さんまを焼くとき、魚焼きグリルを使うのが一般的ですよね。でも「グリルが汚れるのがイヤ」「トースターでもおいしく焼けるのかな?」と思ったことはありませんか?
じつは、オーブントースターでもさんまは十分においしく焼けます。ポイントは「下処理」と「焼き方のコツ」を押さえること。皮はパリッと、中はふっくら。トースターならではの遠赤外線効果で、香ばしく仕上げることも可能です。
この記事では、トースターでさんまを焼くときの準備から焼き時間の目安、仕上がりのコツまでをわかりやすく解説します。
トースターでさんまを焼く前に知っておきたい下処理の基本
トースターでさんまを焼く前に、ぜひやっておきたいのが下処理です。これだけで仕上がりがぐっと変わります。
塩を振って余分な水分を拭き取る
さんまを焼く前に、両面に塩をまんべんなく振ります。塩を振ったら、そのまま10〜15分ほど置いてください。こうすることで、魚の余分な水分が出てきます。
その後、キッチンペーパーで表面の水分をしっかり拭き取ります。このひと手間が、皮をパリッと焼くための大切なポイントです。水分が残っていると、焼いたときに蒸れてしまい、皮がベタッとした食感になりやすいからです。
トースターの予熱を忘れずに
オーブントースターを使うときは、必ず予熱をしましょう。庫内がしっかり温まっていない状態でさんまを入れると、焼きムラができたり、じっくり火が入りすぎてパサつく原因になります。
予熱の目安は3〜5分程度。機種によっても違うので、取扱説明書を参考にしてください。
アルミホイルの有無でここまで変わる|さんま焼き方の2パターン
トースターでさんまを焼く方法は、大きく分けて「アルミホイルを使う方法」と「使わない方法」の2つがあります。
アルミホイルを使う方法
さんまをアルミホイルに包むか、ホイルの上に乗せて焼く方法です。
メリット
- 焦げ付きを防げる
- トースター庫内が汚れにくい
- 後片付けがとてもラク
デメリット
- 皮がパリッとしにくい(蒸気がこもるため)
- 表面の香ばしさがやや弱くなる
アルミホイルを使うと、さんまの水分が逃げにくくなるので、身はしっとりふっくら仕上がります。ただしそのぶん、皮のパリッとした食感は少し犠牲になりがちです。
こんな人に向いています
- 後片付けをなるべく簡単にしたい人
- トースターの汚れを気にする人
- ふっくら柔らかい仕上がりが好きな人
アルミホイルを使わない方法
さんまをトースターの網や天板に直接乗せて焼く方法です。
メリット
- 皮がパリッと焼ける
- 香ばしい焼き色がつく
- 余分な脂が落ちる
デメリット
- 焦げ付きやすい
- 庫内が汚れやすい
- 後片付けに手間がかかる
こんな人に向いています
- 焼き魚本来の香ばしさを楽しみたい人
- 皮のパリッとした食感を重視する人
直接焼く場合は、途中でさんまをひっくり返すときに身が崩れないよう、フライ返しを優しく使うのがコツです。また天板を使う場合は、脂が溜まるので途中でキッチンペーパーなどで拭き取るとよいでしょう。
トースターでさんまを焼く時間の目安
焼き時間は、トースターの機種やワット数によって大きく変わります。あくまで目安として、以下の時間を参考にしてください。
- 片面:約5〜8分
- 両面で合計:約10〜15分
焼き加減を見ながら、途中で上下を返すのが基本です。
トースターのワット数による調整の目安
- 1000W前後:片面5分程度が目安
- 700W〜800W:片面6〜8分程度が目安
ただし、これはあくまで参考値です。機種によって加熱ムラがあるので、最初は様子を見ながら焼くことをおすすめします。
焼き加減の見極めポイント
- 表面に焼き色がつき、皮がパリッとしてきたらひっくり返す
- 竹串を刺してみて、透明な汁が出てくれば中まで火が通ったサイン
- 骨の周りが白く変わっていればOK
よくある疑問|トースターでのさんま焼き方Q&A
Q. トースターで魚を焼くと臭いがつきませんか?
さんまを焼いたあと、しばらくトースターの庫内に臭いが残ることがあります。気になる場合は、焼き終わった後に庫内のドアを少し開けて換気をするとよいでしょう。また、庫内が冷めてから軽く拭き掃除をしておくのもおすすめです。
Q. 生焼けにならないか心配です
トースターはグリルに比べて火力が強くない場合もあるため、厚みのあるさんまは中心まで火が通りにくいことがあります。そんなときは、一度アルミホイルで包んで再加熱する「蒸し焼き」にすると、中までしっかり火が入りやすくなります。
Q. アルミホイルに乗せるとパリッとしないのはなぜ?
アルミホイルを使うと、魚の水分がホイル内にこもって蒸気が発生するためです。皮をパリッとさせたい場合は、ホイルを使わずに直接網で焼くのがおすすめです。
Q. くっつき防止にクッキングシートは使えますか?
はい。アルミホイルの代わりにクッキングシート(オーブンシート)を使う方法もあります。魚がくっつきにくく、焦げにくいのが特徴です。ただし、シートが熱風で舞い上がらないように、食品がしっかりシートを押さえる形で置くようにしましょう。
トースターでさんまを焼くときの注意点
トースターで魚を焼くときは、いくつか気をつけたいポイントがあります。
油はねや焦げ付きに注意
さんまには脂がのっているので、焼いているうちに油がはねることがあります。庫内やヒーター部分に油が付着すると、発煙や故障の原因になることも。定期的に庫内を清掃し、焦げ付きがひどい場合はアルミホイルやトレーを使うなどして対策しましょう。
トースターのサイズを確認する
さんまのサイズに対してトースターの庫内が小さすぎると、魚がヒーターに近づきすぎて焦げやすくなります。特に頭や尾の部分が焦げやすいので、必要に応じてアルミホイルで覆うなどして調整してください。
焼き時間は機種によって変わる
同じ「オーブントースター」でも、ワット数やヒーターの形状によって焼き上がりは大きく異なります。この記事で紹介した時間はあくまで目安です。必ず焼き加減をこまめにチェックしながら調整してください。
まとめ|トースターでもさんまはおいしく焼ける
トースターでさんまを焼く方法は、アルミホイルを使うか使わないかで仕上がりや手間が変わります。
- パリッと香ばしく仕上げたい → アルミホイルを使わずに直接焼く
- ふっくらやわらかく、後片付けもラクにしたい → アルミホイルを使う
どちらの方法を選ぶにしても、下処理でしっかり水分を拭き取り、予熱を忘れずに行うことが大切です。焼き時間は機種によって違うので、必ず様子を見ながら加減してください。
トースターは魚焼きグリルに比べて手軽に使える調理器具です。コツを押さえれば、さんまもおいしく焼き上がります。ぜひこの機会に、トースターでのさんま焼きにチャレンジしてみてください。

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