗る
マヨネーズはしいたけのかさの内側(ひだの部分) に塗るのが基本です。
外側(つるっとした表面)に塗ると、焼いたときにマヨネーズが垂れやすくなります。
ひだの部分に塗ることで、マヨネーズがしっかり絡み、椎茸の旨味と一体化しやすくなります。
3. 焼き時間は様子を見ながら調整する
これが一番のポイントです。
トースターの機種やワット数、しいたけの大きさや肉厚によって、最適な焼き時間は変わります。
1000Wのトースターなら5~7分が目安ですが、600Wの機種ならもう少し長めに、1200W以上の高出力機種なら短めに調整してください。
焼き始めて4分くらいしたら、一度トースターの窓から様子をチェックしましょう。
マヨネーズに焼き色がつき、しいたけ全体がしんなりと縮んでいたらOKです。
焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせるのも手です。
マヨネーズが焦げるのが心配な場合の対策
マヨネーズが焦げやすいと感じる方もいるかもしれません。
その場合は、以下の方法を試してみてください。
- トースターの上火(上からの熱)を弱める設定がある機種なら、弱めで焼く
- しいたけの上にアルミホイルを軽くかぶせる
- マヨネーズを少し薄めに塗る(厚塗りすると焦げやすいです)
また、焼く前にしいたけの表面に薄くサラダ油を塗ってからマヨネーズをのせると、焦げにくくなるという声もあります。
アレンジレシピ4選:味変で飽きずに楽しむ
基本のマヨネーズ焼きに飽きてしまったら、調味料をプラスするだけの簡単アレンジを試してみてください。
どれも基本の焼き時間(5~7分)を目安に作れます。
1. ガーリックマヨネーズ焼き
マヨネーズにおろしにんにく(小さじ1/2程度) を混ぜてから塗ります。
にんにくの風味が食欲をそそり、お酒のおつまみにぴったりです。
にんにくの量はお好みで調整してください。
2. 味噌マヨネーズ焼き
マヨネーズ大さじ1に対して味噌小さじ1をよく混ぜ合わせてから塗ります。
味噌のコクとマヨネーズのまろやかさが合わさり、ご飯が進む和風のおかずになります。
味噌の種類によって塩分が変わるので、最初は少なめにしてみてください。
3. カレーマヨネーズ焼き
マヨネーズにカレー粉(小さじ1/2程度) を混ぜて塗ります。
スパイシーな風味が加わり、白ご飯やナンと一緒に食べたくなる異国情緒あふれる味わいです。
カレー粉は香りが強いので、小さじ1/4から始めて調整するとよいでしょう。
4. マヨチーズ焼き
マヨネーズを塗った上に、ピザ用チーズを適量のせて焼きます。
チーズのとろけ具合と香ばしさが加わり、子どもから大人まで人気の一品になります。
チーズが焦げやすいので、焼き時間はやや短め(5分程度)に調整し、様子を見ながら焼いてください。
しいたけ専門店の姫野一郎商店でも、乾燥椎茸を使ったマヨチーズ焼きのレシピが紹介されています。
椎茸の選び方と下処理の基本
美味しい椎茸のマヨネーズ焼きを作るには、食材選びも大切です。
生しいたけの選び方
- かさが肉厚で、ふっくらとしているもの
- かさの裏のひだが白くてきれいなもの
- 軸が太くてしっかりしているもの(軸も活用できます)
スーパーで売っている菌床栽培のしいたけでも十分美味しく作れますが、原木栽培のしいたけはより風味が濃厚で、格別な味わいを楽しめます。
しいたけの下処理
しいたけは基本的に洗わずに拭くのが鉄則です。
どうしても気になる場合は、流水でさっと洗い、すぐにキッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ってください。
水に浸すのは厳禁です。旨味成分が流れ出てしまいます。
軸(石づき)の活用法
切り落とした軸は、石づきの硬い部分だけを切り落とし、その上の軸の部分を細かく刻むと、いろいろな料理に使えます。
- みそ汁の具材
- 卵焼きや炒め物の具
- ご飯に混ぜて炊き込みご飯風に
無駄なく使い切れるので、ぜひ活用してみてください。
よくある質問とトラブル解決
Q. しいたけは冷凍のものを使ってもいいですか?
使えます。冷凍しいたけを使う場合は、解凍せずにそのままトースターで焼いてください。
ただし、生のものより水分が多いため、焼き時間をやや長め(1~2分程度プラス)に調整する必要があります。
また、解凍したものを使う場合は、水気をしっかり拭き取ってからマヨネーズを塗ってください。
Q. トースター以外の調理器具でも作れますか?
フライパンでも作れます。
フライパンにアルミホイルを敷き、しいたけを並べて蓋をし、弱火~中火で5分程度蒸し焼きにします。
最後に蓋を取ってマヨネーズに焼き色をつけると、トースターと似た仕上がりになります。
オーブンの場合は、200℃に予熱して8~10分程度が目安です。
Q. マヨネーズが焦げてしまいました…なぜですか?
考えられる原因は以下のとおりです。
- トースターのワット数が高すぎる
- マヨネーズを厚く塗りすぎた
- 焼き時間が長すぎた
次回はマヨネーズを薄めに塗り、焼き時間を短く設定して、こまめに様子を見てみてください。
焦げた部分が気になる場合は、焦げたところだけを取り除けば、中は美味しく食べられます。
Q. しいたけの代わりに他のきのこでも作れますか?
えのきやエリンギ、まいたけなどでも同様に作れます。
ただし、しいたけほど肉厚ではないので、焼き時間はやや短め(3~5分程度)に調整してください。
特にえのきは細いので、アルミホイルで包んで焼くと火の通りが均一になります。
さいごに:椎茸のマヨネーズ焼きは究極の時短おかず
椎茸とマヨネーズとトースターがあれば、本当にあっという間においしい一品が完成します。
忙しい日の夕食にも、ちょっとしたお酒のお供にも、お弁当の副菜にも重宝するレシピです。
基本のレシピを覚えたら、ガーリックや味噌、カレー、チーズなど、いろんなアレンジを試してみてください。
焼き時間の目安は1000Wで5~7分。機種やしいたけの状態を見ながら、自分好みの焼き加減を見つけてくださいね。
レシピの情報は、公式のものや信頼できるレシピサイトの内容を参考にしていますが、トースターの機種や食材の状態によって仕上がりは変わります。
初めて作るときは、必ず様子を見ながら調整してください。

コメント