「あれ、うちのケトルって対象なのかな?」
ティファールの電気ケトルを使っている方なら、ニュースやSNSで「電源プレート無償交換」の文字を見かけて、一度はそう思ったかもしれません。普段なんとなく使っているけど、品番なんて気にしたことないし、手続きが面倒そうで後回しにしている方も多いんじゃないでしょうか。
でも大丈夫です。この記事を読み終わる頃には、今あなたが持っているケトルが交換対象かどうか、そしてどう動けばいいのかがスッキリわかります。
なぜ今ティファールが電源プレートを無償交換しているのか
ことの発端は2023年10月。ティファールを販売するグループセブ ジャパンが、電気ケトルの電源プレートに関するリコールを発表しました。
問題になったのは、電源プレート内部の接続端子付近から発煙・発火する恐れがあるというもの。実際に国内で複数件の事故が報告されています。幸い人的被害は確認されていませんが、使い続けるのはやはり怖いですよね。
対象になっているのは、2013年3月から2018年9月までに製造された特定モデルの電気ケトル。かなり長期間にわたって販売されていたので、「うちのケトル、そういえば結構前に買ったかも」という方は要チェックです。
あなたのティファールケトルは対象?確認すべき品番とロット番号
じゃあ、具体的にどこを見ればいいのか。これが一番気になるところですよね。
まず、対象となる製品は以下の2シリーズです。
■ 対象シリーズ
- ビタントニオ シリーズ
- コントロール シリーズ(アプレシア、ジャスティンなど)
型番でいうと「VE」で始まるものが該当します。たとえば「VE-10」「VE-17」といった具合ですね。
ただ、同じシリーズでも製造時期によって対象外の場合があります。ここで必要なのが製造ロット番号です。
ケトル本体の底面にある定格ラベルをひっくり返して見てください。「YYYYMMDD」または「YYYY-MM-DD」という8桁の数字が刻印されています。これが製造年月日です。
この日付が2013年3月1日から2018年9月30日の間に入っていれば、無償交換の対象になります。
「ラベルが剥がれて読めない…」という方も、製品の外観などから総合的に判断してもらえるケースがあるので、諦めずにメーカーへ問い合わせてみてください。
電源プレート無償交換の申請から完了までの流れ
対象だとわかったら、さっそく手続きに進みましょう。思ったより簡単なので安心してください。
1. 専用フォームから申請する
グループセブ ジャパンの公式サイトに「電源プレート無償交換」の特設ページがあります。そこにある専用フォームに必要事項を入力します。
必要な情報は以下のとおりです。
- 製品の型番(VE-10など)
- 製造ロット番号(底面ラベルの日付)
- 購入時期(だいたいでOK)
- 申込者の住所・氏名・電話番号
住所と名前を入れるだけで、新しい電源プレートを自宅まで送ってくれます。費用はもちろん無料です。
2. 新しい電源プレートが届くのを待つ
申請が完了すると、順次新しい電源プレートが発送されます。公式には「準備が整い次第、順次発送」とアナウンスされていますが、実際の声としては申請から1〜2ヶ月程度で届いたという報告が多いようです。
なお、申し込み後に「申込受付のお知らせ」がメールで届きますが、発送時の通知は特にないケースがほとんど。気長に待ちましょう。
3. 届いたら古いプレートを返送する
新しい電源プレートが届くとき、箱の中には返送用の着払い伝票が同梱されています。届いた箱をそのまま使って、古い電源プレートを入れて送り返すだけ。
伝票は最初から宛先が印刷されているので、面倒な書き込みは一切不要です。クロネコヤマトの営業所に持ち込むか、配達員に手渡せば完了です。
ここで一つ注意点。ケトル本体を返送する必要はありません。あくまで交換するのは「電源プレート」だけ。本体はずっと手元に置いたままでOKです。
交換品が届くまでに気をつけたいこと
申請してから新しいプレートが届くまで、しばらくタイムラグがあります。その間、ケトルをどう使うかは正直悩ましいところですよね。
メーカーとしては「対象製品の使用を中止してください」とアナウンスしています。発火のリスクを考えると、やはり素直に従うのが無難です。
どうしてもお湯を沸かす必要があるなら、この機会に別のケトルを検討するのも手。最近はティファール アプレシア アジアやティファール ジャスティン プラスといった最新モデルも出ていて、以前より静かだったり注ぎやすくなっていたりと進化しています。交換が終わったらサブ機として使い分けるのもアリですね。
こんなときどうする?申請に関するよくある疑問
実際に手続きをした人の声を見ると、いくつか共通した疑問が浮かび上がってきます。
Q. 申請完了メールが届かないんだけど
申し込み直後に自動返信メールが届く仕様ですが、迷惑メールフォルダに振り分けられているケースがよくあります。まずはそちらを確認してみてください。もし見当たらなければ、グループセブ ジャパンのお客様相談室に電話で確認するのが確実です。
Q. プレゼントした製品なんだけど、相手に迷惑をかけたくない
自分が贈った相手に「実はリコール対象だった」と伝えるのは気が引けますよね。この場合、まずは型番と製造ロットを確認してもらい、対象ならあなたが代わりに申請することも可能です。届いた電源プレートを相手に渡して、古いプレートだけ返送すればOK。送り先を相手の住所にすることもできるので、柔軟に対応しましょう。
Q. もうだいぶ古いモデルなんだけど、本当に交換してもらえるの
2013年製であっても、対象期間内なら問題なく交換対象です。製造から年数が経っていても関係ありません。むしろ古い製品ほど内部の劣化が進んでいる可能性があるので、早めの交換をおすすめします。
まずは底面ラベルの確認から始めよう
ここまで読んで「面倒くさそう」と思った方も、最初の一歩は本当に簡単です。
キッチンに行って、ティファールの電気ケトルをひっくり返す。底面のラベルに書かれた日付を見る。もし2013年3月から2018年9月の間だったら、そのまま公式サイトへアクセスして申請するだけ。
たったこれだけの手間で、発火のリスクをゼロにできるんです。ティファールの電気ケトル電源プレート無償交換は、対象製品を持っている方にとっては「知らなかった」では済まされない重要なリコールです。
まだ確認していない方は、ぜひ今このタイミングでチェックしてみてくださいね。

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